土用丑の日、昼間に鰻を食べ元気でるかなと思ったら別にそうでも無く帰りの電車で唸りながら寝ていたねね(姉)です。
先日、さかもツインの甥氏の誕生日で、ねね
はトイザラスに連れていきおもちゃを買ってあげることにしました。
こちらの甥氏です。
子どもにとっておもちゃ屋に連れていってもらうのは強烈なインパクトがあり、ねねも昔おじさんに何でも欲しいもの買ってあげると言われた時のあの高揚感は今でも覚えています。
甥氏(7歳)にもそういう思いさせてあげたかったんですね。
学童終わりに迎えに行きそのままトイザラスに行くことにしました。
独身アラサーティ(5)、学童なんて無縁の地。
お迎えもひやひやです。
31歳という年齢であれば、母親であってもおかしくないけど、独身子なし。
母親感なんて出るわけもなく、まぁウキます。
小学校の校庭に犬が出るレベルで何なのアイツ感は出ちゃいます。
アウェー、同じ年頃の女性なのにアウェー。
下手したら人さらいだって不審者扱いされかねない、と不安を抱え迎えに行くとほかの保護者はおらず、
「甥氏の迎えに来ました」と学童の先生に言うと、
「ねねさんですね、ちょっと待ってくださいね」
とスムーズな対応。
夏休みの昼間の学童の混み方は凄まじいもので、乗車率80%の電車のように子どもたちがわさわさいて、うわっと思いました。
世の中の働くお母さんの多さ、そして大変さ。。
すごいな、同世代のお母さんたちは。と尊敬します。
たくさんの子どもの中から、甥氏がねねを発見、するが、特別喜ぶわけでもなく、ぼんやりもたもた用意してるのでしばらく待ちます。
帰り際「似てますね」と学童の先生にぷすりと笑われ、似てることが一族の証、不審者じゃないよ、アピールができてほっとしました。
ぼんやりした甥氏を車に乗せて、トイザラスへ。
トミカで遊ぶ小1。
「おもしろいものがいっぱいで困るからつまらないおもちゃ作ってよ」とテンション上がりすぎて困惑しています。
どうやらジュウオウジャーという戦隊モノが好きなようで、そこから離れない。
そして、組立式のロボットで遊び始め、こちらは無の境地でボーッと見守ります。
15分くらいはいただろうか。
ほかの子どもさんのおもちゃを奪い取ろうとするのでさすがにねねもキレます。
小さな子に譲れ、あんただけの物じゃない!
この件で15分のストップモーションおもちゃタイム終了。
ほんと、やれやれ、こいつ人間的に大丈夫か、とがっかりします。
「甥ちゃんがジュウオウジャーになるのがいい」
といい、何とかライトと光る拳銃みたいなのを買うことになりました。
「ママに子どもっぽい。って言われないかな」と心配していましたが、好きなもんを買ってもらえなかった執念って後々残るから。
いいんじゃない、大丈夫だよ、と買います。
甥氏ご機嫌。
帰宅し
すごい勢いで遊びます。
音の出るおもちゃなので、電池を入れるのですが、今のおもちゃは電池カバーが外れないようドライバーで止めるのね。
めんどくせー。
仕方ないから電池入れてあげます。
ガシィーーーン、ジュウオウジャー!ゴリラ!クロコダイル!ナントカ!カントカ!
うるせぇー!
延々と同じ音声を聞かされます。
ガシィーーーン!ジュウオウジャー!
うるせぇー!
耳に残る!
甥氏はご機嫌で振り回し、
「悪者いないかな」
とバリケードをつくったりとはしゃぎます。
それ、誰が片付けるのぉ。甥氏絶対片付けできないじゃん。片付けやりたくないよ。
そんなこともお構いなく、甥氏、ポーズをキメまくる。
え、え、それ、本気?
甥氏、敵と戦って勝つ気でいる?
妄想敵にしか勝てないっしょ、そのプラスチック(電池が入ってるから燃えないゴミでいいんだよね。と考えさせられるプラスチック)
そしてだっさいポーズ
どれくらいねねが引いたかといえば
- 好きな人の家に行ってトイレをかりたら便器内にうん〇がついててゾッとした
- 好きな人の私服がえげつないダサさで一緒に歩きたくなくなった
- 好きな人がヴィジュアル系っぽいのを好きで鼻歌を歌っていた
的な、あ、ぁぁ、と生理的にぐっと寒気が走るくらいの、ひきっぷり。
そりゃそれぞれ色々個性があるし。人間なんて所詮うん〇を入れるちょっと大きめな入れ物だから。的な寛大な心は持っていたいし、ねねだって、むしろダメ人間であるから人のこと評価できるようなうん〇の入れ物だからああだこうだ言えるもんじゃないけど、
トイレ掃除はしてほしいし、歳相応の服装(UNIQLOオンリーでもいいから)をしてほしいし、鼻歌はまぁ仕方ないか。
なんてささやかには思わせて。
うん〇の入れ物だけど、脳みそが存在しちゃってるから、すみません思考が伴うので、あー、ダメだわって思うこと、思わせて。
そして、許して、その思考回路。
話はそれましたが、とにかくドン引き。
そんな上っつらのポーズで敵をやっつけられるわけが無いって。
それを延々と見ているうちにどんどん具合が悪くなり、ほぼ熱中症で間違いないレベルでポカリをのんで休むのでした。
もう動けないし、遊び相手にはなれない。
「ねねちゃん、悪者やってー!」と言われて、もうこちらとしては詰んでしまったので、TVを見せて、ウキウキTVを見ている甥氏を片目に、ねねはひぃひぃと熱中症と戦うのでした。
これがアラサーティ(5)の全力。半日でダウンです。
暑い中子ども連れ回し、アンタ水飲みなと気を遣って、家に帰えれば暑い中火を使ってご飯の支度。
そりゃくたばるわ。
そして、世の中のお母さんたち、働きながら、子どもの遊び相手となり、家事をし、すごすぎる。
子どもの無茶も聞き入れ、片付けもする。
お母さんありがとう。
そして全世界のお母さんすごい!お母さん方がやってることは並大抵の事じゃない!
大変な仕事量だよ、ほんと。
子育て体験、子どもと向き合うって体力のいることだし、大変すぎるとしみじみ思うねねでした。
今日のまとめ
- トイザラスは子どもにとってユートピア
- 子どもは何時間でもいられるけどそれに付き合う大人は根性がいる
- 子どもの大人の体力を奪い取る力は無限
- 熱中症にはポカリを
- 甥氏のカッコつけポーズはダサいし、そんなんじゃ何もやっつけられない
- 世の中の子育てをしている人ってすごい 体力
- 今どきのおもちゃって、うるさい
買ってもらったものを甥氏の親に自慢げに見せた甥氏
母からの一言
「小学校1年生でジュウオウジャーはないでしょ、みんな卒業してるよ」
...!?
あ、だからジュウオウジャーおもちゃコーナーのところで甥氏よりも小さい子しかあそんでなかったんか。
頑張れ甥氏、君が大人になるのに、まだまだまだまだまだまだかかりそうだけど、たまに子育て体験で甥氏と遊ぶからね。