ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

ホテル富貴406 英国に潜入

人世のうちでどうしても1度は見ておきたいという特別な想いを寄せている場所はいくつかあり、大阪にあるホテル富貴の406号室 英国 はその1つであった。


ホテル富貴

 

今回訪問するとたまたま406がもう少しで清掃が終わるとのことで運よく入室することができ感無量であった。

 

前回はローマ風呂が特徴的な202号室を訪問している。こちらも素敵なお部屋なので超おすすめ。


ホテル富貴に潜入~202号室ローマ編~ - ここから先は私のペースで失礼いたします

 

素敵な小窓のフロントを横目に待機。

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印象的な階段を見上げる。
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籐のパーテーションがエキゾチックで観葉植物と相性がいい。
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お部屋が空いたとのことでいざ入室。

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扉を明けるとブラウンベースの落ち着いたくつろぎスペースが出現。

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お茶セットがありますよ。温泉旅館みたいで特別感があっていい。
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洗面所は丸鏡が印象的。
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ギリシャ建築風な柱が異国情緒味をプラス。
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細部の装飾まで凝っている柱たち。
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奥へ進むとミントグリーンの窓がぱっと目につく。
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そしてベッドルーム。

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この色の統一された世界感がたまらなく好き。f:id:sakamotwin:20220521215651j:image

照明もばっちりミントグリーン。
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テレビ横には収納があって扉がパカッと開きます。
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廊下の水色のカーテンの奥は…、
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実はバスルームでした。 

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水色を基調とした神殿のようなバスルーム。

壁のオーロラタイルと
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水色の丸タイルが輝かしい。
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窓も大きく夜の光がやんわり射し込みます。
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カーテンを開けて浴室を覗くと深夜にうっすら電気を残したショーウィンドウみたい、それか水槽のような透明感がある。
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この煌めきの中に身を置く喜びを知ってしまったから何度でもここにきたいのよ。f:id:sakamotwin:20220521232533j:image

どうか末永く煌めいていて。

 

2022年5月訪問

 

 

【追記】

色々な昭和ラブホを見てきていますが、ホテル富貴さんはお部屋の個性も素晴らしいですが清掃・管理がとても素晴らしいです。

お部屋のどこにも破損や汚れがなく快適にすごせます。お掃除など日々の管理がとてもよくされているのだなと思います。昭和ラブホ行ったことないけど行ってみたいという人におすすめです。もちろん昭和ラブホ行ったことある人にもおすすめです。

ひょうきんすぎるぜ

週末関西方面の憧れの地を巡る旅をしてきました。行きたいと思っていてもなかなか行けない場所ばかりを5件ほど消化し、華美で優雅で贅を尽くした建築物を前にものすごい旅をしているという幸福に包まれる旅でした。

 

各訪問地の感想は後々書いていきたいと思います。
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写真は1,000枚以上撮っておりもうどう管理したらいいかわかりません。
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念願を叶えた感嘆のため息は歴史にそっと吸い込まれていきました。
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京都には国内でも珍しい施術をしている『橋本の香』という元遊郭の物件を維持再利用しているところがあります。

https://ryokan-kaori.com/

宿泊もできるのでまた改めて行ってみたいのです。

今回は火療というものを受けてきました。

文字通り火をつけ体の湿をとるという中国の温熱療法だそうです。遠距離移動と大荷物でガチガチだった背中がじんわりとほぐれて楽になりました。これに関してもまたのちほどゆっくり感想を書きたいと思います。


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明るいので青い火がわかりにくいのですがけっこう燃えてました。でも全然熱くなくて温泉でじんわり温まる感じや、春ののどかな日差しを浴びてるような優しい暖かさでした。

 

火療のあと漢方のオイルを背中にパックするのですがフィルムを背中一面に貼りそのまま帰ってねということで背中をカサカサシャカシャカさせ帰宅です。

 

また別件でほくろとりもして目元のほくろが炭化して巨大になって帰宅。

 

2泊3日、関西で元遊郭とラブホを見てくると出掛けていったおねいちゃんが、背中一面ににポリ袋みたいなラップをつけて目元のほくろは焦げて帰ってきたのを目の当たりにしためめちゃん(妹)は、「なにそれ?!」と困惑して爆笑してました。


