世の中には星の数ほどラブホテルがあってそのひとつひとつが同じではないから、星を見に行くようにラブホテルを見に行く旅というのがあってもいいだろう。
先日ラブホテル巡りの旅をしたのだが訪れたホテルどれもが素晴らしかった。おいおいレポートとして書いていくがまずはここから書いていきたい。
青森県おいらせ町にホテルニューグリーンというラブホテルがある。
天然温泉ホテル ニュー・グリーン(テンネンオンセンホテルニューグリーン) : 青森県・上北郡おいらせ町 - ハッピー・ホテル
今まで色んなラブホテルに行ってきたが天然温泉に入れるラブホテルというのは初めてのことだった。
訪問したのは辺りがすっかり闇に包まれた頃。
入り口のネオン看板の下でジャバジャバやっている。
お部屋の料金表。
薄暗い中でガレージタイプの部屋が連なる敷地を3周しどこの部屋に入るか決めた。写真がなく部屋の様子がわからないのでけっこう悩んだ。
こんな屋根のかわいい部屋が建ち並ぶ。
八甲田というお部屋へ。
入り口から廊下はあっさりとしている。
お部屋は…
わっ!きれい!
正直どんな部屋が出てくるか全く情報がなくて賭けだったのでここまできれいな部屋がきて驚いた。ベッド横の鏡もまたいい。畳にベッド、はぁ、落ち着く。
くつろぎスペースもゆったりとしている。
急須のお茶。完全に温泉旅館だ。旅先で飲む緑茶はなぜあんなにもおいしいのか。家で飲む緑茶の10倍くらいおいしい気がする。
テーブルの上に物があればあるほど落ち着く。
謎のオブジェゾーン。
おばあちゃんち、というか気立てのいいご婦人の気配がする…気立てのいいご婦人の家に遊びにきたみたいだ。
冷蔵庫と電子レンジ。
回りにコンビニがないのでカップラーメンがあるのはありがたい。150円で販売している。
枕元にライトがある生活っていいな。
ゴムのパッケージの猫がかわいかった。
洗面所は明るくて清潔感溢れる。
アメニティもある。
トイレは洋式。きれい。(写真を撮り忘れた)
クローゼットの中にはタオルとバスローブ。
いつも思うのだけどこういうホテル名の入ったグッズを販売してれませんかね。とてもかわいいしラブホ好きな人は多分こぞってかうと思うのです。売ってたら私は買う!
一通り部屋の様子を写真に撮り「じゃあ温泉に入りましょうか、お湯溜めましょうかね」と浴室へ向かう。(←はじめましての女性フォロワーさんと来ており、せっかくだからとはじめましてから12時間もたたないうちに一緒に温泉に入ることになった)
お湯ためよ~って浴室のドアを開けたら…
チョロチョロチョロチョロという水の流れる音と共にこの光景👀
わ!温泉入ってる!!
しかも贅沢にかけながし!
外に目をやると
え!露天風呂まで!!
歓喜です。ふたりで叫びました。想像以上のラブホだって!この展開は読めなかった。うれしい予想の裏切り。もうこりゃ入るっきゃない♨️
シャワーから出るお湯も温泉のようでぬるっとした肌あたり。湯に浸かると肌がすべすべになるのがよくわかる。しっかりと効果がわかるお湯です。いい湯だな。「ガチの温泉だ!」と何度言ったことか。
ちょうどいい湯温で暖まってから露天風呂へ。外の気温が10度ちょいなのでほてったからだに寒さが気持ちよく感じる。
すだれから看板の光が透けてる。
カップルの人は一緒に温泉に入れるので温泉旅館よりいいかもね。
すっかりリフレッシュしていい気分になった。
部屋にあった障子は
開けると浴室が見えるようになっていた。
こういう遊び心があるのがラブホの醍醐味だろう。
ここは泊まりでもよし、休憩ならできるだけ長くいたほうがいい。
いつかまた他の部屋も行ってみたい。この温泉がついて普通のラブホ料金というのはかなりお得である。
温泉入って疲れたら寝て、湯治に来たらいい。帰る頃にはすっかりリフレッシュしているはず。
帰るときにフロントに電話するとホテルの人が料金を取りに来てくれる。ホテルの人に「いいお湯ですね」と言ったらうれしそうにして「温泉に入りに来る人もいるのよ」と教えてくれた。そりゃそうだろう。ガイドブックには載っていないある意味秘湯と言える秘湯ですわな。
ニューグリーン、それはラブホなのにガチの温泉がかけ流しで入れるめちゃくちゃすごいところ。 pic.twitter.com/U8MvUrY6ke
— さかもツインねね (@sakamotwin) 2020年10月17日
※同行したフォロワーさんのニューグリーンブログはこちら
愛欲空間のブログはラブホのよさがぎゅっとつまっているので読んでてめちゃくちゃ楽しいです。
温泉が溢れ出るモーテル【青森県十和田市】ニューグリーン 5号室 八甲田 - 愛欲空間 -昭和レトロなラブホテル探訪-
2020年10月訪問