ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

翁美家旅館に潜入

2022年夏も駒込の江戸駒や錦糸町の明日香村が閉業という知らせを聞き、古き良き空間のひとつの時代の終わりに立ち会っているのだと寂しさと焦燥感で頭がごちゃごちゃになった。できれば形そのまま残ってほしいものだが時代の流れを考えれば難しいことくらいわかるのでこれ以上は何も言わない。

 

横須賀には性愛空間としての役目を終え、旅館として営業を続けている扇美屋旅館という宿泊施設があると、『知の冒険』というブログで知った。


横須賀にある元連れ込み宿の「翁美家旅館」に突撃!

(こちらの中の人は博物館巡りもされており「世にも奇妙な博物館」という本を出版されている。とてもおもしろい本なのでおすすめ!https://twitter.com/chinobouken1?t=2toS7_Cj2_v9EQNm4KmMvQ&s=09 )

 

連れ込み宿としての面影も残しているようなので早速行ってみることにした。じゃらんから予約して😊

https://www.jalan.net/yad397000/?screenId=UWW3101&smlCd=140502&distCd=01&yadoDetailMode=1&stayYear=&stayMonth=&stayDay=&dateUndecided=1&roomCount=1&roomCrack=000000

 

到着が夜だったので暗い外観ですが、いい看板ですね。
f:id:sakamotwin:20220909093551j:image

いざ入場。
f:id:sakamotwin:20220909093745j:image

入り口の1P2Pの看板が好き。

f:id:sakamotwin:20220909093818j:image
玄関で靴を脱いでお宿の人に部屋まで案内してもらいます。

f:id:sakamotwin:20220909094016j:image

入り口の扇天井がお見事。
f:id:sakamotwin:20220909094153j:image

これを見られただけでも来たかいがあります。f:id:sakamotwin:20220909094237j:image

今回は1人部屋。
f:id:sakamotwin:20220909094324j:image

ドレッサーがドンズバでタイプ。こういうのほしいです。
f:id:sakamotwin:20220909094405j:image

クーラーもテレビも完備。古い建物ではありますが清掃も手が行き届いていて居心地がいいです。

同行のKマさんのお部屋。
f:id:sakamotwin:20220909094549j:image

こちらも同設備。

f:id:sakamotwin:20220909094717j:image

のちに女子会会場となります。ラブホの目覚めなど興味深い話をたくさんして楽しかった‼️

 

こちらは同行ラブホテル写真家の那部さんのお部屋。(ラブホ写真すごい人→  https://instagram.com/ayuminabe?igshid=YmMyMTA2M2Y=  )

f:id:sakamotwin:20220909094908j:image

諸事情により大きなお部屋です。
f:id:sakamotwin:20220909095147j:image

小上がりが渋い!
f:id:sakamotwin:20220909095234j:image

ソファーがあってくつろげます。
f:id:sakamotwin:20220909095331j:image

 

さて館内をみてみましょう。

談話室。漫画がたくさんあります。
f:id:sakamotwin:20220909095359j:image

2階水道。
f:id:sakamotwin:20220909095453j:image

お手洗いは鏡に映ってます。
f:id:sakamotwin:20220909095556j:image

バス、トイレ、洗面所共用ですが混み合わず快適に使えました。

1階洗面所。
f:id:sakamotwin:20220909100146j:image

このタイルが最高です。置いてあるシャンプー類は自由に使っていいそう。

 

こちらはお風呂。空いている時間に内鍵をかけて使います。プライバシーも確保され安心してゆったり入れる!
f:id:sakamotwin:20220909095817j:image

壁の鯉のタイルや石風呂が最高ですね。
f:id:sakamotwin:20220909095851j:image

 

旅館で風呂上がりにミルミル飲むとすべてのストレスが消滅されると言われています。
f:id:sakamotwin:20220909100001j:image

館内は広く階段が何ヵ所かあるので迷路みたいで探索が楽しいです。

f:id:sakamotwin:20220909100116j:image

 

