こんばんは、ねね(姉)です。
昨日ちょっと小腹がすいたので1年以上ぶりにケンタッキーに行きました。
普段ならイートインコーナーのあるパン屋かスタバやタリーズに入りますが、そこの駅にはケンタッキーとモスバーガーしかなかったのでまぁお茶とおやつくらい食べるか、そんな軽い気持ちでケンタッキーに行ったのです。
ねねは数回マックのフィレオフィッシュを食べてリバース事件があるのでそれ以来ファストフード店がちょっと苦手です。
ハンバーガーは滅多に食べなくなりました。本当はフィレオフィッシュすごく好きでタルタルソースなんかたまらなく食べたいのだけど食べるのが怖い。
ちょっと緊張しつつ久しぶりのケンタッキー。チキンをゴリゴリに推しています。
メニュー表が散らかっていて見ずらいのはたぶん老眼というかババアeyeなんだろうな。地味な色に囲まれて空ばかり見ているから原色が眩しい。
ケンタッキーと言えばサイドメニューも充実していてコールスローサラダやビスケットがおいしい記憶があります。
シチューの上にパイ生地がかけられて焼いてあるやつは昔量が多くて食べられなかったっけななんて20年前の記憶を引っ張り出してきたり。
これからマッサージに行くので、ビスケットと紅茶でも飲むか、と頼みます。
只今ビスケット30周年とのことで200円→140円となっていてお会計がまさかの350円!
安すぎやしませんか。
スタバじゃコーヒー飲めるか飲めないかのコスパ。
タリーズじゃ無理だな何も飲めない。水しか飲めない。
あまりに安いので困惑し始めるねね。
コンビニでソイジョイと飲み物買うのと同じくらいのおやつ価格。
そうして席につき、ほかほかのビスケットにハニーメープルシロップをかけます。
ぱくり。
「はっ!!」
なにこれうっま!めちゃくちゃ美味いじゃないですか!
ハニーメープルシロップのフルーティな味わい、ビスケットのバターの優しい甘み。程よくサクサクしつつもぽそぽそしてそこに染み入るハニーメープルシロップ。
なにこれ、140円でこんなに美味しいもの食べられるの!知らなかった。いや美味しすぎるでしょ。
なんでSNSで話題にならないの?美味すぎるケンタッキーのビスケットって。
ガリガリ君やハーゲンダッツの新作がすごく話題にはなるけど、なんでケンタッキーのビスケットは推されないの?
こんなにおいしいのに?
なんでラデュレのマカロン(1個300円くらいする、ケンタッキーのビスケット2個相当)はかわいい、おいしい、ってオシャレにインスタなんかにアップされるけど、ケンタッキーのビスケットはアップされないの?
生クリームついてないから?
オシャレじゃないから?
フォトジェニックじゃないから?
真ん中に穴が開いてて和同開珎みたいだから?
ハニーメープルシロップで手がベタベタするから?
デート向きのオシャレな雰囲気じゃないから?
隣でサラリーマンがはぐはぐ肉を食べてるから?
でももう1度見てほしい、このずんぐりむっくりボディとツヤ感で覆われたケンタッキーのビスケット(今なら140円)を。
白い紙に包まれててオシャレじゃないかもしれない、確かにオシャレじゃない。白いプラスチックの籠に入って渡されるから。
木のトレイとかオシャレなカフェ感は一切ない。
それを差し引いてもケンタッキーのビスケットはおいしい。スタバのスコーンより全く持っておいしい。
柔らかな甘さが、噛むとホロホロとなくなってしまう儚さが、夢のよう。
このコスパ、もしかしてねねはバターたっぷりのビスケットじゃなくて油粘土を食わされているのか。この世のものじゃないものを食っているのか。だってこれが140円な訳ないじゃない。
化かされてる、きっと。
ケンタッキーの正面にある昔からある酒屋の女店主はきっと狐でケンタッキーに来る人来る人を化かしたモノを食わせてるんだ、そうじゃないと採算がおかしい。コスパニックだ。
コストパフォーマンスというか、フォックスパフォーマンスだ。
正直そこまで考えさせられるほど、ケンタッキーのビスケットには驚いたのだ。おいしい、って。
ケンタッキーのビスケットじゃなきゃダメな夜がある pic.twitter.com/Vnnr9Pbm5p
— さかもツインねね (@sakamotwin) 2017年3月4日
フォックスパフォーマンスじゃなければ起業努力ということにしなくてはいけないのでまたビスケットを食べに行こうと思います。
ちなみにその後に行ったマッサージ屋さんは
怪しいマッサージ屋さん(性的ではないが外国人がやっていて日本語がギリギリみたいなところ)巡りを趣味としていますが、今日はじめてパジャマを着せられました。
— さかもツインねね (@sakamotwin) 2017年3月4日
普通ならスェットやTシャツのところ、上下の赤のチェックのパジャマでした。
袖を通すときあまりの違和感に唸りましたよ。
推定体重100㌔近い異国の女性のマッサージを受けましたが、腹肉がポヨポヨ当たるし吐息が喘息レベルですごかった。
— さかもツインねね (@sakamotwin) 2017年3月4日
手負いの熊みたいだった。
腕はとても良かったので、またパジャマを着てもいいと思えたらまた行きたいです。
という手負いの熊にもしかしたら容易く殺されるという得体の知れないスリルを味わえて良かったです。