こんばんは、ねね(姉)です。
先日サボテンサトシ(敬称略)というお笑い芸人の単独ライブに行ってきました。
前回のライブの話はこちら↓
サボテンサトシを初めて見た時衝撃を受けた話 - ここから先は私のペースで失礼いたします
2度目の参戦となりましたが、結論から言うとすごくおもしろかったです。ファンになりました。また単独ライブ見たいと想っています。
何が良かったか箇条書きにすると
- 脚がきれいだった
- 生きていた
- 顔が面白かった
- サボテンサトシのいい人さが滲み出ていた
- ギターをひいていた
- ハーモニカもふいていた
- 歌がうまかった
- ネタがおもしろかった
では詳しく書いていきましょう。
脚がきれいだった
これはもはやお笑い芸人としてじゃなくて人として、という域なんですが、とにかく脚が綺麗すぎる。半ズボンを穿いている男性ってあんまりいないから男性の脚ってそんなに注目されないパーツだと思うんですけど何故かサボテンサトシは半ズボンを穿いていたので(夏だから?)脚が目立っていたのです。か
↑ライブ終了後にお御脚を撮らせてもらった。後光がさしている。
スラリと伸びたエゾかもしかのような脚。聞けば自転車に乗るという。走るでもウェイトトレーニングでもない、自転車。自転車に乗る人の脚は腓腹筋が発達しすぎてなくふくらはぎがすらっとしていて美しい。かつ、大腿四頭筋が引き締まっていて美しい。それがサボテンサトシの脚で、半ズボンのよく似合う脚でした。
正直、脚に気を取られすぎてネタも見たいし脚もちょっと見たいというかなり情報量の多いライブでした。脚フェチでかつギター芸人好きな人にはぜひ見てもらいたいサボテンサトシです。
生きていた
これはすごいことです。生きてる~って!まずはそこから評価していきましょう。
今年3月に30歳になられたそうでおめでたい!30すぎた人間なんて褒められることどんどん少なくなって逆に若手を褒めなきゃ「あの人性格悪いよね」とか20代の子に陰口言われそうじゃないですか。だから褒めます!30歳までよう生き延びた!サボテンサトシえらいぞ!すごいぞ!脚綺麗すぎるぞ!
まぁネタなんか聞いてますと、「あれ、もしかしてサボテンサトシってちょっと幸薄い星の下に生まれちゃった系?」という幸薄い系芸人だと思っています。その不運さに笑わされるんですけどね。
生まれながらにしてアウェーみたいなもん。それに屈せず生きている。ワールドカップだったら優勝してるくらいのメンタルの強さ。不運界のスター軍団とでも言おう。
顔が面白かった
もともと受け口というかしゃくれ顔でそれをネタにしている所もあったので顔のインパクトが強いには強かったんですけど、今回はじめて顔の全体像を公開されたんですね。
帽子や頭髪で隠れていたそのご尊顔、御開帳。
「オレデコ狭いんですよね」と前髪をあげた瞬間大爆笑。瞬殺ってこういうことか。
おでこ狭すぎる。
顔のバランスが崩壊した瞬間でした。
ブサイクとかイケメンとかそういう話を今はしていません。強いていうならサボテンサトシは普通くらいの容姿(やや受け口)だと思います。
ブサイクとは思っていないことをあらかじめ声を大にしてお伝えします。それを踏まえていうならば、顔を作る神様がいたとしたら間違いなく的を外している。ええ、外れている。
私がサボテンサトシの母親だったら、お宮参りに行って神様にお祈りするときに「この子が元気に大きく育ちますように、あとね、神様もしかしてこの子の顔ちょっと的ずらしてませんか?あ、気のせいなら大丈夫です、何でもないんですけどちょっと気になったもので、ええ、もしそう思ったらちょっと的、治ていただけるとなぁって。よろしくお願いします。」とやんわりご提案させて頂く形で改善を求めます。
で、七五三の時に「これからもこの子が元気に育ちますように、あ、あと神様?あのー、お宮参りの時にもお伝えしたんですけど、やっぱり的がちょっと外れているみたいなんですよ、ええ、え?治せない?あー、はいはい。わかりました、来世に期待します。」と思いながら神はこの世にはいないんだ、と悟ると思います。
それ位デコ狭すぎてアゴながい。
顔のパーツがもう少し下だったら良かったかも知れませんが、今の顔めちゃくちゃ笑えるのでこのままでいてほしいと思っているのです。
サボテンサトシのいい人さが滲み出ていた
前フリで先輩芸人さんに腹黒いところをリークされていましたが、それを帳消しにするほど穏やかそうな人柄がでていました。
気が弱いのか不運界のスター軍団だからなのかそういうところも相重なり、日常の「えー、マジか!」という出来事で笑わせてくれるサボテンサトシ。語り口がいいのかもしれません。
ギターをひいていた
YouTubeなどで検索していただくと少し出てきますがギター、ひいてますね。