入口に続く階段。
f:id:sakamotwin:20220909100617j:image

招き猫。
f:id:sakamotwin:20220909100645j:image

こういう手の凝った細工は家とは違う場所にいるという高揚感を助長させますね。
f:id:sakamotwin:20220909100722j:image

翌朝の帰り際は名残惜しい。帰りたくないという気持ちにさせるのがうまいですね。
f:id:sakamotwin:20220909100835j:image


f:id:sakamotwin:20220909100923j:image

旅館から徒歩10分もしないところに猿島行きの船着き場があるので、猿島も合わせてまた行きたいです。

 

灯りはずっとそのままでお願い。
f:id:sakamotwin:20220909101035j:image

 

2022年9月訪問。

 

 

ホテル湖城閉業に寄せて

三重県の桑名に湖城というラブホテルがあった。2022年1月に閉業の知らせがありTwitterでは昭和ラブホが好きな人たちが困惑していた。

私も閉業前に一目見たいと思っていたのだが都合がつかず途方にくれていた。詳細は省くが縁あって閉業後解体前の湖城を見せてもらえることになりはじめましてとお別れの挨拶をしてきた。

 

真冬の晴天のなか初めて訪れる湖城は思っていたよりもあっさりと到着し、なぜ営業時に来なかったのか悔やまれるばかりであった。
「解体の準備が始まり足場が組まれてますよ」と聞いていた通り作業員の方が手際よく足場を組んでおり現実を突きつけられる。
f:id:sakamotwin:20220827232149j:image
f:id:sakamotwin:20220827232553j:image

赤い看板が青空によく映えていた。f:id:sakamotwin:20220827232817j:image

中を案内していただく。
f:id:sakamotwin:20220827232859j:image

貴重なバックヤードを通過し客室へ。f:id:sakamotwin:20220827233150j:image

バーカウンターのある部屋。
f:id:sakamotwin:20220827233310j:image
布団はあげられていてこのまま解体するとのこと。
f:id:sakamotwin:20220827232739j:image

珍しい形のベッドも家具たちも丸ごとなくなってしまうが私にはどうすることもできないのでただただ写真を撮りこの場の空気感を味わって忘れないようにするのみである。


f:id:sakamotwin:20220827233638j:image

洗面所のアメニティを見ればお客さんのためにできることを一つ一つ丁寧にしてきたホテルだというのがわかる。
f:id:sakamotwin:20220827233707j:image

最後の営業日を終え丁寧に畳まれた布団だってそんなスタッフさんたちの人柄が伝わってくる。
f:id:sakamotwin:20220827233835j:image


f:id:sakamotwin:20220827234106j:image

f:id:sakamotwin:20220827234148j:image


f:id:sakamotwin:20220827234221j:image


f:id:sakamotwin:20220827234242j:image


f:id:sakamotwin:20220827234342j:image


f:id:sakamotwin:20220827234437j:image

各お部屋どこも趣が違いユニークなベッドたちが並ぶ。レトロさもありつつスタイリッシュな証明や壁の細工もありいいホテルだ。


f:id:sakamotwin:20220827234656j:image

こちらは小さい部屋の方。特別室はまた後日ブログにしたいと思う。

撮った写真はひっそりと心のうちに留めておくつもりだったが、相次ぐ昭和ラブホの閉業にこんな場所もあったんだよと語りかけてくる写真たちがひとりで抱えるにはずいぶん重たい存在となってしまった。

閉業するには色んな理由があり止めることはできないし私個人にできることがあまりにもない無力感がつきまとう。こんな場所があるんだと知ってもらえれば少しは気持ちが軽くなるような気がしている。

 

ブログだと写真の画像が荒くなるのでTwitterのほうに写真をいくつかアップします。よろしければ合わせてご覧ください。

ホテル Q&P 208号室に潜入

大きな声では言えないが、独り占めしたい遊び場というのがある。誰の目にも触れずに気の済むまで遊びたい。大人なのでその願望を忘れたふりして生きていけるけど大人だからこそたまには羽目を外したほうがいい。メリーゴーランドに乗ってしばらくはしゃいでもいいですか。


f:id:sakamotwin:20220819230156j:image

ここは大阪十三、ホテルQ&P208号室。

ピンクの差し色がファンシーなお部屋である。f:id:sakamotwin:20220819230350j:image

見慣れたねずみのキャラクターの壁紙。扉を開けると白馬が出迎えてくれる。

f:id:sakamotwin:20220819230630j:image

ボタンはついているが現在は動かない。
f:id:sakamotwin:20220819230718j:image

馬にまたがってみるだけでなんだか楽しくなってはしゃいでしまう。

 

