こんばんは、ねね(姉)です。
皆さまは古道具や骨董品などはお好きですか?ねねは見るの好きです。
京都にアンティークセンターという骨董品を扱うお店が入った小さなモールがあるのですが、たまに覗くと楽しいです。
http://www.teramachi-art.jp/shop/shop-info/antiques-center/index.html
京都アンティークセンター【京都 寺町美術通り】
古い食器の色使いやガラスの器の細工など美しいなぁとため息がでます。実用性よりもデザインが優先されていて現代ではもう作られないような儚さがいいですよね。
京都は旅行で行くので品物を買っても持って帰れないのがネックなので都内で骨董市やってないかなと調べたら有楽町国際フォーラムで大江戸骨董市という催事があることを知りました。
https://www.t-i-forum.co.jp/event/antique/
東京国際フォーラム|大江戸骨董市
毎月第1、3日曜日に開催されているようです。
有楽町駅から国際フォーラムへ向かうと外で大規模に骨董市が開かれておりました。この雰囲気お祭り気分にさせるじゃないの…楽しい。この場に足を踏み入れた瞬間楽しいの、ワクワクしてしまうう~!
IKEAやニトリ、おしゃれ雑貨店では絶対見かけない古びたガラス瓶、旅館の朝食で使われそうな小皿、飲んべえさんにはたまらないお猪口と徳利、懐中時計、ブローチ、ネックレスなどのアクセサリー。ところ狭しと並べられる年代物の着物や帯。過去が、過去が、ここにたくさん並んでいる!
骨董品と呼ばれるものが軒並み連ね、ねねの視線と心を容赦なく奪います。
あ、あの着物の色も柄も素敵。
このガラス製品の緑が絶妙な色加減。
この小皿、凝ったデザイン、餃子のタレ入れにちょうど良さそう。
古びたビーカーを一輪挿しにしたらおしゃれだな。
あのピッチャーに麦茶入れて使いたい。
この貝殻型のスプーンでアイス食べたい!
こんな調子で次から次に欲しいものや気になるものが目に飛び込んできます。
今日骨董市に行った目的は何となく古いものを見ることです。今ハマっている『ニュクスの角灯』という漫画の世界観に近いものを実際に見たいと思ったので(蠻という道具屋が舞台なので)。ニュクスの角灯についてはこちら↓
ニュクスの角灯と巡る長崎の明治の面影 - ここから先は私のペースで失礼いたします
古いものがこのご時世まで何の縁か人々のところを巡り巡って売りに出されるのはロマンだと思うのですよ。
それゃ誰かのものだったということ、新品ではないということは潔癖症のねねにはちょっと触るのに気が引けるところもあるのですがそこをぐっとこらえて欲しいと思えるデザインだったり色味だったりがあるのです。それはすごいことなのです。良いものは良いという証明。
ふらーっと見て、ガラス製品、皿・マグカップ、着物・帯、ブローチ、スカーフなど欲しいものがあれば買おうと意気込みます。
1番最初に惹かれたのは下駄。
浴衣の時期量産された下駄を履くよりも、着物が普段着として着られていた時代の下駄は鼻緒だったり下駄の歯のデザインだったりが今のものと違うのでかわいいんですよね。
赤と黄色のツートンカラーの鼻緒に黒の下駄がかわいかったのですが試し履きする度胸がなく買えませんでした。
ひよってしまうと買えないですね。次回はぐいぐい買える度胸をつけて挑みたいです。
着物も大正レトロなカラフルなものがたくさんあり惚れ惚れしましたが着る機会がないので却下。 着物は3000円前後で売っているので気兼ねなく買って着るというのもアリなんだろうな~。正絹だとクリーニングが大変ですが。
骨董市が広範囲でやっていたので一周すると30分くらいかかりました。
はっと気に入るものがあっても、用途や置き場手、入れのしやすさを考えると買いたいと思っても買えなかったです。
以外とこけしや人形がたくさんありました。雛人形もあって怖さも感じましたが昔の雛人形ってこんなんなんだ、と知れたので見られて良かったです。
とあるお店で航空会社の食器のデッドストック(売れ残り、長期間倉庫に置かれていた商品)があり、そのデザインに一目惚れしたので買いました。
四角い平皿です。
機内食用だったのでしょうか。
こうやって重ねられます。
餃子とか玉子焼きとかのせたい!新しい食器はワクワクします。
こうやって新聞紙に包んでくれたのも味があっていいですね。
スープカップなどもシンプルなデザインでかなり惹かれたのですが持ち帰るのが大変と予測されこのお皿2枚だけにしました。
1枚900円でした。
骨董市で買い物するのは初めてだったので踏ん切りがつかずにスルーしてしまうものも多かったですがどれも唯一無二のような存在感があって魅力的だったのでまた行って欲しいものを吟味して買えるようにしたいです。
骨董市の店員さん方は着物を着ていたり、独自のファッションスタイルだったり、来ているお客さんも自由な感じで、型にはまらないことを好むような人が多いのかな~という感じでした。
自分の好きなものを大切にしていそうで、それを楽しんでいるようでそんな姿を見るとねねも楽しくなるので今日ここに来て良かったなーと思いました。日本なんだけど古い見慣れぬ物に囲まれて現代の日本じゃない不思議な世界です。
銀座にはアンティークモールという骨董品屋さんもありますが、ショーケースに入っていたりとちょっと敷居の高さを感じるので骨董市の方が気軽に楽しめる気がします。
アンティークモール銀座|西洋アンティーク、和・東洋骨董、きもの・古布ショップが集合した骨董ショッピングモール
これから暖かくなり外に出るのが楽しい季節となるので日曜日に骨董市に出掛けてみてはいかがでしょうか。
ねねはデートで来たらさぞ楽しいんだろうなぁと100回くらい思いましたがデートする相手がいないので仕方ない1人で来るかと自分に言い聞かせました。
デートできる人はねねの分までデートしてきてください。疲れたら銀座のカフェでお茶するなんて最高のプランですよ。
有楽町にはストーンという渋い喫茶店もあるのでシティボーイシティガールカップルにおすすめです。
喫茶店ストーンで羊羹を。 - ここから先は私のペースで失礼いたします
はぁ。デートしたい。では。