30歳でやっと実家を離れ独居独身婦人をしています。
30年も実家にいたのですから、人の声や生活音のない生活というのはさみしいもんだと思う反面、人目を気にせず自分の好きな物を食い好きな時間に風呂に入り寝るという気ままな生活は最高だとも思っています。
特に家族の影響を受けることなく揃えられる家具、これは選ぶ楽しみ半端なかったです。
まぁそろそろ誰か一緒に生活してくれる伴侶がいて欲しい気もしますが、現実問題厳しい。
人対人の話は、人の心を動かさなくてはいけないので、とても難しい。
クソ重いラグマット動かす方がクソ楽。
ねねはそうして出来ることだけ淡々と動かして生きているのです。
独居独身婦人生活1年半ではありますが、この家には目が6つあります。
1年前から目が6つあります。
2つはねねの目。
残り4つは、
こいつら。
金魚2匹の目です。
ちょうど1年前に家に来ました。
その頃勤め先で金魚を飼い始め、手軽さと愛嬌のある金魚に癒されたので飼ってみたいと思い、色々と調べていると
金魚坂という不思議なお店があることを発見、ここで金魚を買うことに決めました。
実際行ってみると色んな金魚がいて面白かったです。
水槽をグルグル見回し、ピンポンパールというずんぐりまるまるした金魚を買うことに。
好きな柄の金魚2匹を選び連れ帰ってきました。
連れて帰ってきたとき。
水槽がなくて麦茶ポットに入れていた(この麦茶ポットは金魚を入れたのでその後使わず捨てた)
数日後水槽を買ったので金魚に新居が構えられた。
金魚の飼い方を調べてみるとピンポンパールは改良種のためデリケートとあり、エアーポンプや水温調節できるようなヒーター(?)が入用とありました。
が、こんな小さい水槽(4ℓ容量)にゴチャゴチャとんなもんはいるわきゃねぇ。
顔が赤いのは原ちゃん(原宿)
水玉の斑点があるのはとよちゃん(豊田)
とどうでもいい名前をつけます。
オスかメスか分からないから。
未だにわからないから、苗字的な名前がちょうど良かったです。
エサは1日1回。
水の取り換えは週2回。
特に声をかけることもなく、たまに眺める存在です。
猫とか犬とかみたいに触れない。なぜなぜ出来ないため、かわいいかわいいと溺愛する事はありませんが、自慢の金魚です。
さすがに冬場は寒かったらしく、背びれをたたみ、よく浮きがちになる原ちゃん。
病気か?と心配し、水温が分かるよう
温度計は買いました。
15℃以下だと活気がない。冬眠してたのかも知れないです。
冬場は餌やりを控え見守り、春になったら背びれを広げとても元気になりました。
この時は心底ホッとしました。
暖かくなってから、ねねはルーチンとして朝起きて自分のご飯を済ませ歯磨きしながら金魚に餌をあげるようになりました。
なので、金魚はねねが起き上がると(ベッドと水槽が向かい合うように配置されているのでお互いの動きがもろ分かり)
餌くれ餌くれと水面でバシャバシャやります。
分かるんですね、ご飯のタイミング。
休みの日に昼過ぎまで寝て餌をあげないと、ちょっと寝返りをうったり動きが見えるだけで金魚がバシャバシャやるのが笑えます。
NHKのTVで金魚は人の顔が分かる、と言っていたので、友人K江が来た時に、水槽の前で金魚を覗いてもらったら、K江に餌くれと寄ってきて、ねねが覗いた時は寄ってこなかったので、うちの金魚達は顔認識出来ないのかはたまたねねに興味がないんだと切なくなりました。
地震が来たり、雷がなったり、心細くて不安な時に金魚を見ると自分のペースで過ごしているので、なんて言うんでしょうね、私とあなたは他人だからあなたの事は関係ない、自立してしっかりしなさいよ、と言われているような気すらして、より一層たくましく生きる所存でございます。
そんなツンデレ金魚。
ピンクい餌をあげてるのでピンクい排泄物をする金魚。
最近食欲旺盛で水草を食い散らかしボロボロにしちゃう金魚
水槽が生臭い金魚
予期せぬ動きをするので見ていておもしろい金魚
まるまるしててかわいい金魚
呼んでも来ない金魚
上から眺めるとバシュッと逃げる金魚
いまだにどう可愛がっていいかわからないけど、これからもどうぞよろしく。
金魚と暮らして1年のまとめ
- 水を取替えた回数:数え切れない
- 餌をあげた回数:数え切れない
- 生臭いなと思った回数:数え切れない
- 水中を泳ぐ姿が癒しと思った回数:数え切れない
- 水草を買い換えた回数:4回
- 排水口に流しかけてしまった回数:とよちゃん1回原ちゃん0回
- 金魚が排泄物を食べるのを見た回数:結構いっぱい
- 金魚が、もう片方の金魚のケツについた排泄物を直食いしたのを、目撃した回数:2回
- うわっと思った回数:2回
- 1年間の餌代:400円くらい(安いっ♡)
以上、ねねのタフで意外と手軽に飼える金魚との同居生活まとめでした。