昨日はクリスマスでしたね。恋人のいない独身女性ねねにもクリスマスという日はやってきます。
クリスマスといえばディナー、恋人同士できゃっきゃうふふしながらチキンやケーキを食べるらしいですね。世間とは?
こちらとしては平日ですし、仕事終わらせてさっさと帰ってさっさと寝るのが1番ですが、ほら、今流行りのインスタ映えとか?そういうのちょっと憧れるわけですよ。
#(ハッシュタグ)とかつけてインスタ映えさせたいし、かわいいもの見て心踊らされたいんですよね。
ということで、ねねも1人の家で無言でインスタ映えクリスマスディナーを作りました。
どうぞご覧下さい。
ローストチキン
そうですね、やるつもりはなかったのですが、帰り際寄ったスーパーに丸鶏が5体ほどいて、「いやもう6時だし、これからローストチキン作るやつなんかそうそういないでしょう。こんなにあって売れ残ったら丸鶏がかわいそう。人間のイベントのために産まれて殺され喰われず棄てられるのはなんとも申し訳ない、辛い。ならばねねが責任持って食べるから!」と1500円の丸鶏を買いました。
脇にまだ毛が残っていてうぇーーと若干ビビりながらよく洗います。若干引いちゃって少し気持ち悪くなりましたが気合いで調理を進めます。
あんよを縛ります。タコ糸でやるべきなのですが、買うのを忘れたので木綿の糸です。できました。大丈夫です。タコ糸じゃなくで大丈夫です。
下味もつけましょう。塩コショウをもみこみます。
内臓はとってあるのでそこにじゃがいもを詰めます。
うまくできなくてはみ出ました。気にしません。
バターで軽く焼き目をつけます。
こんがり
いい感じです。
そしたらキャベツや玉ねぎ、人参を敷き詰めたホーロー鍋に入れます。
オーブンがなくてもローストチキンはできます。ローリエとローズマリーは実家にもさもさ生えているのでもぎってきました。
肉の臭い消しに使えます。
水を加えて鍋が焦げ付かないよう蒸し焼きにします。
2時間くらいやればできます。じゃがいもは完全におしりからはみ出しました。
インスタ映え着色料パーティーケーキ
肉が出来るのを待つ間、ケーキを作りましょう。さかもツインは子どもの頃、着色料はガンになるからと一切食べさせてもらえず、ねるねるねとかカラフルなお菓子に憧れたものです。
今こそ解き放て、抑圧された着色料への憧れを。
そんなケーキにしましょう。
用意した品です。土曜日に冨澤商店で揃えました。
ただねねはケーキ大好きなんですが、甘いもの食べすぎると頭が痛くなるのでこってりした甘味はそんなに食べられないのです。
なので本来はスポンジであるべきところを食パンに、生クリームをヨーグルトクリームにします。
※ヨーグルトクリームはたびたび登場している。レモン汁と水切りしたヨーグルトを生クリームに混ぜるだけであっさりクリームになるので食べやすい。
ねねの2時間クッキング - ここから先は私のペースで失礼いたします
パンを切り揃え、クリームに色をつけます。
青、緑、黄色、ピンク、赤で彩ります。
途中バランスを崩し目を離した隙に倒れていました。
てっぺんには憧れのドレンチェリー。どうしたらこんな色になるのか、オーガニックやら添加物フリー派の人には許されない色してやがる。
これを互い違いに載せたらなぜか風の谷のナウシカっぽくなるの、ふしぎ。
食べ始めましたが、普通のケーキの味です。
インスタ映えとは?
色が派手なだけのケーキ、飾るとは…?
中身のない気を引きたいだけの悲しいピエロみたいですね。
脳がついてこなくてなかなか食べ終わりませんでしたが完食はしました。
憧れのドレンチェリー、ギラギラしたアザランは美味しかったです。一生分食べた気分です。
ローストチキンは美味しかったです。普通に作ったから。めめにも分けたら喜んでいました。
ねねのクリスマスインスタ映えディナーはこれにて終了です。
着色料への憧れを無事に成仏させられたのでかったです。着色料は無です。憧れる必要は特にありません。
こちらからは以上です。