陽気な遊園地のようではあるがれっきとしたラブホテルなのでベッドもきちんとある。
f:id:sakamotwin:20220819230912j:image

なぜか真っ赤になる照明があり、ムーディーというかホラーというか「赤すぎてなんもみえねぇ」と笑える空間になった。
f:id:sakamotwin:20220819231004j:image

 

ベッドヘッドで照明の調節をぱちぱちと。全照明を試してしまう性。
f:id:sakamotwin:20220819233347j:image

リヤドロっぽいランプシェードと象。
f:id:sakamotwin:20220819233519j:image

 

洗面所もピンクが差し色となっている。
f:id:sakamotwin:20220819233618j:image

この蛇口のおしゃれさに敵うものなどない!
f:id:sakamotwin:20220819233704j:image

 

お手洗い。
f:id:sakamotwin:20220819233807j:image

浴室。

f:id:sakamotwin:20220819233835j:image

全体的にメルヘンな感じ。

f:id:sakamotwin:20220819233911j:image

お部屋との境にスケスケラメ窓がある。


f:id:sakamotwin:20220819234026j:image

愉快で陽気な仲間たちが一緒に遊ぼうよと話しかけてくるがもうそろそろ現実に戻る時間なの。
f:id:sakamotwin:20220819234117j:image

 

愉快さでしか救えない気持ちがわいてきたらまたここにくるね。

 

2022年5月訪問

 

 

 

※308号室のシャチとイルカのメリーゴーランドの部屋はこちらからどうぞ↓


ホテル Q&P 308号室に潜入 - ここから先は私のペースで失礼いたします


f:id:sakamotwin:20220819234426j:image

松月502号室に潜入

大都市のホテル街はなんだか目を合わせてはいけない場所のような気がする。誰の目にも触れないように深い色のホテルに吸い込まれるように入った。

f:id:sakamotwin:20220806233852j:image

ここは新宿松月。都会的な駅前とは趣が違うエリアでひっそりと昭和が続いている。


f:id:sakamotwin:20220806235814j:image

2階にあるフロントへは階段で向かう。


f:id:sakamotwin:20220807000039j:image

滴り落ちる花のような照明がよかった。

見とれながらフロントへ。部屋パネルはなく空いているお部屋に通されるシステム。

 

エレベーターで5階へ。
f:id:sakamotwin:20220807002820j:image

人気のない薄暗い廊下を探りながら歩く。
f:id:sakamotwin:20220807002850j:image

おっとこれは隣の部屋。
f:id:sakamotwin:20220807002927j:image

今回入室したのは502号室、葵。
f:id:sakamotwin:20220807003009j:image

各部屋植物の名前がつけられている。

 

スモーキーな色合いの廊下を進む。
f:id:sakamotwin:20220807003305j:image

右の襖を開けると

f:id:sakamotwin:20220807003439j:image

蛍の光だと思った。

写真ではそこそこの明るさがあるが実際はもう少し暗い。

f:id:sakamotwin:20220807003559j:image

どこかの温泉旅館かと思うような調度品。f:id:sakamotwin:20220807003654j:image

鏡台。乱れ箱に収まる浴衣。 置き型の空調。

f:id:sakamotwin:20220807003742j:image

丸い灰皿。

f:id:sakamotwin:20220807003846j:image

湯飲み入れ。座布団。どれも時間を止めて保存していたかのよう。

 