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ゆんゆん丸は箱に入って困惑してました。

 

ひょうきんすぎたろ?おねいちゃんの2泊3日の豹変ぶり。はあ、楽しかった。

 

 

ホテルプリンセス(焼津) 23号室に潜入

もしもドラムが叩けたら

思いのすべてを歌にして

君に伝えることだろう

 

とは言わないな。ドラムだもん。激しく大胆に。ピアノが弾けたら歌にするかもしれないけどドラムを叩く力強さで強引に唇を奪ってほしい。

 


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急に何をいいだしたのかなと不振がられるのも無理はありません。

上の写真をご覧下さい。ここはスタジオでもカラオケでも楽器屋でもありません。

焼津にあるホテルプリンセス23号室です。

 


料金情報

 

はい、ドラムセット!
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なぜここにドラムがあるのかわかりませんがそういう遊び心はとても好きです。

楽器のことはなんにもわからないので叩くか悩んで叩くのをやめました。無知すぎて恥ずかしいから。いつかドラムのことがわかる人と行ってみたいです。叩いて奏でてほしいから。

 

テーブルの奥にベッドがありますね。当ブログではこっちが本題ではあります。

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カラオケルームの案内にそそのかされて入室。
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階段を上がりましょう。

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部屋のドアを明けるとUFOベッドが!
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照明がちらちらと変色して普通の電気ではこの感じです。
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ビゲンの回転ベッドさん、現役です。
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照明もビカビカつよつよ。
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天井の丸いカラー板も宇宙船みたいでかっこいい。
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ベッドやドラムセットだけでなく他の場所もこだわりがある。浴室への扉。ギリシャ建築風の柱が装飾へのこだわりを感じさせる。
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洗面所。
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お手洗い。
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広く清潔感のある水回りです。

 

そして謎の小上がり階段。
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そこは…

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浴室でした!
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この浴槽の形最高!
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色もいいですね。
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なにより扉の色がすごい!
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この空間はとても好きなやつでした。
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色が強い浴室は大好物です。

 

 

ドラムセットの横のマラカスも調子にのりすぎてしまいそうだったので触れるのはやめときました。
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エアシューターの名残もありますが自動精算機でお支払となります。
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遊び心満載のホテルプリンセス。f:id:sakamotwin:20220513160858j:image

 

最寄り駅から8㎞強。レンタカーで行くのが手っ取り早いです。15分位で着きます。海沿いの松林が雰囲気よく晴れた日は散歩がてら立ち寄るのもいいかもしれません。

 

ちなみに焼津駅からレンタカーを借りたのですが、そのレンタカー屋も焼津駅から15分くらい歩くので「どうして静岡から借りなかったんですか?」的なことを言われましたし、私もそう思いました。


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まぁこんな桜並木をのらりくらり歩いて向かったのでそれはそれで良かったです。

 

 

2022年4月訪問

ホテルカノン201号室に潜入



埼玉県蕨駅から徒歩2分、少し不思議な雰囲気の駅前を通りすぎるとふと現れるホテルカノン。
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https://happyhotel.jp/hotels/540804

 

いらっしゃいませの看板に迎えられ扉を潜る。
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フロントに猫ちゃんがいるという話はお馴染み那部さんから聞いていたので会えるかなと思ったら会えてうれしかった。
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大雨の日曜の午後、お部屋はほぼ満室でフロントは忙しそうだった。
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なんとか鍵をもらいエレベーターで2階へ上がったら廊下がとても好みのホテルだった。ぽつんと電子レンジがある。

 

ドア裏に避難経路案内のためのような間取り図がある。各ラブホの間取り図集があったらほしいくらいなのでこれは心に刺さりました。
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いざ入室。
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わぉ。
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柱がある部屋だ!コリント式は華麗ですわね!

