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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

美容部員さんがけっこう苦手

昨日化粧品を買いに行った。イ○ンのコスメ売り場だ。普段使いのパウダーファンデーションを使いきってしまいレフィルを買おうと陳列棚の前で色味を見ていた。

 

お店に入ったときから美容部員さんの視線を感じてはいた。熱烈というか執拗な視線。この視線でもううんざりしている。

 

テスターを肌に乗せ色味を見ると早速声をかけてくる。「お色見ましょうか?」と。

こちらはすっぴんに等しいボロボロの肌、化粧。肌を顔を見られたくない。

「あ、大丈夫です。」と伝え自分で色味を見る。今までもそんなに大差のない色味なので自分で決めたやつで満足して使っている。相当肌に合わないから使えないということはなかった。

 

適当な色味を見つけてレジに持っていくと先程の美容部員さんがまた「お色合わせましょうか?」という。

 

しつこい。

しつこい。

さっと買ってさっと帰らせてはくれませんか?

 

「いいです。」と言ったら美容部員さんはレジから離れどこかへ行って何かをとって戻ってきた。

 

「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれ「ないです。」と答えると、名前や住所を記入する紙を出して「ここにお名前と住所を書いていただくだけでポイントカード登録できます。登録してくださった方にはプレゼントがあります。いかがですか?」と言われた。

 

めんどくせ~。

だいたいポイントカードは邪魔なんだよ、財布に入れっぱなしにして財布がごちゃごちゃしていざ次の来店のときにすぐカードが出せるかと言ったら見つからなくて結局次のときも「カードないです。」というはめになるからポイントカードはいらないんだよ、

 

よく行くドラッグストアーのポイントカードと接骨院のカードと診察券だけだよ、稼働しているのは。あとは虚無、虚無、虚無。

 

ポイントカードを管理できる女じゃないんだよ。だからどんなお得があってもポイントカードはいらないんだよ。だから

 

「ポイントカードいいです。」

と断った。

 

そしたらさっきどこかへふらっと行った時に持ってきたフェイスパウダーを見せて「今ならこれがもらえますよ?」と念を押された。

 

やめろ~!余計な時間を使うのをやめろ~!

 

プレゼントに興味を示さない女に現物を見せて心を動かす作戦やめろ、それはいらん。だいたいテスターももらって嬉しいものもあればいらないものもあるんだ。使いきれず捨ててしまうこともあるから!しかもパウダーファンデーションを買っているのに更にフェイスパウダー、粉×粉をすな!

カチンときてしまい、低い声で「いらないです。」と言ったところで場の雰囲気が凍りついた。

 

きっと性格の悪いおばちゃんだと思われただろう。それもそれで腹立たしい。あなたのしつこさがイラッとさせたのに「あのおばちゃん態度悪い~」みたいな感じになるから。

 

ファーストインプレッションで拒絶されているのにグイグイくるのはやめてくれませんかね。これは服屋でも同じ。ひとりでそっと見たい人もいる。距離感というのをお互い大切にしていきましょうよ。あなたが迫ったきたときやんわりと拒絶しているのだから。「いいです。」と言っているのだから。あなたの助けが必要なら色味を見てくださいと言うから。

 

ファンデーションひとつ買うのに気を遣うなと思った。心がすり減る。

 

そういえばロクシ○ンの店員さんもこんな感じで苦手だったなと思った。5年くらい愛用していたが行くたびに「今度こういうのが出るんです/出たんです。使ってみませんか?」とテスターをグリグリ塗られる。あんまりマメな方ではないので基礎化粧品はシンプルな方がいい。美容液とかを勧められて高いのを買ったりもしたがめんどくさくて使いきれずロクシ○ンが嫌になってしまった。

 

ここ最近はドラッグストアーで買えるキュレルを使っている。安くてシンプルで肌に合うみたいで吹き出物が明らかに減った。自分の使うものは自分で見つけた方が案外納得するようだ。

 

たまにしつこい美容部員さんがいる。距離感をはかれない美容部員さんがいる。そういう人はけっこう苦手なのである。できればほどよい距離感というのをお互いはかっていこうよ、という話です。