こんばんは、ねね(姉)です。
今日は横浜に行ってきました。横浜、おしゃれな街ですよね~。中華街で食い倒れもいいですが、山手の洋館巡りをしたり、山下公園でのんびりしたり、楽しむに事欠かないところです(デートに向いてる、向きすぎている。が、行く相手がいない)
年に数回横浜には行きますが、日本郵船氷川丸を見学したことはありませんでした。
初めて行ってみて感動と興奮に包まれたので、今日は氷川丸の良さをお伝えしたいと思います。
↑詳しくはこちら。
氷川丸は1930年にシアトル航路用に建造された貨客船。戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船とのこと。2016年に重要文化財に指定されています。
元町中華街駅から徒歩5分ほどで山下公園につくかと思います。その海よりのちょっと先に氷川丸はあります。
こういう黒い船。
入り口から船に乗り込みます。
入園料は大人300円。JAFカードとかで割引がきくらしいです、
1930年竣工の貨客船なので、内部の装飾はクラシカルな洋館のようです。
客室案内の字のフォントが昭和でわくわくしますね。
館内はうっすらとした暗さと白熱電球の柔らかい光が昭和の世界観をそのまま遺してくれているようです。
一等食堂のこの螺旋階段。
船とは思えないほどの優雅な階段です。
優雅なべっちんの椅子。
こじゃれた天井窓。
窓の格子のデザイン。
良いですね~!
こちらは三等客室。二段ベッドで狭いです。
こちらはスィートルーム。かの有名なチャップリンも滞在したとか。
ベッドの上のひらひらは飾り毛布といい、ただ畳むのではなく飾るということも意識したベッドメイクをしていたようです。
外のデッキにも出られます。
鐘がありますが、思いの外大きな音で鳴るので気を付けてください。ねねは大きすぎる音にびびりました。
救命ボートもちゃんとあります。
計器や操舵室、船長室、舵を切るやつ、全部当時のまま見られますので「なにこれ、すごい」しか言えなくなります。
こういうアナログなボタン。押しましたよ、もちろん。押し心地は昭和でした。昭和の扇風機でした。2ヶ所押すとバチっと全部のボタンが上がるやつ。懐かしくないですか?
こういう丸窓の向こうに人がいるとぎょっとします。
めめは浮き輪をつかもうとしてここまで滑稽になるんだ、とびっくりしました。
さぁ、地下へ潜っていきましょう。
エンジンのある機関室です。
ここから先は産業のすごさを、人間の造ることへの止まることのない力を、目の当たりにして寒気がする世界となります。
あまりの未知の世界、見たことのない巨大な機械に恐れおののきます。
古い工業油の臭い、説明されたとしても到底理解はできない無数の機械、くらくらと酔いそうです。(実際船内は傾いているので歩いているだけでも三半規管がゆさゆさ揺られる)
このエンジンが実際に稼働して、ここに働く人がいて、シアトルまで14日間の航海をしていたのか、と思うと感慨深いです。興奮せずにはいられない。
こういう配管や大型機械が好きな人はぜひ行ってみてほしいものです。
フォトジェニックです。
帰りにホテル・ニューグランドに寄りました。
正面のこの青い絨毯の階段、美しくて見とれました。
喫茶室のケーキをめめが買って帰りました。多分今ごろ食べているでしょう。
横浜はクラシカルとフォトジェニックであふれてますね。
胸打たれました。
行ったことのないかたはぜひ行ってみてほしいです。
ちなみにねねは氷川丸を気に入りすぎて2週連続で行きました。
多分また行くと思います。では。