京都が大好きな埼玉県民のねね(姉)です。
年に数回は観光で京都に行くので行きつけの喫茶店は関東より京都の方が多いです。
秋の特別拝観や紅葉など京都が盛り上がる時期になりましたので、京都らしい雰囲気のいい喫茶店を挙げていきましょう。
六曜社
こちらは三条駅と四条駅の間くらいにあり、八坂神社や祇園も徒歩圏内の河原町にひっそりとあります。
- ジャンル:喫茶店
- 住所: 京都市中京区河原町三条下ル大黒町36
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- (写真提供:どろっこ)
地下への階段を下り入るとコーヒー豆の独特の香り、飴茶色の空間、手際のいいマスターに迎えられます。
食通の雑誌dancyuにも載ったことがあり、とにかくコーヒーがおいしい、香りだかい。
お手製のドーナッツも提供前にトースターで炙ってくれるので外カリカリで幸福度が高いです。
ねねはここのコーヒーが日本で一番美味しいと思っていて、京都に行く時は絶対六曜社に寄りコーヒーを飲みます。
豆を買うことも出来るのでおみやげに買って帰ります。
八坂神社や知恩院をふらっと歩いて観光して歩き疲れてここのコーヒーを飲む時、頭に星が回るほどずばんっと旨みを感じます。
ラ ヴァチュール
(La Voiture)
2軒目はタルトタタンが有名なお店。
平安神宮の近くにあります。
バス停や最寄り駅からちょっと歩くのでGoogleMAPに案内してもらいましょう。
現在松永ユリさんというおばあさんのお味をお孫さんが引き継いでいます。
ユリさんは2014年95歳で他界されましたがそれまでお店にユリさんの特等席がありそこで新聞を読んでいた姿が印象的でした。
タルトタタンはリンゴの味が凝縮されそこにヨーグルトがかけられていて甘味と酸味のさわやかなハーモニーがとにかくいいのです。
ぺろりと食べられる優しいケーキです。
器もかわいくて見ていて楽しくなります。
フランソワ喫茶室
六曜社から徒歩圏内です。四条から近くにあります。
京都に現存する喫茶店で、最も古い歴史を持つと言われる、「フランソア喫茶室」。2003年。喫茶店としては初めて、国の登録有形文化財に登録されました。
※日経大人のOFFより
まず外観のレトロさに目を惹かれますが
入った時の重厚感のあるべっちんのソファー。
「お、おぉ…」と唸ります。異世界すぎて。
ケーキのメニューも豊富でおいしく、優雅な気分で喫茶タイムをすごせます。
店員さんの制服もレトロかわいくてここの世界観は昭和初期からきっと何一つ変わらないでしょう。
この化粧室の彫りとか、古めかしいのが心地いい。喫茶レトロ建築探訪的な要素を加えた価値があります。
喫茶マドラグ
二条城の近く、烏丸御池より徒歩10分ほどのひっそりとした路地にあります。
喫茶マドラグ la madrague official site
ここの名物はサンドイッチ。
コロナの玉子サンドのレシピをひきついでいるそうで、コロナ玉子サンドと検索をかけるとマドラグが出てくるかと思います。
この飴色のコーヒーカップ凄くいい。
玉子サンド以外にもナポリタンも鍋底に玉子がひいてあって食べごたえがあります。
1人だと多いのでシェアする人がいた方がいいでしょう。ねねのシェアパートナー募集中ですよ。
1人で行くなら腹ペコで行きましょう。
ドリンクメニューも飲んだことないようなおもしろいものもあるので(マドラグティーなど)行く価値あります。そして100%満足するでしょう。
店内には雑誌や本も揃えてあるのでのんびりするにも居心地のいい喫茶店です。
マリベル京都本店
こんなにときめくお店はあまりないですよ。
全てがかわいい。
世界中のかわいいをここに。といわんばかりにメロメロになってしまいました。
もちろんチョコレートやケーキなど全てがおいしいです。
この世界観はマリベルにしか表現できません。
カフェと併設してチョコレートショップがあり、色とりどりのチョコレートが売っているので味覚が肥えた友人へのおみやげはマリベルでキマりでしょう。
築地
今話題の築地市場とは全くの別物です。
やはり赤のべっちん椅子というのがポイント高いです。
そしてクラシック音楽が流れる店内。
もう一種の芸術。ここで過ごす時間は。
お坊さんがコーヒーを飲みに来ている姿を見かけて「お坊さんも来るんだー。」と納得しました。
※残念ながら写真、ありません。
☆番外編☆
喫茶店以外にも京都の美味しいものはたくさんあります。
出町ふたば
出町柳駅から歩いて商店街のようなところに行列が出来ているお店、それが出町ふたばです。
豆大福が有名で、地元の人に教えてもらいましたが並んでまで食べる価値のあるものです。
とにかく餅がふわふわ。もっちりというよりふんわり柔らかく豆のほのかな塩気があんこの甘さを優しく引き立てるのです。
鴨川が近くにあるのでベンチに座って空を眺めて食べるのが一番でしょう。
ただ、鴨川沿いはトンビみたいな大きめな鳥が飛んであえるので豆大福取られないように気をつけて下さい。
ねねは威嚇しながら食べました。トンビすら寄せ付けない人間に成長したのです。
東華菜館
四条大橋のすぐ近くであの貫禄のある洋館はなんだろうと気になった方も多いのでは。
中は中華料理屋さんです。
稼働する日本最古のエレベーターが何よりも見どころ(!?)
こんな貴重なものに乗っていいんだ!と感動します。
エレベーターボーイに運転してもらいます。
料理は普通においしいです。建築物に圧倒されて感想が手薄ですが。
油長
京都の伏見は日本酒で有名です。
水がいいのだとか。
伏見区になりますが油長という酒屋さんは日本酒バーで日本酒も飲めます。
↑きき酒セット。
気に入ったお酒を買って帰る、そんな楽しみがあります。
この時期はひやおろしが出回るので日本酒の美味しさを堪能できます。
「ひやおろし」とは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。
日本名門酒会 公式サイト - ドキュメント-【ひやおろし】indexより
日本酒飲んだことないという人でも店員さんがおすすめを教えてくれたりするので気軽に入れます。
気になる喫茶店がありましたら是非行ってみてください。
気に入った喫茶店があったらねねと気が合いますね。(っ´ω`c)んふふ。
ちなみに。
京都観光は冬は底冷えするしオフシーズンと思われますが年始には京都府警念頭視閲式というイベントがあります。
平安神宮と機動隊。いにしえと警察の組み合わせのちぐはぐさ。
日本の警察騎馬隊は、警視庁と皇宮警察、そして京都の平安騎馬隊のみです。
騎馬隊が間近で見られるのも京都ならでは。
京都府警察/京都府警察平安騎馬隊(厩舎見学、体験騎乗のご案内)
※ニコニコするねね
平日の騎馬隊も無料で見学出来るので馬が大好きな人は行ってほしいものです。
京都が好きでついつい熱くなってしまいましたが、京都のすごいところは古くからあるものを大事にそのままの形で残しているということ。
都内だったら、耐震が、とか重要文化財だから触るなとか言われそうですが。
長くなりましたが京都にしかない、京都の雰囲気を楽しむきっかけになってくれれば嬉しい限りです。
では!