寝室は襖で仕切られた奥に。
f:id:sakamotwin:20220807004214j:image

電気をつけてもこんな明るさ。
f:id:sakamotwin:20220807004240j:image

夜はよほど暗いだろう。この暗さでよく眠れそう。

f:id:sakamotwin:20220807004705j:image

枕元の照明はこんな感じである。f:id:sakamotwin:20220807004845j:image

枕元にも灰皿があるけど寝タバコはダメよ。

 

洗面所の下のグレーの機械はなんだかわからなかった。

f:id:sakamotwin:20220807005127j:image

f:id:sakamotwin:20220807005300j:image

浴室の蛇口がお湯と水でわかれてるのと蛇口スパウトが長いのがよかった。
f:id:sakamotwin:20220807005337j:image

 

タイルやすのこがノスタルジックさに花を添えたよう。
f:id:sakamotwin:20220807005609j:image


お手洗いは和式に被せた洋式スタイル。特に不便さはない。普通に使える。
f:id:sakamotwin:20220807005716j:image

昭和のよさが見事に現存している。文豪たちにここに籠って執筆活動をしてほしい。静かな畳の上で紙をなぞる音が響くのを布団に横になりながら聞いてみたい気もする。
f:id:sakamotwin:20220807010128j:image
慌ただしく過ぎていく都会の時間を少しだけ止めてくれそうな場所だな。
f:id:sakamotwin:20220807010052j:image

フロントに電話をかけ退出。

f:id:sakamotwin:20220807010841j:image

ここまで完璧な昭和をどうか文化として保存してほしいと思う。叶わぬ願いかもしれないけど。だから訪ねては記録しておきたい。

f:id:sakamotwin:20220807011703j:image



新宿のオアシス。松月。

2022年1月訪問

さかも一族につきちゃんが加入しました

2022年4月、さかもゆんゆん丸というかわいい猫ちゃんをお迎えして1年。さかもツインは「もう1匹猫ちゃんを迎えてもいいのでは?」という議論を重ねていた。


f:id:sakamotwin:20220731103453j:image

↑お利口猫ちゃん

 

ゆんゆん丸はたまに便秘するくらいと耳くそが多いくらいで手のかからないお利口猫ちゃんなのと、さかも邸もマンパワーがあるので2頭飼育はなんとかいけそうな状況である。

 

【行きつけの保護猫カフェ、きゃりこ武蔵野店さん】

ゆんゆん丸を引き受けた保護猫カフェきゃりこ武蔵野店さん

https://calicohogomeko.mystrikingly.com/

はさかもツイン好みのかわいい猫ちゃんたちがいっぱいいる。たまにお邪魔するのだがみんなかわいくて猫ちゃんからしかチャージできない『ハッピーチュンチュン(かわいいとか言葉が全部ぶっ飛んでさかもツインが感覚だけで表現した気味の悪い形容詞)』がチャージできる。

ゆんゆん丸を引き取ったときは色々と対応してもらえてスタッフさんの存在はありがたかったし安心できたので2頭目もきゃりこさんから、と考えていた。f:id:sakamotwin:20220731103609j:image

↑きゃりこの推し猫、べーやん

 

 

【大きい猫、つきちゃん】

さかもツインはとにかく大きい猫が好きで、ゆんゆん丸も体重5キロある大きめの猫だけどそれを上いく「つきちゃん」という猫の存在があった。f:id:sakamotwin:20220731103838j:image

パワー強強男子で、きゃりこ時代のゆんゆん丸はつきちゃんを先輩として見ていたのかつきちゃんのようにもりもり食べるうちに保護された頃はガリガリの体があっという間にパンプアップされたらしい。

 

HPにガキ大将お猫さまと記載されておりあまりフロアに出ていなかったつきちゃん。

f:id:sakamotwin:20220731104405j:image 

体が大きいならさかもゆんゆん邸も全く広いわけではないがつきちゃんがかけっこできるくらいの廊下はあるし、ずっと保護猫カフェでお迎えの人を待つ思いはさせたくない、ゆんゆん丸も先輩として仰いでいたわけだし。よしつきちゃんに決めた!という話の流れである。

 

【とりあえずやってみようトライアル】

1匹で迎えてあげられない点は不安要素として大きくあったが、まずはトライアルでやってみましょうという話に進んだ。

 

