こんにちは、ねね(姉)です。
熱が、出たのでね、具合が悪かったんです。
多分勤め先の病院で患者さんに流行っている風邪をもらったみたいです。高熱がパンっと出て痰が増える風邪。
結局今週はゴールデンウィークの延長戦、有給残機が減っていく絶望を噛み締めながら床に臥せっていたのですが、なかなか元気にならないし仕事を休んで迷惑をかけているという自負もあるので病院に行かねば、と思っていました。
休みが続くと「ちゃんと病院行かなきゃダメだよ」と言われるし、病院行かないと自己管理できてない的なダメ出しを食らうので。
正直なところ具合の悪いときの病院っていうのはかなり敷居が高いです。
まずはねね、独り身だから誰も付き添ってくれない。当たり前だけども熱があるなか1人で病院行くの、どうするの?誰も送迎してくれないじゃないですか。
しかも自転車もないし歩いて行くしかないのですよ。
徒歩数分のところに病院あるよ、あるけどそこまで歩いて行くの辛くない?タクシー呼ぶほどの距離ではないんだよ。
ねねの住む単身者アパートの小さな居室でおしっこのためにトイレに立つのもぜぇぜぇ震えているんだぜ?
そして病院行けば行ったで背もたれのない座り心地の悪い椅子に座るの。寝てても体が痛くて身の置き所がない人がどうやってその椅子に座るのか。死?
順番がくるまでげぼげぼ具合悪い人や泣き叫ぶお子さんと一緒に待っていなくてはいけないの。死?
感染のリスクが!たっけぇ!死!
新しい病原菌を配りあいっこしてしまってるだろう。
大阪のおばちゃんの「はい、飴ちゃんあげる」みたいな、やつ。俺の菌をくらぇ~みたいな、やつ。死の予感しかしない。
そんで診察してお会計して調剤薬局で薬もらって…少なくても1時間以上はかかる苦行。
みんなどうやってこれを乗り越えているのか理解不能。
どうやって、どうやって病院へ行くべきなのか…と考えているうちに4日経過し、動けるくらいには熱も落ち着いてきたので病院へ行きました。
9時開院の病院(というかクリニック)
9時15分着、すでに23人待ち、待ち時間はなんと2時間。死!
受付の人に「外出もできますよ」と言われたので1度帰ることに。来た道を無で帰る。死~?死!
2時間後また行った道をヨロヨロと歩いていく。死!
看護師さんの問診と体温を測る。36.5度。生!
少しだけ待って診察。喉を診て呼吸音を聴いて今現在熱がないのともう回復期に入っているでしょうとのことで風邪薬だけ出されて帰ります。ビタミンと水分をとってゆっくり休んで下さいと励まされ終了(1060円)
ねね何でここに来た感が否めない。何でここに来たのだろう。死。
調剤薬局では処方箋を出すと、「熱ありますか?」と聞かれ、「…あります。」と妙に含んだ返事をしてしまった。今はないがあったりなかったりなのであるということでいいかと思ったら間ができてしまった。死。
「まぁ、少し熱があった方が体にはいいですから」という変なフォローをされる。解熱剤はほどほどに使えということだと思って聞く。(670円)
結局1時間かかってやっと帰宅。疲れた~死。
もらった薬。
痰きり、咳止め、解熱剤。
おっ!市販のコンタックとほぼ同じじゃ…?
わしゃ…わしゃなんのために病院に行ったんじゃ(⌒‐⌒)死。
外に出る予行練習か!死!
だから思うのよ。風邪のとき病院行くのが本当に正しいのかって。外気に当てられて冷えたり待合室で他の風邪もらうリスクもあるし、日本の膨大な医療費、もう払いきれんて。
かえって家で寝てた方がいい。
そりゃもちろん気になる症状がある、とか耐えられない具合の悪さってときは早く病院に行った方がいいけども、今までの体の傾向をみているとこの風邪なら薬飲んで休めば何とかなると思うなら自己責任のもとそれでいいと思うんですよ。病院行ったからって早く良くなる訳じゃないですもん。
もしもねねが管理職になって部下が風邪で休んだら無理せず休め、なんとかなりそうなら無理せず病院行かなくてもいい、助けが必要なら呼べ、1週間とりあえず休んでいい、と言うよ。
まぁ発疹とか出ずにノーマルな風邪で快方に向かっているのでこんなこと言えるんですけど、本当に病院って厄介だよな、と思うのでした。