今度は採石場跡地を巡ります。
ティータイム
後編早速ですがここでティータイム♡
ガイドさんのリュックの中にお茶とクッキーが入っていたようで、手際よく配られます。
水出しの冷茶が、ペットボトルのお茶には出せないいい味わいです。
落石崩壊地区は立ち入らないよう説明され、他の所は自由に歩いたり、写真をとって過ごします。
身長より全然高い岩壁
ぶら下がったり
覗いて見たり
佇んでみたり
ミソが多い層と、少ない層を見比べたりしました。
トロッコの出口
採石場から取った石を外に運び出すために、トロッコを利用していたようで、トロッコの出口は今は薄気味悪いほら穴として佇んでいます。
暗くて一寸先は闇状態。
ヒンヤリとした空気が流れてきます。
残された注意書きが余計怖い。
これがトロッコのレールで
これがトロッコ
レールの最終地点。
地底湖クルージング
ここで一度バスに戻り、防寒支度をして目玉の地底湖クルージングへ。
採石場地下は年間を通して5~10℃。
ねねは真冬のフリース、ウィンドブレーカーを着ました。
手荷物は落としてしまうと暗すぎて探せないので、ウェストポーチやポケットにしまうかバスの中に置いていくのがいいでしょう。
OLのランチみたいな、トートバッグも持たない方がいいです。
とにかく手ぶらで行きましょう!
地下への入口で、ヘルメットとライフジャケットを着ます。
立入り危険区域なので施錠されています。
ライトで照らられれば見えますが、他は真っ暗で何も見えません。
フラッシュをたくとこんなん。
ガイドさんの白いつなぎが目立ちます。
真っ暗だった地下に灯りがともった瞬間
言い表せないほどの感動が押し寄せてきました。
美しい。
仄かな灯りと水面。
暗闇からの光。
あんまりにも異世界で、見たことのない景色。
びっくりしすぎて、プロポーズされたのかと思った。(されてないし、された事もないが。)
それくらい驚きと感動が強かったです。
ここからラフティングボートに乗って、地底湖を巡ります。
ガイドさんの灯りがたより。
天井が低いところがあるのでメットは必需品です。
この地底湖は採石時に出た石の粉で湖の透明度はほぼないです。
気温が低いので、無臭。
生物も住んでいないらしい。
採石場としての役目を終え、長年をかけて地下に雨水や地下水が溜まりこのようになったのだとか。
ボートを降りて、少し歩きます。
エコー写真ではありません。
もやです。
天井が開いていて光がさすところ。
巨大なぽかんとした空間、地下何十mあるのだろう。
狭い空間
ここは旧日本軍の軍需工場として使う計画だったが終戦となり何も無い空間。
不気味でした。
湿度99%の空間で天井には水滴がキラキラしてきれいでした。
大谷石の壁にはふわふわした結晶があり触らせてもらいます。
地底湖と地下空間を間近に感じ、
地上へもどります。
幻想的なもや
最後は
集合写真を撮って備品を返してまたマイクロバスに乗ります。
地下は完全なる防寒のおかげでねねは寒くなかったです。
やや興奮気味に歩き回るので、寒さを感じなかったのかも。
フリースがあれば大丈夫かもしれません。
手袋はいりません。
手がかじかむほどの寒さは感じませんでした。
半日、あっという間に、次から次に感動がおしよせ刺激的でした。
帰りのバス
こういった採石場跡地はどんどん廃れていく。
石工さんたちのいた時代の面影も人目に触れることなくひっそりと時だけが流れている。
こんな素敵な場所なのにね。
えにしトラベルさんでは地権者さんと交渉し、安全に観光できるか調査し、コースを整えこのようなツアーを開催している。
人が入ることでこの土地が廃れないようにも努めている、と伺いました。
ねねは感動しましたよ、ここでも。
プロフェッショナル仕事の流儀をみた気がしました。
このツアーが開催されるまでにどれだけの努力があっただろう。
石工さんのロマンも、えにしトラベルさんのロマンも、目頭が熱くなる思いで感じながらまたロマンチック村に戻ってきました。
ここでツアーは終了です。
遠足が終わるような、寂しい現実に戻る時間。
ガイドさんも他のお客さんもみんな初対面だけど、なんとなく団結して巡った時間は、まさに大人の遠足でした。
懐かしい気持ちで手を振り、宇都宮西口へ帰ります。
帰りは餃子の街宇都宮で餃子をしこたま食べ、大満足でした。
OHYA UNDERGROUND地底湖クルージングツアーまとめ
- 大谷石採石場に明治大正のロマンを感じる
- 採石場のスケールの大きさ、石工さんの技術力に感動する
- 採石場地底には見たことのない世界が広がっていた
- 大谷でしかできないことだと思っている
- 栃木ってすごい。隠し玉もってる!
- また行きたい
- 他にも食事付きのツアーがあるらしいので、予約していこうと思う
- 暗闇の中での光は尊い
以上興奮冷めやらぬねねでした。
機会があれば読んでくださった方もぜひ足を運んでみてください!!
想像以上の世界がそこに。