やんわりとしたトライアルの話が出て1ヶ月くらいの間、つきちゃん大丈夫かな?とかゆんゆん丸はどうなるだろうとか色んな話をさかもツインでした。

まずはトイレを2台置こうということでトイレを増やした。ご飯のお皿も2個に。あとは祈るだけである。


f:id:sakamotwin:20220731105112j:image


f:id:sakamotwin:20220731105218j:image

↑なんかトイレ増えたね❗と話しかけるゆんゆん丸

ツイッターでつきちゃんのトライアルが決まり、祝福の声を目にして皆さんの期待を背負って頑張るぞと気合いが入ったと共に、つきちゃんのカリスマアイドル性に「さすがつき先輩!」とほっこりした。

 

【つきちゃんが来るよ】

そして運命の日、7月2日がやってきた。猛暑日を観測しておりさかもツインねねは暑さでバテお迎えに行けず、めめに全てを託した。家で待つさかもツインねねはそわそわとクーラーをつけ待機。

駅までは迎えに行き、着くと猫ちゃんキャリーと大きな荷物を持っためめがいた。


f:id:sakamotwin:20220731110104j:image

↑なんでこんなとこにつれてこられたのか…と困惑するつきちゃん

 

 

【ご対面】
f:id:sakamotwin:20220731110212j:image

↑家に放たれてゆんゆん丸と1年ちょっとぶりの対面を果たすもお前誰ぞ?状態の2人。

 

最初から会わせちゃった方がいいとのことでご対面させると、つきちゃんは怯え気味(見知らぬ家なので当然)。反対にゆんゆん丸は「パオパォー?」とさかんに話しかけている。もしかしてゆんちゃんってパリキャ(パーティーキャット)?

 

暑かったのでとりあえず水分を。チュールスープを献上するとつきちゃんは「ハギョッハギョッ」と凄まじい咀嚼力でスープを平らげた。パリキャしてるゆんゆん丸のスープまで飲んでソファーの下でじっと様子を見るために籠っていた。

f:id:sakamotwin:20220731110330j:image

 

【四足獣みんな友だち】

予期せずゆんゆん丸のパリキャぶりはうけた。

しばらくパオパォーとつきちゃんに話しかけていたがつきちゃんがうとうとし始めるとゆんゆん丸もうとうとし始めクーラーの効いた部屋で新たなファミリーを迎えたさかも一族はみんなでうとうとした。

 

【つきちゃん正式譲渡】

数日もするとつきちゃんも慣れたようすで家中をいったりきたりするようになった。ご飯も持ち前の食欲でもりもり食べほっとした。ゆんゆん丸は3日くらいあまりご飯を食べなかったのでさすがつきちゃんだと思う。

ゆんゆん丸は猫っぽくないというか犬っぽい?ので、つきちゃんの猫らしさが新鮮だった。まずしっぽが長いのも初めは慣れず「わ!黒長っ!」と驚いていた。


f:id:sakamotwin:20220731111403j:image

どうしても夜中に追いかけっこし、どちらが強いか男同士のバトルが始まり毎度ハラハラさせられるが、出血するなどの大きなバトルがなく、2週間経過したところできゃりこのスタッフさんに家庭訪問してもらい正式譲渡となった。


f:id:sakamotwin:20220731111837j:image

↑シーバを咥えベッド下に籠るつきちゃん

 

見慣れたスタッフさんなのにベッドの下に隠れてでてこなくなってしまったつきちゃん…すっかり家猫です。もしかしたら連れて帰られると不安になったのかもしれません…

 

 

スマッシュブラザーズ

その夜はストレスなのか夜中大騒ぎで、昼間「大きな猫ちゃんが2人いる…幸せ」とぱやぱやしていたさかもツインは夜中「マジで大丈夫なんか~」と不安を漏らしたという。

その日から夜中に騒ぐことを「スマッシュブラザーズ(大乱闘の意)」と言うことになった。

 

