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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

先生との距離感に対する考察

10月に異動してから業務内容が以前と変わり体力を使うことが増えた。患者さんの移動、着替え、全介助というのはかなり肩と腰に負担がかかる。

肩こりと腰痛が増し、帰ってくるとぐったり疲れてしまい動けなくなるようになった。マッサージに行ってもなかなかこりがとれないなと思い接骨院に行くことにした。

 

接骨院というのは国家資格である柔道整復師さんがいるところ。接骨院は国家資格、整体院は民間、という違いがあるらしい。

http://www.shadan-nissei.or.jp/judo/
日本柔道整復師会|柔道整復師とは

 

肩こりと腰痛がある旨伝え、姿勢などをチェックしてもらうと左の骨盤の傾きと左の肩の下がりがありその歪みから左の背中の突っ張る感じがあるとのこと。なるほど。どこが辛いのかよくわかってらっしゃる。これはすごい。体の歪みをカイロプラクティックで整えマッサージでこりをほぐしていくということになった。

 

マッサージはうつ伏せになってぼんやりしているだけでいいのだが、問題はカイロプラクティックだ。

骨がボリボリボリィというやつなのだが以前もやったことがあるので抵抗はない。

だけどアプローチの仕方が何て言うんですかね。密着、的な。担当の先生は男性なので何て言うんですかね。異性。異性なんですよ。異性に身を任せるのね、おばちゃんちょっと緊張しちゃうの。

彼氏いない歴長いし異性に対する抵抗力が落ちている。

腕枕みたいな感じで体を支えられたり、異性の腕の中に上半身を包まれボリボリボリィとやられて鼻息でふんって言っちゃったり、足を足で挟まれたり、ベッドに馬乗りになって下さいと言われたり。

まぁとにかく距離が近い。異性との接近がここ数年のうちで桁外れに近い。異性に包まれるの何年ぶりかと思うと頭がくらくらする。頭とか口が臭いって思われたらどうしようと不安になる。異性に臭いって思われるの怖くないですか?一応歯を磨いて頭皮が匂わないようにスプレーをしていい匂いのハンドクリームを塗っていくけど絶対臭いよな~とか思っている。

 

担当の先生は多分年下。いつも同じ先生が担当するみたいで何か喋った方がいいのか、と考えるも口を開けるとばばぁ臭いんじゃないかと思って必要最小限しか喋らない。施術中はただ目を閉じてじっとしているだけ。

足のストレッチで股が全開のときに話しかけられたときは心を無にして返事をした。ちょっと笑いそうになってしまう。異性が、異性が…と考えると笑えてしまう。にやにやしているのもキモいので必死で嫌いなデブのおばちゃんのことを考え笑えなくなるようにする。そんなことを頭のなかでぐるぐる考えているためリラックスはできない。慣れればできるのだろうが。

 

異性とのコミュニケーションって難しいよなぁ。先生が嫌とかじゃなくて、先生を性的な目で見ているとかじゃなくて、この緊張とかソワソワした感じって何と表現するのかと考えたら多分『照れ』だと思う。おばちゃん照れちゃうのよ、ふふふ。

 

いちいち過剰に反応するなと言われればそうだ。おばちゃん精神年齢がきっと中学生くらいだから異性に過剰に反応してしまうのだと思う。そしてシャイだから遠巻きに眺めたり観察するくらいでいいのよ。異性に近付くなんておこがましくない?大丈夫?(独身をこじらせさらに発酵させたような精神論)

 

今週はまた金曜日に接骨院に行く。だいぶ体がほぐれて湿布がいらないくらいのレベルにはなった。通い続けるつもりだけどもこの『照れ』という感情が『慣れ』に変わればいいと思う。