Dragon Night / SEKAI NO OWARI(弾き語りカバー)byサボテンサトシ - YouTube
ドラゴンナイトのネタすごくおもしろくて最高だな~と思っているんですが、楽器を弾けるってそれだけでまずすごいじゃないですか。当たり前のことじゃないですよ。
サボテンサトシのすごいなってところは曲を作ってネタにしている創造性。
テツandトモやギター侍もギターを弾いていますが、曲がワンパターン。その点はサボテンさとし上をいっている。馬と魚もオリジナルで曲を作っていますが、モノマネ要素が強いので、その辺はサボテンサトシをオリジナリティのあるギター芸人と高く評価していいと思います。
シンガーソングライター兼お笑い。アーティストという分類でもいいくらい。
そう評価してもいいくらい歌がうまい、ギターがいいのです。
ハーモニカをふいていた
ハーモニカって、洗ったりするのかな?衛生的にオカリナとハーモニカがちょっと「あー」ってなるタイプなんですけど抵抗なく吹けるところがすごいし、上手いし、なんかカッコイイ。ハーモニカの吹き口にウィルスとかついてたら即腹壊すリスク高いじゃないですか。大丈夫?大丈夫ならサボテンサトシはすごいです。
歌がうまかった
やはしYouTubeなどで聞くような音声と生の演奏は全然ちがくて世界に引きずり込まれて虜になります。
臨場感がたまらなくいいんです。1番好きなサボテンサトシのネタはある〇〇〇〇〇〇のうた、というやつでこれは事務所からもYouTubeにあげるなと勧告されたといういわく付きのネタだそう。だから聞きたければライブに行くしかない。
CDとして売り出されたら買うレベル。行き場のない悔しさや理不尽さを歌っているためか1番情熱的な気がしました。
サボテンサトシ自身、持ちネタの中で何が1番好きなのは何だろう?案外これだったりして。
ネタとは関係無しにテレサ・テンの『時の流れに身を任せ』を歌ってくれたのですが、泣くかと思いました。それ位感動させられたのです。もともとの曲がもちろんいいんですけど声に力のある人だから愛とか一生懸命な気持ちを存分に声で表現できるんでしょうね。
ネタがおもしろかった
まぁもちろんこれがなければサボテンサトシ自体のライブに2回も行かないです。
普通に学校を卒業して、普通に就職して、普通に結婚して、そういう普通と言われる(←けどめちゃくちゃ難しい)生き方をしていない人の生き方。
興味しかないです。
気になりませんか?お笑い芸人なんて飽和状態、売れるのは一握りの人間。おもしろいとはなんなのかさまよう日々。
きっと周りの人にも「普通の仕事につけ」とかたくさん言われたと思います。人の意見にのまれず自分のやりたいこと見つけてやってるって、やっぱりすごいですよ。
収入とか社会的地位とか、そういうのが必要だから普通に働きますよね、普通。
TVに出ていない売れないお笑い芸人、なんてまだまだたくさんいて売れなきゃってプレッシャーと闘ってると思うんですよね。
好きなことやって、自由でいいな、なんてお気楽なもんじゃないと思いますよ。
人を笑わすためにどれだけギターを練習してネタを考えて単独ライブをするために人を集めて場を用意して。バイトをしながら必死な思いしてるんだろうからお手本もない世界で手探りで生きている。
サボテンサトシがどんな想いでお笑いをやっているか知る由もないですが、そういう生き様まで考えてみるとこの人はすごいな、としか思えない。
エンターテインメント。娯楽。これ1本で食べていける人は一握り。
TV、映画、スマホでオモシロイは充分手に入る。世界はオモシロイに溢れています。
みんながオモシロイっていうからオモシロイ。みんなが笑っているから笑える。
それももちろんオモシロイ、ですが、ライブを見て感じるオモシロイもすごくいいと思うのです。
若手だから、売れてないからオモシロクナイ、という評価は食わず嫌いと一緒なのでぜひ生身のエンターテインメントをその場で見て空気を吸って感動してほしい。
ねねはすごく笑ったしすごく元気をもらいました。
もっとエンターテインメントを身近に感じる、娯楽を楽しむ時代になったらいいのにね。そしてそういう世界で飯を食っていける人が増えたらいいのにね。
ライブはオモシロイ。そこに生きている人がいるからオモシロイ。
あ、サボテンサトシについてのいい所を書きすぎたので悪いところをひとつ位はあげておきましょうか。
サボテンサトシの悪いところは…
ヒザがガサガサ
それくらいかな。最後クリームを少し提供させて頂くとちゃんとお膝にぬりぬりしてすべすべお膝になっていたのでサボテンサトシの美脚の仕上げはねねにお任せ、でした。
年末にまたサボテンサトシ単独ライブをするとの事なのでまた行こうと思います。歌が聞きたい、脚が見たい、的はずれな顔を見たい、などなど気になる方は是非。情報が入ったらこちらのブログてもご紹介できたらなと思います。では。