昼間しっかり遊んだ日にはスマッシュブラザーズは比較的落ち着くので今も様子を見ているところである。

スマッシュブラザーズをやったあと、隔離しよといって部屋を分けても結局同じ部屋で寝ていたり2人の距離感はよくわからない。


f:id:sakamotwin:20220731112151j:image

スマッシュブラザーズ後の穏やかタイム。

 

つきちゃんの方が強いのだが先住ゆんゆん丸が1番とされているのが気にくわないつきちゃんと、いつもつきちゃんに負けて悔しいから頭猫パンチしてやれ(弱弱パンチ)がスマッシュブラザーズに発展するようだ。この辺の折り合いが早くつけばいいなと思っている。

それでもおしりのにおいを嗅ごうとしたり、つきちゃんがゆんゆん丸の体を3なめくらいしたりと日々変わる距離感に翻弄されている。予測不能の展開が刺激的な毎日である。

 

【どうだい我が家は】

もうそろそろつきちゃんがきて1ヵ月。f:id:sakamotwin:20220731112745j:image

我が物顔で寛ぐつきちゃんがいる。けつをポンポンしてくれしてくれとなぉーーとやってくる。けっこう甘えたがりさんである。かわいい。よし、その調子!最近はゆんゆん丸の鳴き声を真似してるのかダミ声なぉーからパォーに変わりつつある。かわいい。よし、その調子!

 

ゆんゆん丸は遠慮してあまり鳴かなくなってしまい、今までのようにちやほややれ王子様やれ天使様やれ玉のやうなお子扱いが70%くらいしかできなくて申し訳ないと思っている。


f:id:sakamotwin:20220731113037j:image

 

つきちゃんが来てゆんゆん丸もたくさん走るようになって、つきちゃんの食べ残しまで食べるようになってまたパンプアップされつつある。うんちもほぼ毎日出るので安心だ。

 

これでよかったのかは正直猫に聞いてもわからない。毎日悩みながらもなんとかやっている賑やかな日々ができるだけ長く続けばいいと思う。

 

f:id:sakamotwin:20220731113503j:image

↑両手に猫

ゴールデンカムイのイケメンたちに恋するなら~完結記念編~

先日愛読していたゴールデンカムイが最終回を迎え1つの物語が美しく幕を下ろし胸がいっぱいになったところである。


f:id:sakamotwin:20220724235954j:image


ゴールデンカムイ公式サイト 

(以下画像は公式ホームページより)

 

最終巻では加筆された部分が登場人物の心のうちを些細な目線や仕草で表現しておりより深みがあるフィナーレを迎えていた。人生で読んでよかったと思える漫画に入る。樺太編でのとある『再会』のシーン、最終章の『祝福』に関しては漫画史に残すべき、いやもう国宝かっというくらい尊きものだったので興味がある方はぜひ読んでほしいし、読んだ方とは感想を語り合いたい。

 

 

さて、ゴールデンカムイに登場するイケメンたちには何度も恋しているようなものですが、皆様は誰推しですか?2019年にもゴールデンカムイに登場するイケメンたちに恋するならというブログを書いていますが、3年半経過し、登場人物たちの変化もあるので改めて。おすすめ度合いを%で書きましょう。(ネタバレはないよう気をつけてはいますが、絶対ではないかもしれないので気をつけて…)

 

https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2019/01/04/230545

 

おすすめできるイケメンたち

杉元佐一(おすすめ度100%)

どんな状況でも果敢に挑み時に優しく時に雄々しく振る舞う姿は頼もしいです。強いだけじゃない、優しいというのがポイント。アシリパさんのことをきちんとさん付けするし(敬意をもって人に接する)、困っている人に手を差し伸べることができる人です。発言したことに対しては必ず守るという芯の強さ。その優しさを兼ね備えた強さはどこからくるのか?

