ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

レトロ

ホテルニューアカオに潜入

2021年に休業したホテルニューアカオが2023年夏に再開するというニュースが目に入りとても喜ばしい気持ちになった。 閉業が決まりATAMI ART GRANTというアート展示を見に行った際、建物の壮大さと豪華さに心打たれ営業再開したら必ず宿泊しに行くと決めてい…

アルサロ ふうりゅうに潜入

昭和の贅を尽くしたゴージャスな世界観が好きだ。煌めくシャンデリア、深い色味の絨毯、飴色の光に照らされてどこかノスタルジックな気持ちになる空間に身を溶かして生きる糧を得ている。 キャバレーというものは行ったことがなかった。男性の行くお店という…

サンハトヤに潜入

伊東に行くならハトヤ、ハトヤに決めたのあのメロディが思い出されたらハトヤホテルに泊まりに行く時期だと思います。 今年の5月にハトヤホテルに宿泊し、とても良かったので姉妹店のサンハトヤも泊まりに行きたいと思っていたので伊東に再訪しました。 ハト…

赤いくつ 507号室に潜入

例えば1部屋自由にデザインしてときめく夜となるようラブホテルを作ってくださいと言われたらあなたはどんな部屋をつくりますか? 丸いベッド?レースのカーテン、淫靡なのかラグジュアリーなのか、色んな部屋ができると思います。その中で階段を上がりベッ…

赤いくつ 501号室に潜入

噂には見聞きしていたが実際にそれを見るのは初めてでそのときの気分の高揚はなかなかに言い表せない。 ホテル赤いくつ、501号室の2ベッド。部屋の定員は4名。特別室という名にふさわしい特別な空間である。 赤いくつ (アカイクツ)|宮城県 大崎市|ハッピー…

ファンタジア 16号室宇宙の恋に潜入

昭和ラブホのお部屋のテーマは様々あり、馬車やお城のような外観でお姫様気分にさせてくれる場所、回るベッドで非日常エンターテイメントを味わえる場所など様々あるのがおもしろい。 熱海のファンタジアは個性豊かなテーマのお部屋があり全部屋制覇したくな…

プラザホテル25号室に潜入

利便性から北千住に行くことがしばしばあるのだが、飲み屋が立ち並ぶ割にはラブホテルが少ない街だと思っている。 先日久しぶりに高校の同級生と飲みに行く機会があり、仕事帰りの病院の匂いとか持って行きたくないなという気持ちからラブホに寄ってひとっ風…

ハトヤホテルに潜入〜後編〜

ハトヤホテル宿泊記後編です。 前編はこちらから↓ ハトヤホテルに潜入〜前編〜 - ここから先は私のペースで失礼いたします 日が暮れ始め色の移ろいをじっと見つめていると夕食の時間。 シアター会場へ向かいます。 席に案内されるともう大体の食事は用意して…

ハトヤホテルに潜入〜前編〜

伊東に行くならハトヤ、ハトヤに決めたという歌は昭和生れの関東民には聞き慣れたものだと思う。あのCMを見て育った私はハトヤホテルに行ってみたいと子ども心に思ったが、我が家の旅行と言えば『ペンション、民宿、登山』だったので一度も連れて行ってもら…

ファンタジア 大奥に潜入

昭和ラブホテルに求めるものはきっと人それぞれだとは思うけど私は『世界観』というものを求めている。 熱海にあるファンタジアというラブホは世界観が作り込まれていてどのお部屋も見応えがある。乙女心が震えるロマンチックな城だと思っている。 ホテル フ…

ホテルプレジデント202号室に潜入

訪室して第一声が「スリッパ遠っ」だった。 こういうところが昭和ラブホのおもしろいところだと思っている。 ここは長野県にあるホテルプレジデント202号室。 ちょっとレトロなアーケードを抜けてラブホテルがあるとは思えない街並を歩き進めると現れるプレ…

ホテル千扇ペアフォト撮影会してきました

先日大阪京橋にあるホテル千扇にて開催されたサロン・ド・千扇のあと、ウェディングドレスを着て館内で撮影していたときのことだった。 「もしかしてホテル千扇ってロケーションフォト、フォトウェディングにも向くのではないか?」と思った。 赤い絨毯、白…

さよならルビノ京都堀川

世の中には星の数ほど煌めくホテルがあって、静かに消えゆく運命ならその煌めきを知らないほうが良かったかもしれないと思うことすらある。 ホテルルビノ京都堀川。3/31を持って閉館されるとのことで見ておきたい煌めきだなと思って慌てて訪問してきた。 営…

ホテル富貴102号室に潜入

この舟に乗ってどこかに導かれてみたい気もする。いや、このままラブホという沼に舟ごと沈んでもいい。少し馬鹿な空想もこの舟なら許してくれるだろう。 ここはホテル富貴102号室「舟」の部屋である。 http://www.hotelfuki.jp/index.html テレビ出演もした…

きんせ旅館に宿泊

京都の街並みはどこも趣があり駅を降りた瞬間に京都に来たんだなという喜びで胸がいっぱいになる。 京都駅から少し離れた場所にきんせ旅館という元揚屋の建築物がある。 きんせ旅館 (@kinseryokan) / Twitter 京都駅からタクシーで向かう途中運転手さんが「…