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天井のアーチも宮殿みを演出。


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くつろぎスペースの奥は鏡張りになっていて灯りを落としてみるとより美しく感じる。


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テレビは壁際に。お茶セットもこちらにあり。

 

ベッドはなにげに淡いグリーンの花柄模様。

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こんな柄のワンピースがほしい。
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エアシューターの名残はベッドサイドにある。
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続いて水回りへ。
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洗面所。
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浴室。
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薄暗くしたときの雰囲気がとてもいい。
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仲良く並んだ照明がかわいらしい。

 

ラブホの何でも帳は少ししか書き込みがなかった。
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誰か何か書いてみてほしい。

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さてそろそろさよならの時間。


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階段にいた猫ちゃんにまた来るねと挨拶をして帰路についた。

 

2022年5月訪問

 

 

シャトーすがもを偲ぶ会無事に終わりました!

4/23阿佐ヶ谷ロフトにてシャトーすがもを偲ぶ会が無事に開催されました。来てくださった方、ツイートやブログを拡散協力してくださった方、ありがとうございました!

色んな人の手を借りて50名近いお客様とシャトーすがもを偲び、那部さんの狂気の偉業回転ベッド持ち帰り秘話を聞けて私自身とてもいい時間を過ごせました。

無くなりゆく昭和の灯火を前にお客様の目がキラキラと輝く姿を見ることができまして人生で10本の指に入るほど幸せな時間だったと思います。貴重な体験をさせていただき嬉しさばかりが込み上げてきます。

 

【イベントを形にするまで】

シャトーすがもの閉業を聞いて絶望の淵に立たされたような、背筋がスンッと冷える思いでした。そんな中、那部さんと一緒にシャトーすがもの様子を伺い回転ベッドのことも聞いており、この経験はそのまま個人が内に秘めておくには随分大きすぎるものだと感じておりました。

那部さんとは青森のラブホの帝王、ナポレオンアタックの時の体験をいつかどこかで話せればと思っており漠然とした「トークイベント」への憧れは持っていました。

 

シャトーすがもの解体が始まり、いくつかラブホ巡りをするうちに、回転ベッド持ち帰った話やシャトーすがものことを伝えたいという思いが固まり、12月の末にイベントへの準備を始めました。

 

とはいえ、スライドや写真、オーナーさんとのやりとりは那部さんが、私はイベント会場となる阿佐ヶ谷ロフトさんとのやりとりをして負担はどう見ても那部さんの方が大きかったと思います。2部の回転ベッド持ち帰った話は100%那部さんのことなので。

何日か夜なべをして作ったという完成スライドを1番に見たときは「すごい…」と唸りました。

 

毎月打ち合わせをしにラブホに行き、撮影しながら告知の方法や構成を練りました。ラインでやりとりをし、その度に台本とスライドに入る修正。生半可な気持ちじゃできなかったです。スライドに恥じぬようきちんと話をついていかせなければ、この写真を引き立てるうまい言葉を探さねば、思いついてはメモをして組み立てます。

 

【初めてのパネル制作】

顔はめパネルや大判ポスターなど、制作依頼をするのは初めてでお世話になったユッカバッファローさん。https://uccabuffalo.jimdofree.com/?s=09
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お陰さまでいいものができました。

会場で皆様が楽しんで写真を撮られる姿に思わずニコニコしちゃいました。

 

 

【イベント担当の山崎さん】

イベント担当は山崎さんにお願いしました。

https://twitter.com/yamazaki_naoya?t=mBprKrkmu7IZhdeVxcAQ6g&s=09

お願い事やご相談も100%「大丈夫です、できます」と返事がきて、大丈夫か?と思ってたら全部大丈夫でウケました。よほどのことがない限り要望に答えてくれる阿佐ヶ谷ロフトさん…神!

 

 

【お衣装】

那部さんも私もこういうレトロなコスチューム風のデザインに弱くドンはまりしたプランソレイユさんにお願いしました。

https://plentyofsuns.com/#1
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カラー選びでピンクがいいですと伝えたところ素敵な配色でご提案下さり即これにしますと決めました。選ぶところややりとりからとにかく楽しく買ってよかったと思えるワンピースです。

ジャージ素材で軽くて丈夫、シワにならない透けないで着用の面からも100億点です。遠征などにも活躍間違いなし!