きっと結核のお父様や目が不自由になった梅ちゃんなど守るべき存在を心の片隅に置いてたからではないでしょうか。手を差し伸べることを経験してきたからこそできるその自然な優しさ。そして幼馴染の寅次に託された「約束」。人のために何かをするという気持ちが杉元の原動力な気もします。

f:id:sakamotwin:20220724223141j:image

前回では梅ちゃんに未練が…と書きましたが今回は撤回します。未練というより使命だったのかなと。

恋人にもいいけども、人生の伴侶にもおすすめです。人として完成されているところに私も惹かれました。全人類杉元に惚れろ!と言いたいです。

 

 

白石由竹(おすすめ度75%)

初めはヘラヘラした調子のいい囚人だったんですよ。だけども物語が進むにつれ白石の中で自分だけの人生から人に託されたものを繋ぐ人生に切り替わってそこから推せる人になりました。

調子のよさが場の重たい空気を和やかにしたりするので職場に1人ほしい人材でもあるかな。爆薬無駄にしたり取り返しのつかないおっちょこちょいさはなんか憎めないキャラでもさすがに憎まれちゃうけども、沈んだ気持ちに寄り添ってほしいときは案外こういう人がいいのかもしれないですね。

 

 

キロランケ(おすすめ度60%)

多分前回のおすすめ度よりも評価は下がっています。まぁ自分の理想を追い求め家庭もほったらかしにしているので恋人向きではないでしょう。

強かさや色気に関してはずば抜けているので、放っとかれても動じない女子にはおすすめです。「私を見てよっ!ぴえん!」みたいな人には杉元をおすすめします。

 

 

谷垣源次郎(おすすめ度100%)

みんな大好きセクシーすぎるマタギの谷垣です。f:id:sakamotwin:20220724231030j:image 

物語序盤ではザ兵隊さんという感じの厳しい面しか出てきませんでしたが人と関わるにつれ穏やかで愛らしい性格がでてきましたね。

カネモチをせっせと作る家庭的なところもあります。常々自分の役目を考えて組織というか関わる人との調和を大事にしているところがいいですね。杉元に続きこの人も恋人にも人生の伴侶にも太鼓判を押しときます。

  

 

牛山辰馬(おすすめ度100%)

ネタバレになるから多くは語りませんが、漢の中の漢です。かっこよすぎる。前回でも療養中の家永にお食事食べさせてるシーンがいい、と取りあげていますがそういう優しさが沁みますね心に。

 

 

門倉利運(おすすめ度50%)

管理職ながらもとっつきやすいとろりとした人柄でいい人だと思います。やる気なさそうに見えてやることはしっかりやるタイプなんだけども、なんだけどもその引きの強さというか貧乏くじを引くタイプというか!運に翻弄されすぎてる!

その運に巻き込まれてもいい人にはおすすめ。運が普通だったらおすすめ度は80%です。

知人になんだか貧乏くじを引くタイプのご夫婦がいるのですが、プロポーズの日は台風で大雨、婚姻届を出す日も大雨、という運でした。でも2人仲良くにこやかに過ごしているので運というより相性のほうが人生には必要なのかもしれません。

 

キラウシ(おすすめ度90%)

門倉といいコンビなキラウシ。バッタにやられた集落からニシン漁に出稼ぎに来てそのまま金塊争奪戦に巻き込まれていくのですが、ごくごく一般的なおおらかな人物から最終章でぐっとアイヌの未来のためにと覚悟を決めたであろうシーンが地味ではありますが印象的でした。

門倉とのやりとりもおもしろいです。心を通じ合わせたときに流れる緩やかな時間が想像できます。どんな関係でも末永く付き合っていきたいタイプです。

 


f:id:sakamotwin:20220724235938j:image

 

 

鶴見篤四郎(おすすめ度20%)

本心が読めない!ミステリアスでかっこいいも度をすぎると困惑しちゃうのです。何を大切にしているかわからない人とはわかり合うのは難しいかな…もし鶴見さんのこと好きになっちゃった…と言われたらなぜ好きか今後どうなりたいのかとか詰めちゃうかも。深い関係にならないほうがいいです。アバンチュールしたい人にはおすすめです。

 

 

 

月島基(おすすめ度65%)

悪い日とじゃないんです、が、付き合う人を間違えると闇落ちしちゃうんです。強いし、誠実だし、淡々としてるところなんかいいですよね。行きたいところについてきてくれそうな優しさがあります。多くは語らず少しふふっと笑ってくれれば満足です。

