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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

上野散歩~旧岩崎邸とおやつと純喫茶を巡った話~

こんばんは、ねね(姉)です。まだまだ寒いですが真冬から脱しこの冬を無事乗り越えられたと自分をいたわりたいところです。

今日は春の日差しをたくさん浴びて元気になるよう上野散歩に行ってきました。
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京成上野駅前には早咲きの桜が咲いていて、あぁもう春なんだと気付かされます。

 

上野といえば動物園ですが、旧岩崎邸庭園という洋館が好きな方にはたまらない名所があります。詳しくはこちら↓

http://www.gotokyo.org/jp/kanko/taito/spot/40055.html
旧岩崎邸庭園/東京の観光公式サイトGO TOKYO

 

現存する洋館、大広間(かつての和館の一部)などは、岩崎財閥3代の岩崎久弥によってジョサイア・コンドルの設計で建てられ、1896年(明治29年)に竣工したものである。

Wikipediaより

上野駅から徒歩10分弱、道は分かりにくいですが道案内が出ているのでGooglemapと併せて行けば着くかと思います。

 

入園料400円を払いレッツゴーと思ったら外壁工事中でした。普段は白くて美しい外観がお出迎えしてくれます。
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どうやら3月下旬まで工事しているようです。

 

中は普段通り見学できるので、洋館巡りを楽しみましょう。

 

全国のマントルピース(ざっくり言うと暖炉の周りの装飾)マニアを唸らせる素敵なマントルピースたち。各部屋にありますが全部デザインが違うなんて手か込んでますね。さすがジョサイア・コンドル氏♡
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現在は稼働していませんが、オイルヒーターも設置されておりこの建物が暖かく快適に過ごせるよう設計されていることが伺えます。
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今で言う意識高い系な感じでしょうか。

デロンギのオイルヒーターみたいな現代のオイルヒーターとは違うものでして、現代も現役稼働しているオイルヒーターを見たければ冬季の奈良ホテルに泊まるといいでしょう。
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写真左手前にじゃみじゃみした形のオイルヒーターの一部が写っていますが、このじゃみじゃみの部分を暖かい何かが通ることで温まるというシステムなんですね。だから何かが(何だったかわすれた)が通る音がするんです。その古臭さがいいんですよね。もちろん部屋はとても快適でした。エアコンと違ってカラッカラに乾燥しないですし。

 

 

派手派手なシャンデリアはありませんが、控えめで品のある照明が配置されています。
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サンルームやバルコニーがあり、採光が美しいです。
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ステンドグラスもあり、洋館大好きな方にはたまらないであろうお窓たち。
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 ねねはもちろんゾクゾクしました。大好きこういうの。
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階段のシルエットも美しくてねねここに住みたいって駄々こねちゃいますよ、そのうち。

 

当時としては珍しい水洗トイレがあったそうですが
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現代のトイレの方がいいかな。

ちなみに見学者用のトイレはまた別にあり館内のきれいで現代的なトイレを使えるのでご心配なく。

 
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 離れにはビリヤード場があり定期的に見学会があるのだとか。普段の日は入れないので外からの見学となります。
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外の椅子に座って日向ぼっこ。

小1時間ほど洋館めぐりを楽しみ、上野から御徒町方向へ。

 

つる瀬という和菓子屋さんがあります。

http://tsuruse.jp/
湯島、天神様お膝元の喫茶・御菓子司「つる瀬」f:id:sakamotwin:20170228214819j:image

福うめという和菓子が有名みたいなので買ってみることに。
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ピンクのかわいい和菓子。真ん中に梅干しがのっています。食べてみるとお餅が柔らかくて程よい甘さです。のっている梅干しがすごく美味しい。あとでめめ(妹)にあげよう。

 

お次はゆしまのかりんとうを買いに行きます。

http://www.karintou-kagetsu.com/
かりんとう ゆしま花月

友人K江におみやげでもらったことがあり、そこからここのかりんとうの大ファンになりました。

こじんまりとしたお店です。
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ここのかりんとうの何がいいって大粒で食べごたえがあること。ねねは今年3回の来店です。わざわざ買いに行くほど好きです。

 

上記2軒は御徒町ドン・キホーテ付近ですのですぐ食べる和菓子はつる瀬、のちのち食べるようにゆしまのかりんとうを買って帰るといいでしょう。(ばばぁセレクション)

 

さ、たくさん歩いたので少し休みましょう。

上野界隈には純喫茶と呼ばれる昭和臭ぷんぷんの喫茶店がいくつかあります。

 

古城や王城、ギャランなど。全て行ったことないのでどこに行こうかかなり悩みましたが、本日は丘にします。


丘 (おか) (上野御徒町/カフェ) - Retty

御徒町と上野の中間くらいのJR線路沿いにあります。
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見た目がもう昭和。昭和臭いラブホテルみたいな感じもあります。
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丘、すごい、としか言いようがない。スタバに入るのにこんな度肝を抜かれることありますか?ないですよね。純喫茶の心を鷲掴みにするこの強さ。高度経済成長の日本のグイグイさの名残みたいのを感じました。
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岩崎邸には無かったシャンデリア。ここで見られたよ…

 

地下に続く階段を下り薄暗い店内へ。

はい、もう昭和感100%。平成?何ですかそれは、ってタイムトラベルさせられた気分です。

地下2階まであるようです。店内にもシャンデリアがありました。

 

純喫茶で悩ましいのは喫煙可のところが多いこと。タバコの匂いが苦手な人は向かないかも知れません。


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にゅる


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にゅるーん


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にゅん。

 

コーヒーとチーズケーキを頼みました。普通に美味しかったです。

カップのふちの厚さがなんか良かったです。

 

パフェやサンドイッチなどのメニューもありました。

飲食よりも、純喫茶の世界観にどっぷり浸かりに行くことがメインになってしまいそうです。

 

ちなみに上野駅から鶯谷方向へ行くと北山珈琲店という、すっごくコーヒーの世界に浸れる不思議な珈琲店があります。喫茶もできますが、喫茶店と言うよりコーヒーを味わうためだけの店という意味を込めて珈琲店と読んだ方がいいです。


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飴色の空間に威圧されますが、クセのある店としてお勧めします。

http://portal.nifty.com/2009/10/13/c/2.htm
@nifty:デイリーポータルZ:コーヒーを飲むこと以外は、許されない喫茶店

 

上野はまだまだ見どころがありそうなのでかりんとう買いついでにまた行きたいと思います。

 

 

今日のまとめ

  • ジョサイア・コンドル設計の西洋建築は品があって美しい
  • 上野の和菓子はおいしい
  • 30歳過ぎるとスタバよりも純喫茶を好む(ひっそりした雰囲気がいい)
  • 北山珈琲店の独自の雰囲気は1度味わう価値あり

 

以上、お散歩して体力をつけようと考え始めたシニア思考のねねでした。