こんばんは、ねね(姉)です。
今日はひとり飯の話。女子(?)たるものひとりごはん、とかわいらしく言っておきましょうか。
Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」
そりゃねねにも若い頃があり、彼氏がいる頃もありましたよ。20代前半の頃ですね。
仲良しの同期もいたので、気軽にご飯に誘いさくさくっと呑みに行く間柄の人が沢山いました。
誰かとごはんを食べに行かなくても実家住まいだったのでいつでもごはんが用意されている生活(お母さん本当にありがとう。稲荷寿司を「こんなん寿司じゃねぇ!」ってキレておいて結局食うようなクソみたいな娘でごめん)でしたので、ひとりでごはんを食べることはほとんどありませんでした。
そのうち同期が辞め、職場でごはんを誘う相手がいなくなり、
学生時代の友人か結婚し子どもが産まれ、ごはんを誘いづらくなり、
彼氏はいつの間にかいなくなり(紛失届け出したら戻ってくるかな?)気軽にごはんを誘える殿方がいなくなりました。
そうね、25歳くらいからどんどん孤独に拍車がかかるのよ、結婚していないアラサー女子というのは。
そういう道を選んでいるのは自分自身なので寂しいとか言えたもんじゃないですが、そんなもんなんです。
だからひとりでごはんを食べるスキルが必要なんです。
無性に外食したいとき、家で食べられないものを食べたいとき、疲れて何か食べていきたいとき、多々あるんです。ひとりごはんしなきゃいけないときが来るのです。独身アラサー女子には。
ねねも、「ひとりでごはん食べるなんて恥ずかし~」なんて思っていたクチですが、20歳の時にマックに1人で行くスキルは幸いにも身につけていたのでそれの延長か、という思いでひとりごはんスキルを身につけていました。
スキルを磨くのに一番いいのは一人旅。
どうしてもひとりでごはんを食べなくてはいけない状況に追いやられますので。
ひとりで入れるのはどんな所か、最初は店の周りをウロウロし中の様子を伺い、入れるか入れないかジャッジをして他に入れそうな店が周囲になければ入ります。
お店側としては「お客」なので「あなたひとりだからダメ」なんていうことは滅多にないかと思います。
実際ねねはひとりだから、と入店拒否されたことはありません。
逆にひとりだからこそおもしろい事が起きたりします。
ねねは誕生日にひとり旅に出ることがしばしばあり、それこそ23歳頃に石川県に出かけて茶屋街でお腹ぺこぺこになってしまいどこか店はないか、とようやく見つけたお店はコース料理を出すお店でした。
「(え...うそ、ひとりごはん初心者なのに、いきなりコース料理...?)」
そう、コース料理。ハードル高いけどこれは乗り越えるしかない、お腹ぺこぺこでもう疲れて動けなくて辺りにほかの店はないから。コンビニすらないから。
当時はガラケーで今みたいに食べログとかもなくてガイドブックを見ても繁華街エリアからは外れている。仕方なくひとりコース料理を堪能しました。
Twitterがあるわけでもなく、何となくmixiを見ながら店員さんが気をきかせてテンポ良く出してくれるコース料理を食べたのもいい思い出です。おいしかったけど、あまりの緊張とうわー感に押しつぶされて何を食べたのか覚えていません。
他にお客さんが数名しかいなかったのは不幸中の幸い。
32歳の誕生日は京都ひとり旅で、新福菜館という憧れのラーメン屋にひとりごはんに行ったら相席のサラリーマンにラーメンごちそうになりました。
※憧れの黒いラーメン
記念すべき32歳の誕生日の夕食にラーメンを食べに行ったら知らない人に奢ってもらって感謝した話 - ここから先は私のペースで失礼いたします
話しかけられたら愛想よく応じる、これがひとりごはんのコツでしょうか。
あとはバー通いしていた時期もあり、いつの間にかひとりで呑みに行くようになっていたら、並びのお客さんにonちゃんカレンダーをもらったり、バーテンダーさんと付き合うことになったり(結局別れたが)、ひとりでごはんを食べることがおもしろくなっていきました。
まぁ知らない店だとやはし緊張しますが、行きたいところはだいたい好きなときに自由に行けるのが気楽でいいのです。
そんなことを言いつつも、先日友人K江とねね宅で焼きたての餃子を食べた時、「はふはふぅ~」といい幸せそうなK江の顔を見て「おいしいを共有する楽しさ」というものを思い出したので、そんなおいしいを共有する友人のことも大事にしないとな、と思ったのでした。
何はともあれ、ひとりでも誰かとでもごはんを食べることを楽しむのは最大の娯楽ですのでこれからもそうやって生きていく所存でございます。
今日のまとめ
- ひとりごはんにはドラマがある
- もしかしたら出会いもあったりする(かも)
- ひとりごはんをしたあとひとりでも大丈夫と謎の達成感に包まれる
以上、今日のひとりごはんは
水餃子に春キャベツを添えて、そしてその餃子をパンに挟む、という社会人としてギリギリ終わってる感じのごはんでしたが結構おいしかったので、こちらとしては満足です、としか言えません。では。
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