(当日お客様としてプランソレイユの方が来てくださりしかも抽選会で大当たりをするという引きの強さを見せてくれて爆笑です。とても素敵な出で立ちの殿方でございました😊)

 

フローチャート印刷】

オススメラブホのフローチャートを作ったのですが60部ほど印刷しなきゃというときに家にプリンターがないので職場のプリンターをこっそり使うときクラークさんに「これを印刷したいので紙とインクめっちゃ使うかもです」とラブホ趣味をカミングアウトしました。
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イベント前日のことです。どんなラブホに行っているかなどを説明するために写真を見せたところ、「エアシューター、回転ベッド、鏡張りのお部屋、当時は当たり前の設備だった、あ~貝のベッドもあったあった!」との貴重な情報を頂きました。

「好きな人と行くからディズニーランド行くときみたいに楽しい」かったと話していて昭和ラブホの全盛期の輝きをうっとり語る姿に勇気づけられ(?)ました。

印刷は師長が食堂に行ってる隙に刷らせてもらい事なきを得ました。

 

前日の夜は緊張で眠れないかなと心配しつつ小顔マッサージに行って気合いを入れたら案外すんなり眠れました。

 

 

【当日】

11:30に会場入り。そわそわと落ち着かず、テンパりながら設営します。
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ちゃっかり火サスも撮影。
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楽屋は騒然としてました。
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台本が一瞬なくなりパニックになったので緊張はふっとび予想以上に落ち着いて話せてよかったです。

 

那部さんのこのスライドと狂気の回転ベッド搬入話を見て!聞いてっ!と言わんばかりの身振り手振り。
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お花を送ってくださった方、壇上が華やかになりました、ありがとうございます!
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【アルジネートウォーター】

ちなみに私が飲んでいる謎の飲料はアルジネートウォーターというネスレから出ているやつですごく元気になります。

病院の勉強会のとき頂いて1本飲んでみたら不思議と漲る力…そこからここぞというときは飲んでます。カフェインのあるエナジードリンクとは違い微量元素や食事から摂りにくいアルギニンが入っており床ずれがひどい患者さんに飲んでもらったらみるみる床ずれが良くなったという実績を見ているのでオススメです。

 

イベントレポートは那部さんのブログをご参照頂ければ!

http://furuyado.blog.fc2.com/blog-entry-230.html?sp

 

色々内容を盛りだくさんにしたので3時間という長時間イベントになりましたが皆様じっくり聞いてくださりお客様に恵まれたな~とつくづく思いました。

遠方の人で来たいけど行けなかったという方もいらっしゃったと思います。配信は今回していない1回ポッキリのイベントでしてすみません。また何か機会があればぜひといったところです😰

 

SNS時代にバズったこともないフォロワー数もさほどいない人間の謎のイベントに来たいと思ってくれたことがまずありがたいです。

 

 

帰り際皆さんをお見送りしましたが、お話できなかった方もいらっしゃり直接お礼をしたいところですがこの場で失礼します。

アンケート用紙もご記入頂きありがとうございました!好評でほっとしています。さすが那部さんの経験値と狂気の偉業と熱意のスライド!

 

 

何より感謝申し上げたいのは、那部さんと協力してくださったシャトーすがものオーナーさんです。

解体まで寄り添い最期を見届け、当たり前のようにあったものが儚く消えていく様を見たくはないけど見届けられてよかったな。


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昨日こっそりシャトーすがもの様子を見に行ったらいよいよ解体もクライマックスのようです。
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ここにシャトーすがもがあったなんて知らないであろうカップルが奥のきれいなラブホ目指してここを素通りしていく姿がありました。形がなくなったものはあっという間に人の心から消え去るのね。

 

シャトーすがもを偲ぶ会が終わっても時々は思い出して写真をみて懐かしもうと思います。

 

 

 

まさか自分がこういう形で来るとは思いもしませんでしたが、あの憧れの阿佐ヶ谷ロフトの楽屋に入れて非常にうれしかったです。一生分の光を浴びた気分でした。
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正気なんてどっかいってしまった漫画、本田鹿の子の本棚でお馴染みの佐藤先生のサインの下にひっそりとサインしてきました😊

 

