31歳グランドフィナーレです。
明日からは32歳。
そんなK江を心から祝いたい。
誕生日プレゼントはどうしようか…。
この歳になると、欲しいものには独自のこだわりを見せ、大概のものは自分で買って入用なものは持っているのです。
おじいちゃんおばあちゃんに何が欲しい?と聞いても「何にもいらないよ、もういっぱい持ってるから。」と言われてしまうのと一緒。
ミニマリスト、という概念も流行りつつあり、物の価値が低くなって来たのかも知れません。
なんでもいつでも買える時代だからこそ、お金で買えないものに価値があるとも思います。
なので、K江にはフォトブックをプレゼントすることにしました。
どこかに遠出することになれば、相棒のOLYMPUSペンを首に引っさげ、ことある事に写真を撮ります。
数年前にそれまで使っていたコンデジが壊れ、思い切ってミラーレス一眼にしたら手ブレが少なくなり写真がくっきり撮れるようになってから写真が楽しくなりました。
1日200~300枚ほど、景色やK江、はたまたねね自身も撮ってもらいます。
どんな時でもカシャっとシャッターをきったり、「そこで、ポーズ!!」と鬼監督のように指示だしするので、ウザがられることもありますが、
本人すら無意識のうちに仮面ライダー変身ポーズをとってたりするので、切り取られた天然の一瞬がおかしくてしかたありません。
こちらも無心でシャッターを切るのみです。
帰り道にスマホに読込、ラインアルバムで共有して見ながら笑いあうのはなかなかいいものです。
訳の分からない顔や動き。
日常からかけ離れた表情。
1枚1枚にその時が刻まれています。
歳を重ねるにつれ、いつどこに行ったか忘れてしまいがちなので、記録としても価値のあるものです。
古い写真を眺めて、あの時こんな服着てたんだ、とか若かったねーとか、何で盛り上がったかとか話すの、ばばぁは大好きなんです。
誕生日という節目なので、2016年の思い出をプリントアウトしたら厳選しても軽く100枚はいきました。
これをバッと広げてアルバムにとじていきます。
そして過去のラインのやり取りからいつどこに行ったかを記載し、その時笑いあったネタなんかも仕込んでしてフォトブックにします。
もう挟み込む余裕が無いから背表紙にまで写真。
思い出がぎゅうぎゅう。
結構労力を使うので頻回に作れるものではありませんが、
渡してこうして見入ってくれて笑わせたら、ねねのフォトブックプレゼント作戦は大成功なのです。
今週のお題「プレゼントしたい本」
それはどんな為になる本よりも、その人自身の思い出が詰まったフォトブックです。
日々はかけがえのないページですから。
記録して大事にとっておきましょう。
今日のまとめ
- フォトブックは作る手間がかかるけど、1枚1枚めくったときの幸せそうなK江の顔を見たら作ってよかったな、と思う
- 写真を沢山撮る意味、それは忘れたくない思い出の記録
- 無意識の一瞬は図らずともおもしろい
帰り際、K江の自転車置き場の定位置に
普通にバカヤローって書いてあって、でも本人全然気にしてなくて
ママチャリなのにめちゃくちゃサドル高くても本人全然気にしてなくて
ハピネスチャージ!と叫んで階段を下り、
またハピネスチャージと叫んでいたら、
1m先にゴキブリが来たので帰りました。
グランドフィナーレ、ここまでネタを仕込んでくるK江が持ってるモノに心底ゾッとしたねねでした。