仕事始めの人が多かったかと思われる本日。
こんばんは。ねね(姉)です。
ねねはもう仕事始まって逆に今日は休みでした。
もっというと昨日しばしば飲み会に誘ってくれる友人主催の新年会があり行ってきたんですけど、どうやら毎回「ぶっとんでる危ない奴」要員として呼ばれているらしく、自己紹介の前にだいぶ「おもしろいんだよ」とハードルをあげられているため、こちらも必死。
小ネタなんか用意していないから「普通ですよ」と言いながら酒を飲み気づいたらみんなで食べるピザ8カットのうち5カット食べていて非難をうけるという捨て身の小ネタをはさみましてね。
いやでもみんな食べてないじゃん。特に酒飲むと食事進まない系男子なんかピザ冷めても手をつけないじゃん。
残すのもったいないし、冷めたピザっていうと(故)小渕元総理大臣のこのドヤ顔を思い出す。
更にいうと、OBUCHIがピザを持っている。
冷めたピザに愛着というか、哀愁というか、何となく思うところがあってピザが冷めないうちに食べたい人種なんですよ、ねねは。
そこらへん昨日ねねを非難した少食系男子言いたい。お前ら分かってねぇな、と。
そして昨日の帰り道、アラサー独身女子仲間でもはや婚活同志ともいえる友人と話をして信じたくない本当にあった話を聞いた。
事例①
その友人には一緒に出かける仲の男子がいた。
お互いの家を行き来したり(たぶん一線は越えていたと思われるが、そこは掘り下げて聞けなかった)俗に言う「いい感じ」であったようだ。
アラサー独身女子は複雑なお年頃でして、何となくいい感じになったらまぁ好きになっちゃうんでしょうね。誰でもいいとは言わないが、寄り添える人がいてくれたらぜひ寄り添ってほしいという、まぁだいぶ控えめに言ったが、『結婚願望』ってやつだ。出産を考えるとアラサー女子年齢的にも色々ここらが限界、と考えているので。
いけるかもしれない…
いけるかもしれない根拠を並べ、女子会で傾向と対策を練り、背中を押してもらい、勇気を振り絞っていざ告白。
男子の反応とは…
ドキドキ。
付き合ってくれるかな?
ドキドキ。
大丈夫、きっと上手くいく…
結果
音信不通
ウワーーー
ヤ
ダ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ヽ\ //
_, ,_ 。
゚ (`Д´)っ ゚
(っノ
`J
音信不通とは何事ぞ!
友人は「携帯(スマホと言えないのがアラサー世代)無くしちゃったのかな」って思った、と万が一にかけた。
でもまてど暮せど返ってこないライン。
既読がついたか知らないが、届いてないわけじゃない。
たまにいる音信不通男子。
これが憎いぞ。まじで。
清水の舞台を飛び降りる覚悟で言った「付き合って」という一言。
その一言を無視するとはどんな神経してるのか。
そりゃわかってる。
アラサー女子が重たいの。
「結婚迫ってきそう」とか「束縛しそう」とか「ふったら自殺しそう」とか思われてるかもしれない。本当のところは知らないが、こっちも崖っぷちだから目とか血走っちゃってるからやばそうって思われても仕方ないと思ってるしなるべく恐怖心を与えないよう取り繕っているつもり。
なのに。
音信不通。
何がダメか、何が違ったのか、ダメならダメで理由を、アラサー女子のダメだしでいい。
どんな答えでも納得するのには時間がかかるかもしれないけど、音信不通よりはマシだ。
こちら側の誠意を向けた途端逃げるとは何事だ。
逃げるは恥だが役に立つ。それは逃げた方の言い分。アラサー女子をはき捨ててゴタゴタめんどくさいことから逃げて嫌な思いしなくていいから。
逃げられた方にとっては逃げるは恥だし卑怯だし私立ち直れない、だ。
その友人は2ヶ月泣いて過ごし、目は腫れやつれた。
飲み会に行っても、新しい恋を始める気力もなく悲しみに耽っている。
周りからは「あんな奴やめて次探そう」とゲスクソ(ゲスの極みクソ)呼ばわりされているが 、友人にしてみれば「私にしか分からないいい所もある」と輝かしい思い出に浸り、
「私がいけなかったんだ」「こうしてればよかった」と訳の分からない反省というか自虐が入り完全に廃人モードになってしまっていた。
その話を聞きねねは「そうか、そうかー!それしんどい!うわーーー〇ちゃん(友人)は悪くないっ」と励ました。がそんな簡単な一言で立ち直るわけがない。
自分を卑下するのだけはやめてほしい。切なくなる。友人は気立てのいい、いい人なんだ!
