こんばんは、ねね(姉)です。
今日の東京は寒かったですね。ねねはストッキングとスカートで歩いていたらお腹の調子が悪くなりました。
別に下したとかじゃなくてもお腹痛いなぁってやつあるじゃないですか。冷えるとお腹痛いやつです。お腹は下していません。そこは声を大にして言います。
ちょっとご機嫌ななめで、仕事中『ギュルルゥィ』と腹痛間歇に見舞われいつもなら「すみませんトイレ行ってきます」って言えるのに、それすら言えないくらい光の速さでトイレに向かいます。
誰にも知られずシュッとトイレに行ったのに、トイレ満員。なんでよ~。誰もいないでいてほしかったよ。一人にさせてよ。
しかも今日は若くてカワイイ子の多い職場。
あ~、この世の終わり、絶望~。
この満員のトイレでねねになにができると言うのだ。
かわいい女子のお花摘みタイムに、1人パートの場違いなおばちゃんねね乱入。腸乱心婦人のお出ましだぜ。かましたれ。みたいな覇気はない。音や匂い系のものが出る気配だけど絶対聞かれたくない勘づかれたくない。
とりあえず空いた個室に入り何が出るかな何が出るかな。
で出たのは音姫で隠しきれない音でした。
一応お水も流したのに、今のトイレ節水で良くできてるから昭和のトイレの勢いよく流れる水音はそこにはない。
だからかき消せない、その音。隠蔽できないの。世に出てしまったものなら撤回はできない、国会議員の失言のようなもんさ。
結局お腹は下さず音だけのトイレタイムとなったのですが、それで少しは楽になり、いやほんとストッキングのお腹の締め付けってお腹ガスでパンパンになって辛いのよ。
女子って大変、大変。化粧が、ダイエットが、生理が、オシャレが、男の人には分からないでしょって押し付けてくる世の中のだけども、本当に大変なのは化粧でもオシャレでもない。まぁ生理は大変。腹痛いと寝込むことあるしイライラして快楽殺人者みたいな思考になって師長殺したくなっちゃうし(これについてはもちろん実行しないと宣言しとく。罪になるようなことは流石にしない)
きついウェストのスカートやストッキングなどによる締め付けからの腹のガスだまり。これが辛いよ。
でもでもオナラなんてしたら恥ずかしい!じゃあどうすんのよ、のせめぎあいなのです、!
家にオナラ持ち帰って思い切り発するしか今を生き抜く女子に許されない。腸苦しい。そう思う。
だからお願い、TOTOでもリクシルでもどこでもいい、音姫がそんなひ弱な川のせせらぎを流すだけじゃ太刀打ちできない音があるでしょう?
その音を消す音を激しく奏でてよ、音姫様。
高架下の音、シンバルの音、和太鼓の音(フンドシしめたイケメンの生演奏でも可)、打ち上げ花火の音(ひゅるる~と打ち上がる時の控えめな音はカットして下さい)、馬の「ヒヒィーン」という雄叫び、雷の音、なんでもいい。全てをかき消す音を我々は必要としているのです。
まぁお互い大人だから「あ、聞こえた」と思っても誰も言わないですよ。ねねさんオナラしたね、なんて。でもしてるのはバレてる。それ位響いたんで。
あぁかわいい女子とねねは全くもって別物で、見た目を味方につけられないばかりか、腸すらそっぽ向いて暴れ狂うとはね。
かわいい女子といかに別物の生き物かマジマジと実感したのです。
...
仕事が終わりとぼとぼ歩いて帰っていたら後ろから声をかけられいわゆるナンパみたいなのを10年近くぶりにして頂き、「コーヒーでも飲みに行きましょう」と誘ってもらいありがたいとしか思えなかったのですが、
「すみませんお腹の調子が悪いので、パン買って帰って寝ます」とお断りせざるを得なかった。奇跡蹴散らした。腹痛が天界から垂れる蜘蛛の糸ちょん切った。腸切な。
ほんと、1杯飲みに行ったら面白かったんですがね。腹の調子悪くて悪くて。お腹痛い。
2回ほど言ったよ「お腹調子悪くて」って。
相手の人どんだけいい人か分からないけどね、「あー、お腹痛くなりますよね」って腹痛共感してくれてね。笑ってましたよ。
腸いい人。
初対面の人にね、言うことじゃないけど、アラサー女子見栄より腸の方が大事。
男より腸の方が大事。女が腐っても腸は腐らすな。
今日の何より大事だから伝えたいことですね。腸を優先しよう。ぜひ覚えて帰って下さい。
仮に腸を後回しにして何かを食べに行っていたら間違いなく下していた。初対面の人の前で下すという事案はあまりにも厳しい。
男女共有トイレのお店でねねがお腹下した後に殿方がトイレに入って「うわ...」とか思われたら辛いよ。辛い。世に出てしまったものは水に流しても撤回は出来ないのだから。跡形もなくすことはできない、気配が残るの。
そういう気配に敏感だよ、霊長類ヒト科はね。
すごすごと帰宅してねねはストッキング圧地獄から解放されてお腹楽になりました。
もう寝ます。パンも食べたんで。お陰様でねねは今日も誰とも過ごさない土曜の夜です。
では皆さんは良い週末の夜をお過ごしください。おやすみなさい。