ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

シャトーすがも202号に潜入

このホテルの全てを知りたい。そう思ってしまった。夏の始まり、胸をときめかせるネオン。シャトーすがもよ、私に一晩の夢を見させてはくれないか。

 

エレベーターは点検中で赤絨毯の階段をひとつひとつのぼりたどり着いたは202号室。
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この扉の先はどんな世界が広がっているのだろう。
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畳の優しい色が目に飛び込んでくる。

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温泉旅館のような、それでいて奥には艶かしいベッドが。

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くつろいでいいのか乱れていいのかわからなくなる。

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懐かしいという気持ちにさせる電話置き。
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テレビの下にあるのはクーラー。しっかり涼しい風が出る。


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ちゃっかりミニ冷蔵庫があったりf:id:sakamotwin:20200622205252j:image

ケトルもあるので飲み物はどんな温度にも対応するつもりみたい。

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テーブルの上にはお茶とチョコレート。自販機の上にはコーヒーもある。きっとくつろげってことなのね。

 

洗面所は明るくてきれい。
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お手洗いもいたってシンプルな、都心にいながら文豪が缶詰めになっていそうな旅館みたいだ。

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いや、手前半分はくつろぎスペース、奥半分はf:id:sakamotwin:20200622205830j:image

ギラギラ、ギラギラ。

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天井の証明は和の落ち着いた雰囲気を出しつつも鏡が怪しげに夜へ誘う。


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昼と夜の境目。
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夜から夜への橋渡し。

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そう、ベッドから赤い浴場がみえる。f:id:sakamotwin:20200622210543j:image

カーテンをしめるもあけるも権限は覗く人にあり。f:id:sakamotwin:20200622210634j:image

シンプルに赤い。
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それがシャトーすがもの強さ。
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オーロラタイルの浴槽にじっくり浸かったら人魚になれそうな気がしてこない?
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こちらからのあちらの世界、見つめ合ったらどんな気分だろう。

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畳の部屋にふたりで座って無言でチョコレートを食べるシャトーすがもの情趣。

 

夢から覚めてまた夢を見たくなった頃来ます。またね。

2020年6月訪問。