こんばんは。めめです。
今日は渋谷で全員死刑を観てきました。
サービスデーで1,100円、トークイベント付きだったのでかなりお得でした。めめラッキー。
↓ あらすじは↓
2004年に福岡県大牟田市で、ある一家らを殺害して死刑判決を下された親子4名の実話を、テレビドラマ「お前はまだグンマを知らない」などの間宮祥太朗主演で描く犯罪ドラマ。金銭トラブルを抱える家族が、近所の一家が脱税によって貯めた現金を強奪しようと、殺人に至るさまを映す。主人公である加害者一家の次男の手記を基にした「我が一家全員死刑 福岡県大牟田市4人殺害事件【死刑囚】獄中手記」を原作に、『孤高の遠吠』などの小林勇貴が監督。一家には間宮のほか毎熊克哉、六平直政、入絵加奈子がふんする。
家族思いのタカノリ(間宮祥太朗)は、組長の父テツジ(六平直政)と母ナオミ(入絵加奈子)を苦しめる借金を何とかしようと、兄のサトシ(毎熊克哉)と近所の資産家の金を狙って強盗を実行する。その際、資産家一家の息子を殺害したのをきっかけに、タカノリたちは次々と殺人を犯し……。
ヤフームービーから。
全員死刑 - 作品 - Yahoo!映画
実話ベースの映画です。
ぶっ殺(さら)え
とまぁとにかく殺しちゃえば解決やんっと言う感じで人を殺すタカノリ。
タカノリはまともじゃない父母兄の言いなりでどんどん人を殺してしまう。家族が困っているから、家族の為だと家族に縛られている窮屈さ、家族の煩わしさがひしひしと感じられました。
死刑になった家族を描いた映画で、殺人シーン、バイオレンスなシーンもありますが所々で本気で笑ってしまう可笑しさが入り交じり、胸糞悪いで終わらない映画でした。
アフタートークでは
小林監督、映画評論家の町山さん、水道橋博士が登場。
映画の音楽が素晴らしい、細かいシーンもよく考えてつくられている映画と町山さんはテンション高めで誉めていました。
町山大賞は今年は小林監督の手に。メダルを前にお辞儀をする小林監督。
小林監督は27歳で若いのですが、フランスで下半身丸出しする肝っ玉の持ち主で
「全員死刑」小林勇貴がフランスで暴走、フル◯ンで観客と親交深める(動画あり) - 映画ナタリー
どんな方かな?ドヤドヤ系かな?と思いきや、凄く真面目そうな、優しそうな方でした。
町山さんに画面の隅々まで考えつくされていて。このシーンよく考えているねと言われると、『そうなんです!』と言った感じで自分のこだわりを当てられてとっても嬉しそうに盛り上がっている姿がとても可愛らしかったです。
町山さんから『日本のマーティン・スコセッシ』と言われてニコニコしていたのも印象的でした。
この映画で女の人が強いなと思っていたら、小林監督の地元、静岡県の富士宮では手を上げる男の人が多いので女の人が強いと話していました。
タカノリの彼女、カオリとの喧嘩シーンはこんな反撃する?カオリ!とびっくりします。啖呵切る女の人の演技が強くて面白かったです。
上映館が少ないのですがぜひ観に行ってみてください。刺激的なよい映画です。