この牛乳がすごい!そう言わざるを得ない牛乳を知ってしまった。
その牛乳とは、ライフプレミアム牧場のおいしさそのままの牛乳900mlである。ライフというスーパーマーケットのプライベートブランドの牛乳で瓶で売っているものだ。
学校給食で毎日牛乳を飲んでいた中学卒業以降は冷たい牛乳をコップ一杯飲むこともなくなった。特別好きでもないけども嫌いでもない牛乳。冬場はホットミルクにしてココアやコーヒーの粉を入れラテにして飲む。体が温まっていい。冷たい牛乳はラテにして飲まない。牛乳飲むなんてガキくさ、と、斜に構えたいた節もある。冷たい牛乳を飲み過ぎるとお腹を壊しがち、ということもあるので冷たい牛乳を自制していた。
ここ最近1リットルのコーヒーゼリーのある暮らしという、コーヒーゼリーを作って食べる生活をしている。
コーヒーゼリー単品でも美味しいのだが、乳製品のまろやかさを足したくなる。牛乳で割って食べたり、バニラアイスをのっけて食べたりしていた。生クリームもありだとは思うのだが、33歳の婦人の胃にはちょっとこってりすぎるかな、と考えておりそれはやっていない。
あるときふと牛乳の質を高めてみては?と考えたのだ。
ライフに瓶の牛乳が売っていてそれがとても美味しいという情報は仕入れていたので電車を乗り継ぎライフへ向かった。
そしてようやく手に入れたライフの牛乳。
そのまま飲んでみたらすっきりしていて飲みやすい。ふむ、いつもの牛乳(低脂肪乳だったり西友の普通の牛乳を買っている)より臭くない。もったりたした乳くささみたいなのが全くない。飲んだあとも口の中はすっきりしている。味覚が特別優れている訳ではないのだがいつものよりおいしい、という感覚だった。
次の日、驚くべきことがおきた。
牛乳の旨味が異様に増していたのである。
これがコクか!と驚いた。バターの味がする。バターのようなコクがある。もちろんバターではないので脂のこってり感はないが味はバターのようだ。小生は昨日とは比べようのない旨味を感じております、と冷蔵庫の前で気を付けをした。それくらいの衝撃だった。
その次の日もそのコクと旨味をキープしたまま4日間で飲みきってしまった。ライフは近くにないので、すぐにはこの牛乳を買いにいけない。ならば低温殺菌の牛乳を買ってみよう。
ということでタカナシの牛乳を買ってみた。この牛乳も同様開封後2日目に奇跡を起こす。なんでぇ、なんでこんなに美味しいの?牛乳をがぶ飲みしている。
あれだけ頑なに飲まなかった冷たい牛乳をガブガブ飲んでいる。お腹は時々ぐるぐるするも平常運転だ。
今まで飲んでいた牛乳はなんだったのか、と膝から崩れ落ちてしまいそうになった。牛乳の概念が覆された気分である。
この夏の楽しみは、グラスにバニラアイスを入れて、
コーヒーゼリーも入れて
最後に牛乳を注いで混ぜ混ぜして飲むことだ。
食べたい分好きなだけ味わえるのがお家デザートのメリットだと思う。お店で提供されるのは量が決まっているのが悩ましいお年頃なのだ。
ちょっとした甘味よりもうまいぞ、この牛乳は。この牛乳がすごい。牛乳のめくるめく乳脂肪ワールドにすっかりひきずりこまれてしまったのである。