ねね(姉)です。
連日吉見百穴のことばかりで恐縮ですが、
ねねが廃墟公園だと思って写真1枚しか撮らず通り過ぎたこちらは、実は岩窟ホテルという、岩窟を掘って作ったホテル。
現在は建物として危険なので立ち入りは出来ないそうですが、
高橋峰吉という1人の男が、岩窟を掘って掘って、何十年。
夢のホテルを作るつもりだったよう。
ちゃんと中も人が滞在できるよう作り込まれているらしいです。
ねねも詳しいことは分からないけど不気味な廃墟であることには間違いありません。
中の様子は↑このサイトでちらっと見ましたが、不気味極まりない。
吉見百穴といい、岩窟ホテルといい、埼玉では有名な心霊スポットだということを、行った後に知りました。
予習足りずに、復習して、知らんでええことを知るねね。
何だか…怖いなぁ...
尾骨がすぅっとするよ。
ゾッとするよ。
いや、全く持ってして霊感みたいなものは持ち合わせておらず、霊的な何かを見たことも感じたこともありません。
吉見百穴に行ったって不気味だな位しか思わないから
楽しく観光して
自由気ままに写真撮って楽しんでたんですよ。
それが一変。
恐怖に包まれます。
こんなときのためにさかもツインはツインやないか!
めめ(妹)がいるやないか。
チャス
めめにねねんちパトロールしてもろうたらええねん。
(二日連続で布団を洗って干していたけどアイツ、おねしょでもしてしもうたのかな)
※さかもツイン耳より情報
ねねの家の向かいの部屋はめめの家なのでお互い行き来できる。
個人のプライバシーとテリトリーは保ち、つかず離れずの生活
そんな折、めめがでっかいスーツケースを引っさげて外を歩いていたので、もしかしたらめめはいないのかも知れない。
どこか出かけてるのかもしれない!
気配ないし。
あれー、どこさ行ったんけ?めめは。
空の家から悪臭がしたら嫌なのでめめの家は開けずに、1人でやり過ごすことを決意。
だから無性に大きな物音や、暗闇が怖いんですね。
鏡とか何か写ったらやだから、使わない時は伏せることにしました。
伏せています。
実際問題怪奇現象も無いし、吉見百穴に行ってから何だか調子もいいし。
何の問題もない。
問題なのは、怖いという気持ちが付きまとうこと。
心霊現象が怖くて怯えているけど、じゃぁ、1人じゃ無ければ怖くないわけか、となる。
1人でこの先何年もいるのか、
相方が見つからないことが怖い。
アラサーティ⑸が怖い。
独身でいるアラサーティ⑸が怖い。
トントン拍子に恐怖が募ります。
で、今日も薄暗い誰もいない部屋に帰ってきて、違和感。
あれ。
何?
あれ…
あっ。
え、
うそ。
まじで。。
ねねが見たものとは!
シンクに洗ってない食器
でした。
ねねはご飯を食べたら食器はすぐに洗うようにしていて、朝の忙しい時でも洗ってから出かけるのですが、
今朝はすっかり忘れていたらしいです。
この1年でこんなこと初めてだー。
ねねはついにぼけ始めた。
こわい。
こっちの方がこわい。
見えない心霊現象より、ぼけ始めたことがこわい。
泣く泣くハイターをシュッシュしきれいに片付けました。(今朝食は牛スジカレーで、スパイス臭がすごかった)
そういえば昔、看護学校の校長(市民病院の総婦長まで上り詰めたベテランナース)に、興味本位で
「心霊体験みたいな、怖い出来事はありましたか」
と聞いたら
「何言ってんの?ばかね。生きてる人間が一番怖いわよ!」と言われたことがあります。
多分急変したり思わぬことをしでかしたり。。
ふとそんな事を思い出しましたよ、ねねは。
そんな見えないものを見ようとするより、見なきゃいけないものまじまじと見よう。
ボケ予防のため平家物語でも音読することにしましょう。
今日のまとめ
- 岩窟ホテルは常軌を逸脱した奇妙なホテル
- 吉見百穴や、岩窟ホテルといった心霊スポットより、己の中にある現実のほうが怖かった
兄に危害を加える妹(おいっことめいっこ)
容赦ない幼児のケンカも怖いもんだわ、と怖いの基準を生身の人間に転換して、暗闇を克服するねねでした。