タイトなジーンズが嫌いだ。最近ではスキニーデニムという。スキニーデニムはおしゃれだ。ギャルとか、女をはべらかすことがアイデンティティみたいなやたら細身の男がはいているやつだという認識がある。
スキニーデニムは何にでも合う。ベーシックなTシャツ、おしゃれなサテンブラウス、はつらつとしたノースリーブ、ちょっと清楚にレースのトップス。
まぁスキニーデニム1本あればなんとかなる、みたいな魔法のアイテム。だけどねねは嫌い。
理由は
キツいから
それだけ。
ちゃんとサイズ合わせてかってもなんかキツいんだよ。ギチギチと身体を締め付けてくるんだよ。それがなんか苦手なんだ。なんならスキニーデニムはいて出掛けた流れで夕御飯食べたら腹壊したんだよ。
スキニーデニムがキツすぎて下痢した
という人他にもいるんじゃないかな。なんでこうなったかわからないけどとにかく腹を壊したのは数回あってもしかしてスキニーデニムがキツいから腹が壊れるのでは、と気付いてからはスキニーデニムをはかなくなった。スキニーデニムをはかなくなったからと言って腹が壊れなくなったわけではないが疑わしきは排除しておきたい繊細な腹の持ち主なのだ。
こうしてスキニーデニムは3年くらいはいていないのだがなぜ急にこんなことを言い始めたかというと、昨日きつめのタイトスカートをはいて出勤したら帰りにおならが止まらなくなったのである。
腹部の猛烈な締め付けにより腹がおかしくなったとしか思えない。帰ってすぐにスカートを脱いだが夜寝ているとき急な腹痛発作に襲われたので「タイトなスカートにも戦うボディはねじこめない」と悟った。
ねじ込むと歪みが起きてきっと腸が排出に勤しむんだ。無理はよくない。タイトスカートはチャックを開けたまま着ることにしよう。そうして戦うボディを労るやさしさを手に入れた。