なかなかゆっくりする暇もなくやっとイベント後のブログを書け、まだまだ行きたいラブホも、書いていないラブホブログもあるので毎日忙しないです。

これを機に昭和ラブホにはまって訪れる人が増えてくれるのが1番の願いです。

人が入らないことにはラブホの維持もなにもあったもんじゃないのでファンを増やすことが昭和ラブホの寿命を伸ばすことだと思っています。

 

どうぞ皆様が今後ともよきラブホ活動ができますように!私も行ってみたい場所は山ほどあるのでひとつひとつ誠実に向き合っていきたいと思います。

 

 

【追記】

現役のラブホと廃のラブホの話をしましたが、現役のほうはみなさんどしどし行ってみてくださいということで具体的な場所やホテル名を出しています。

廃については場所は伏せさせて頂きます。というのも廃墟というのは人が立ち入れるよう管理されているものではありません。倒壊の危険性やカビやほこり、はたまた虫や小動物などの存在があり決して安全と言える場所ではないからです。

他にもリスクがあるのは考えていただければわかるかと思います。今回のイベントで廃に興味を持たれた方もいらっしゃると思いますが、SNS等のお写真で楽しまれるのがいいかと思います。

もしそれでも行きたいのであればご自身の責任となりますので、誰かが行ってるから行ってみたい、SNS映えするから行ってみたい、というのはお控えください。ご理解のほどよろしくお願いします。

ゴールデンカムイよ…

本日ゴールデンカムイ最終話が公開となり、先ほど読ませていただきました。


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ネタバレとか野暮なことしたくないのでざっくばらんな感想を言わせていただきます。

 

ほんと…さいっこう…

野田サトル先生愛してる…

 

です。数々の名シーンを排出してきたゴールデンカムイですが、樺太編でこの漫画のこのシーンを読むためだけに生きてきたと言ってもいいほどの名シーンがありましたし、愛すべき愉快なキャラクターもたくさん出てきました。

 

私の最推し、尾形百之助様ですが、最終章に向けて最高に美しく私は愛する男を正しく選べたとまで思い込んでおります。

 

最終回までの道のりがけっこうハードな展開でマジでッッ苦しい…を何度もやりまして無事に最終回読めるのか不安でした。

ひとりでラブホにも行けるこの私が!ゴールデンカムイの最終回がひとりじゃ読めないかもしれないとひぃひぃしていたのです。よほどのことです。

数日前は最終回がハードで崩れ落ちて泣いてしまう夢を見たくらい重くのし掛かるものがありました。

 

それも含め読んでよかったと思える漫画です。

これさ~もうみんなでこのよさを共有したいからゴールデンカムイ合宿したいよ…みんなで読んでさ、ここはこうとかこれが好きとかキャイキャイしたいよ。温泉とか入ってさ~バーニャごっことかしてふざけてさ~。

ってなってます、今。

 

ここまで最終回がぐっと色んな感情を丸めこんで読んでよかったと思わせるのは、鬼滅の刃松浦だるま先生の累ですね。とにかく美しかった。

 

未読の方はぜひ!

クソデカ感情を持ち余したのでいつかまた完結したゴールデンカムイの中で恋をするならを書きたいですが登場人物が多すぎてまとまりません!

尾形百之助様の次点はヴァシリちゃんです。白石はかなり順位を上げました。

さかもゆんゆんアニバーサリー

1年前の今日、さかもゆんゆん丸が我が家にやってきた。きゃりこ武蔵野さんでひときわかわいい猫ちゃんですっかり一目惚れしたのである。

猫が生活できる環境を整え、いよいよ猫との暮らしが始まると期待と不安がごちゃまぜになった大きな気持ちを抱え迎えに行った。

 

お店では「テラ」と呼ばれていたゆんゆん丸。

30分くらい前に食事をしたとのこと。トイレの回数や体重(5.8kg)を聞き、何かあったら連絡してくださいと頼りになるお言葉を頂いた。

保険の手続きで「名前何にします?」と聞かれたとき、「ゆんゆん丸」と答えると笑われていた。今考えるとテラという名前も素敵なのだが、なんだか『丸』が似合うどっしりとした和猫だなと思うのでぴったりの名前をつけられたと思う。

 