ホテル富貴405号室に潜入

大阪京橋駅から少し歩くときらびやかなネオンの中にきらびやかな昭和旅行ができるホテルがある。 ホテル富貴は何度か訪問しているが来るたびに「はぁ」と歓喜のため息が出る場所だ。 ホテル富貴 今回の訪問は405号室。 前回訪問した406号室の隣である。 ホテ…

スカイラーク15号室に潜入

空が大きく広がるだけの世界にぽつんと小さなお城があった。 城の名はスカイラーク、北海道にあるラブホテルである。 全6室の小さなホテル。道中は街灯もない緩やかな道がひたすら続き他に走る車もなかったので本当にここにホテルがあるのかと不安になった。…

ホテル Q&P 208号室に潜入

大きな声では言えないが、独り占めしたい遊び場というのがある。誰の目にも触れずに気の済むまで遊びたい。大人なのでその願望を忘れたふりして生きていけるけど大人だからこそたまには羽目を外したほうがいい。メリーゴーランドに乗ってしばらくはしゃいで…

ホテルプリンセス(焼津) 18号室に潜入

海沿いの静かな国道を車で走り抜けると白いお城のようなホテルがある。 プリンセスという名のホテルは何件かあるが、今回の訪問は静岡県焼津市のホテルプリンセスです。 プリンセス 個性的なお部屋が揃うこのホテルでどの部屋に入るか決めるのはけっこう悩ん…

千里阪急ホテルに潜入

関西方面には憧れの地というのがいくつかあって、なかなか消化できないうちにいくつもの行きたい場所が増えていく魅惑の地域である。 1970年、大阪万博開催に合わせて開業した千里阪急ホテルも2025年に閉業予定とあり、ここ数年絶対行きたいと夢に見てきた。…

ホテル千扇105号室に潜入

ホテル富貴の近くにこれまた昭和の雰囲気を色濃く残したホテル千扇という場所がある。 ホテル千扇 営業日は土曜日の13時~18時。時間が合わずなかなか訪問できずにいたが今回の大阪アタックで時間がとれたので訪問した。 招き猫に招かれて赤い絨毯の階段に惚…

ホテル富貴406 英国に潜入

人世のうちでどうしても1度は見ておきたいという特別な想いを寄せている場所はいくつかあり、大阪にあるホテル富貴の406号室 英国 はその1つであった。 ホテル富貴 今回訪問するとたまたま406がもう少しで清掃が終わるとのことで運よく入室することができ感…

ホテルプリンセス(焼津) 23号室に潜入

もしもドラムが叩けたら 思いのすべてを歌にして 君に伝えることだろう とは言わないな。ドラムだもん。激しく大胆に。ピアノが弾けたら歌にするかもしれないけどドラムを叩く力強さで強引に唇を奪ってほしい。 急に何をいいだしたのかなと不振がられるのも…

ホテル港 エマニエルに潜入

昭和のおうちでしばしば見かけた籐の家具。タンスや椅子、ついたて。しなやかな曲線と優しい色味、木材とは違う不思議な家具に惹かれるものがあった。 なのでこの部屋にはどうしてもいつか行ってみたかった。籐のベッドのあるホテル港へ。 訪問すると在室で…

ホテル ザ・ウェーブ 408号室に潜入

生きていれば憧れのひとつやふたつあって、乙女心が大きく育った私としては『猫足のバスタブ』に非常に強い憧れがあったのです。 だから本物を目の当たりにしたとき喜びやらうれしさやら、言葉で表すのには難しいものが心の奥底から込み上げてきました。 見…

ホテルロマンス5号室に潜入

ロマンスの神様がいるとしたらきっとここに立ち寄ってふっと息をかけていったろう、そんなホテルロマンス。 ひっそりとした外観だが営業している。 5号室に入ってみることにした。というのは調べてもほとんど情報がなくお目当ての部屋もなにもない、開拓とい…

サンエイト807号室に潜入

どんな男の「愛してる」の言葉もこの船の前で薄っぺらいものになってしまう。この昭和の煌めきに魅せられたら私の人生で愛の言葉がさほど意味のないものになってしまった。つくづくそう思わされる場所がある。 何が起きても気をしっかり持ってね、と意気込ん…

サンエイト826号室に潜入

黄金色の稲穂がそよそよと揺れる田園地帯の真ん中にぽつりとお城のような建物がある。 ここは岐阜県安八町、ホテルサンエイト。 ガレージタイプのお部屋で駐車場を抜け2階へ進む。 けっこう急な階段だ。 赤い扉を恐る恐る開けてみると ピンク色のスリッパが…

ビュー浅間202号室に潜入

昭和ラブホ巡りのおもしろいところは「こんな場所にこんな秘宝のようなお部屋が!」と度肝を抜かれるところだと思う。 ビュー浅間もそんなホテルである。訪室して風呂上がりにビールで喉を潤すような「ぁあ~っっ」という声が出るとか出ないとか。それは訪問…

ホテルファンタジア12号室に潜入

美しい貝殻のベッドで人魚姫のように眠りたい、そんな乙女心を叶えてくれるホテル、名をファンタジアという。 熱海駅と湯河原駅の間の海沿いの国道を行くと真白いお城のような外観の建物が見えてくる。 人魚姫のお部屋は12号室。 乙女心をくすぐると聞いてや…