音信不通男子に傷つけられた友人を救う言葉が見つからないねねである。
次の人探すにこしたことはないが、アラサー女子そんなに心持ち軽くない。
明るい未来の妄想をその男子としていて今更他の人とどうこう、というのは考えられないらしい。
「次はない」この言葉がこんなにもグッさりささるとは。
事例②
こちらはほかの友人の話。
飲み会で出会った年下男子。
毎日電話したり好意を寄せてきていたので何となく好きになったらそのうちアラサー女子はどんどんハマりすごく好きになった。
2回目のデートの後から様子がおかしくなり、連絡が徐々にとれなくなり、「ありがとうございました」と謎のラインを最後に連絡が途切れた。
2回目のデートでアラサー女子の荒を見つけたのか、それにどん引いてしまったのか。
それともほかに好きな人ができたのか。
我々に分かることはただ一つ。
この恋は終わったということだけ。
とっちめて何があったか、当たり障りなく友達として連絡を取り続けるか、そんな選択肢はない。
アラサー女子は黙って身を引くのみ。
それからもう連絡はしていないということだが、「忘れられない」「会いたい」「重い女になりたくないからもう何もしない」と歯を食いしばっていた。
そこにあるのは言いたいことを自由に言えない未練たらたらの、でも嫌われたくなくて大人ぶるアラサー女子の姿だった。
世が戦国なら、きっとこんな顔をしていただろう。
徳川家康公と同じ。悔しさと悲しさで震えている。
逢いたくて震えていいのは10~20代。
30代が震えるとヒステリーか耐え難い尿意かと周囲の人を不安にさせるので迂闊に震えられない。
「泣かぬのはすでにいないのホトトギス」
婚活武将は寂しげにそう言った。いや、言うだろう。そこにいたはずの男子は存在していてももういないのだ。
この2事例を見て、音信不通男子がアラサー女子に及ぼす影響は大きい、ざっくり言うと『廃人』にするレベルだ。
この2事例のアラサー女子はどこにでもいる普通の、普通にいい子なのだ。
悪い虫に刺されたと思って忘れなさい、なんて簡単な言葉では処理できないほどダメージが大きい。
年齢も加味すると、20代の頃の「自分が若くてかわいくてちやほやされている」という自身は無くなり、30代に入り、お局様入して世間的に見ても同世代は結婚子育てに忙しくしてて異性からは売れ残りと目も向けられなくなる現実。
(書いてて切なくなってきた…)
自信を無くし、心の拠り所を無くし、次に進む勇気などどうやって持てばいいのだろうか。
事例①の友人が呟いた。「心を癒してくれる人がほしい。何にもしなくてもありのままを好いてくれて事が進むような人がいい」と。
甘えなどではない。アラサー廃人女子の魂の叫びだ。
そうは言いつつもちゃんと飲み会には顔を出し、みんなと笑顔で話す友人は立派な婚活武将だと思っている。
何より自分でちゃんと想いを伝えたことがかっこよかったのだ。
結果はどうであれ、逃げた音信不通男子なんかより何百倍もかっこいい。
だからねねは縁結びの神様、川越氷川神社に行き
世の戦う婚活武将達のための絵馬を書いた。
この絵馬を見つけたら、この世界の片隅でひっそりと戦っている婚活武将たちのために祈りを捧げてほしい。
今日もどこかで泣いている婚活武将。
未来はどうなるか分からないけど、幸せになってほしいと願う。
今日のまとめ(音信不通男子撲滅)
- 音信不通男子はアラサー女子が1番傷つくやつ 。
- 音信不通男子に真心っつーもんは無いのか?
- その気がないならその気にさせること言うな。
- アラサー女子の嫌な所を見つけちゃったのかもしれないが、うんこもゲロもするし、目くそ鼻くそついてることだってある。女だからって可愛くいろ、汚いことは見せるなという思想はやめろ。こっちだって人間なんだ。完璧の『かわいい』は無理なんだ。ちょっとくらい許してほしい。いつでもいい匂いでいつでもふわふわさらさらつるつるすべすべなんて言うのは無理だ、幻想だ。
- そんな奴をこれからゲスくそ(ゲスの極みくそとよぶ)
- 遊びたいなら若い子にしとけ。お願いだ。アラサー女子はあと引いて廃人モードになりかねない。
- 傷ついたアラサー女子を励ます言葉などないので、一緒に飲み会に行って少しずつ前に進めるよう応援したい
以上、戦う婚活女子が辛い思いをしているのが切なくて(故)小渕元総理大臣の老心で話を聞くねねでした。(ねね自身はピザ食いすぎて婚活市場にも出られていない模様であることに昨日気づいて今ショックを受けている)