バックヤードから抱っこされてやってきたゆんゆん丸はなんだかでかくてキャリーにぎちぎちになってしまった。
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出だしからコミカルな猫だ。

ものすごくわんわん鳴いていたので不安になりつつも「疲れたら休んでまた鳴きます」とのことで吉祥寺に「わぉ~ん、わぉ~ん」と爆音を轟かせるゆんゆん丸と共に電車に乗り込んだ。


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移動中は鳴いては休みを繰り返しなんとか1時間の長旅を終え、家へ。

管理人さんに「おっ!ゆんゆん丸君だね?」とご挨拶された。ゆんゆん丸との暮らしが始まるんだなと実感が湧いてくる。

 

とはいえゆんゆん丸には突然揺れて大きな音が出る乗り物に乗せられ見知らぬ場所に連れてこられ知らない人と他の猫がいない生活に切り替わったから不安だったろう。
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当時の動画を見ると今とは全然違う鳴きかたで、シャワーに連れていったときの「マジ勘弁」の鳴きかただった。そりゃそうだよね。

 

夜ご飯を出してもなかなか食べず、猫草とちゅーると水を少し飲んで、精神的疲労か1度リバースした。
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猫のリバースを初めて見たのでこちらも多少はパニックになったがこういうのは慣れて大きく構えなければならない。数日はおろおろしっぱなしだった。

 

あとはほとんど隠れて過ごしていたゆんゆん丸。
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来てから1週間くらいは食事にムラがあり、というかあまり口をつけなかったのでもう心配でたまらなかったが過ぎてみれば「あのときゆんちゃんすごい緊張してたよね」と笑える。

 

1ヶ月もすると「わしのめしはまだか?」とやってくるようになる、という記録も増えている。今ではご飯置き場の前に来てこちらをちらっと見て「いつもの出して」と言わんばかりの行動をしている。

ごはん食べる時間がなにより楽しみだもんね。


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驚くほどおりこうさんな猫で本当にありがたい。

おかげさまで壁も床もどこもかしこもきれいなままである。

風邪なども引かずに元気でいてくれて、たくましい頭を撫でる度に「頭がおっきくて最高にかっこいい猫だね」と思う。他のおうちの猫をなでなでしたときに頭の大きさの違いに驚いた。猫用の帽子の1番大きいサイズが入らないくらいデカイ頭なのでそういうところも好きなのである。f:id:sakamotwin:20220427211901j:image

猫と暮らして1年。大変なことはありますか?と聞かれたら大変なのかわからないくらい幸せだなと思わされることが多いと答える。寝ていると静かにやってきて隣で寝ている猫の姿になんど目尻を下げたことか。

でもまぁ、強いて言えば朝5時に起こされるときはちょっと大変かな…。

 

「2人(匹)目は?」と聞かれるときがある。

たまに2人目の話をする。いたらうれしいけど、どうしてもゆんゆん丸がいっちばんかわいいと差をつけてかわいがってしまうことになりそうなのが心配。特別な猫だからね、ゆんゆん丸は。

でも聞かれるとちょっとうれしい質問ではある。迎える迎えないは別として2人いたら楽しいだろうなとか考えるのは夢があっていい。

まさか独身子なし女性が「2人目は?」と聞かれる日がくるとは思わなかったので貴重な経験をしていると思う。

 

命を迎えればうれしいこともあるが、命の終わりについても考えねばならない。ちょっと調子悪そうなときとかは心配でたまらなくなる。ゆんゆん丸がいなくなったときのことを考えると苦しくって仕方ない。猫を看取った人の話を見聞きするとおいおい泣いてしまうときがある。

いつでも人間の都合のいいように生きていない命だからこそどんなに大切にしてても、ゆんゆん丸は幸せなのかと不安になることはある。それが猫を飼うということなんだろう。

いい付き合いができているかはわからない。点数で評価してくれない。言葉で教えてくれない。だからこそ目の前のゆんゆん丸と向き合って毎日を誠実に過ごしていくしかない。


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とか色々考えても結局この寝顔を見たらふふふと笑顔になるので難しいこと考えずに推定3歳ということにするゆんゆん丸といい1年を過ごしていこうと思います。