こんばんは、ねね(姉)です。
先日埼玉県の秘境秩父へ行ってきました。
埼玉県民ですら秩父は同県だと思われていなかったりどうやって行くのか分からなかったり行ったことがなかったりするほどの秘境です。
ですが、芝桜が美しい羊山公園や、天空のポピー畑、白いお守りで有名な三峰神社など見所はたくさんあります。
そして関東5大銘仙(着物)の産地でもあります(伊勢崎・足利・秩父・桐生・八王子)。
銘仙という絹織物は柄や色使いが素晴らしく、当時のおしゃれを楽しむ遊び心に感心してしまいます。
秩父ではぽてぽて銘仙という着物レンタルがあるのでさかもツインは車を走らせ行ってきました。
赤絨毯の素敵な洋室へご案内され、アンティーク戸棚を開けると
きゃっ!かわいい!着物かわいい!
好きな着物と帯、帯揚げ、帯締めを選びます。これだけあると選ぶのも目移りして困ってしまうのですが、トキメキ困りなのでとても楽しいです。
さかもツインは紫のかわいい着物をチョイスしました。
お綺麗なお姉さんに着付けてもらいます。着付けに必用品は全て用意してあるので手ぶらで行けます。
到着から30分もたたずに着物選びから着付けまで完了!あっという間で気楽に変身です。
足袋と草履、荷物入れをかりて、いよいよ外へ出ます。
ちちぶ銘仙館から秩父神社まで徒歩15分程。着物の写真を撮りながらゆっくり歩いて向かいます。
ここが秩父神社。
http://www.chichibu-jinja.or.jp/
秩父神社
朱色の門が青空によく映えてフォトジェニックです。
本殿の装飾も美しく見応えがあります。
本殿にはイチローズモルトの樽が!さすが秩父。イチローズモルトなかなか売っていないのでこの樽は貴重ですよ。
おみくじは水に浸して字を浮かび上がらせるタイプのもありますが、ねねは普通のをやりました。
絵馬は今1番切実な願いを。
せっかく着物着せてもらったので、非日常をしこたま味わい写真に残しておきましょう。目指すはOZみたいなお出かけ雑誌のモデルです。
はい、後ろ姿にしておけばだいたいうまくいく。
はい、非日常な奥行きのある空間で振り替えればだいたいうまくいく。
はい、ナチュラルに歩けばだいたいうまくいく。
どんどん行きましょう。
秩父神社を後にしてさかもツインは秩父神社の目の前にある番場通りを行きます。
番場通り - 出会い旅ふれあいのちちぶ|一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社
秩父神社の参道である石畳みが敷き詰められた「番場通り」とその周辺には、大正後期から昭和初期にかけて建てられたモダンな建物が数多く残されております。
人っ子1人いない。日曜日なのに。
地方のレトロな街並みに人混みは似合わないのでこういう瞬間がシャッターチャンスです。
番場通りの入り口にパン屋発見。
早速めめ(妹)がパンを買っていました。
このトレイがレトロでかわいいです。
番場通りの街灯が好きです。この形かわいい。
カメラ持って歩けばレトロ建築物にぶち当たるほどグッとくる街並み。
エメラルドグリーンの差し色がかわいいです。
こういう今時おしゃれなカフェもあるのでデートで来ても食べる場所に困らないです。いいですよ。
さかもツインは渋い純喫茶コイズミへ。
ショーウインドウの良さ伝わりますか?昭和がそのまま遺されていました。
ホットサンドを頼んだのですが、とろけるチーズが本当においしかった…(悦)
食後のコーヒーは水の美味しさを引き立たせ飲みやすかったです。
こんなレトロな空間でのんびりするのも悪くないでしょう?
さ、空腹が満たされたところで街歩き再開です。
登録有形文化財のパリー食堂へ。
さすが登録有形文化財!
デザインの良さ!美しさ!現役稼働しているたくましさ。レトロ建築物のこの尊きことよ!
こちらは小池煙草店。閉店しておりますが建物の美しさは現在進行形です。こちらも登録有形文化財。
はぁ、このレトロ建築物にどれだけ好きと言ったらこのままここにいてくれるのかしら。
蔦に絡まれる建物はビルヂングと呼びたいです。
時計を眺め待ち合わせしてる感じにすればだいたいうまくいく。
そんなこんなでレトロな街並みに惚れ惚れしてちちぶ銘仙館に戻ってきました。写真は300枚以上撮りました。何となくうまくいったのがあってよかったです
ちちぶ銘仙館もフォトジェニックな建物で昭和5年の建築物です。こちらも登録有形文化財。秩父の登録有形文化財率すごい。
中にも入れるので写真を撮りながら昭和5年の世界観を感じてきました。すごく良かったです。
ライトとか。すごくいい。
機織りも。
じっくり見学すると銘仙が、絹織物がどれだけ手をかけられ生産されていたかがよくわかります。大量生産できない唯一無二の銘仙の着物を着られたありがたさをしみじみ感じました。
ちちぶ銘仙館は白い壁造りなので着物の色艶がよく映えます。写真撮りまくりたくなります。
銘仙のレンタル着物は本当に珍しく、検索をかけても秩父か足利か、というところなので銘仙に興味があればぜひ着てみてください。
自分が1番かわいい着物を着たい、目立ちたい、と思ったら絶対銘仙だと思います。
京都や浅草などの観光地は着物女子で溢れかえっているので、他のレンタルサービスが参入していない秩父か足利だと着物女子にバッティングすることがほぼないので。
着物着ている人を見るとかわいいなとウキウキしてきます。街を鮮やかに彩るの着物っていいじゃないですか。
観光地で大胆に変身して旅行の思い出を鮮明に記憶に焼き付けてみてください。
何でもないことはすぐ忘れていくので忘れたくないことをひとつでも多く作っておきたいものです。
では。