でも恋人にするなら、を語る前に己自身が光であるか闇であるか胸に手を当て考えなくてはなりません。闇である場合は月島のことを考えてどうか離れてほしいです。

 

 

鯉登音之進(おすすめ度75%)

まだまだ青年らしさがありまっすぐです。それが眩しく見えてしまうところもありますが、その輝きでしか救えない闇もあったりします。本作では名コンビな月島と鯉登なのでこういうカップリングをイメージしたら月島は幸せになれるのでは。

初デートでキェェ(猿叫)を連発されてゲンナリしちゃうタイプの女子に鯉登は渡せん!キェェを許せ!そして愛せ!

 

 

菊田杢太郎(おすすめ度80%)

頭のきれる人という印象ですが、杉元の若い頃の面倒を見たりとアニキ肌で存在感のあるキャラクターです。この人には幸せになってほしい、と思うのですが頭がきれるゆえに仕事で苦労しそうで。現代社会にいたら過労死してしまわないか心配しちゃう。

鶴見さんと同じくミステリアスな人です。仕事内容とか趣味とか絶対教えてくれなさそうだけど(業務上の守秘義務)、表向きはよくしてくれそうな気はします。(襟巻き返してやれよな!)

 

有古イポプテ(おすすめ度80%)

ピュアみは谷垣や鯉登と同じくらいあります。そこまで登場シーンが多いわけではないので人柄を読み解くのは難しいのですが、ピュアみで勝負!私的には結構好きなキャラクターです。
f:id:sakamotwin:20220724235923j:image

 

 

 

宇佐美時重(おすすめ度0%)

友人が「宇佐美が好き」と言ったら…

逆に問う。どうして好きになったのか。1番、いっちばん好きになってはいけない人でしょうが!正気か?と。

危険人物なので離れた方がいいんですけど、そういう人が好きな人もいるからね。一般的な幸せを望まなければヨシです。キャラクターとしてはかなりおもしろいですよね。そのおもしろさを高揚させてくれる人=好きな人と捉える感覚があるとしたら感受性を鍛え直してから恋人探しの旅に出た方がいいです。

 

 

ヴァシリ(おすすめ度85%)

樺太ではクールな面しか見られずでしたが、北海道に来て杉元たちと行動を共にしてからチャーミングな面が見え始めましたね。好感度は爆上がりです。

絵を描くところなんかも教養の高さというか品があるのでチャーミングさはお育ちの土台からくるもの恐怖もあるのでしょうね。狙った獲物は逃さないの執念は恋愛面では純愛ではあるけども、歪むとちょっとに感じるシーンもあると思う分の-15%です。

 

 

 

尾形百之助(おすすめ度0%)

幸せになれないよこんなん、ってほど闇しかない。だけどその闇に飲まれたら光を見ずに死んでもいいわと思えるほど美しいのよ百之助様は。

私の最推しキャラクターです。近年稀にみるほどのどはまりです。物語が進むにつれ闇を際立たせ、私が選んだ男は決して幸せな未来を見せてくれはしないけど美しく、百之助様を愛した時間全てが宝であると言いきれるわけ。選んだことに悔いなどないわけ。

ハハッと鼻で笑うあの顔、髪をかきあげる仕草、宇佐美上等兵との因縁の対決のあの目線!どれもこれも色っぽーい!

生まれ育った環境から複雑な人間となってしまい、一般的な幸せというのを体感していないところからせっせと愛情を育んでいけるのか不安になりそうです。聖母レベルの愛情をひたすらひたすら注いでも、彼自身がそれを受け入れることに罪悪感や抵抗を感じて「重い」と逃げてるんだろうな…百之助様の愛しかたがわからないっっ!

だけどその成長を見守るという点に置いては人生を懸けてでも挑戦してみたいところではあります。

 

男を見る目のない人ほど寡黙な男を選びがちじゃないですか?見る目のないと言ったら失礼だけどコミュニケーションをとるのを苦手とするから見る目がないわけで、相手が寡黙であるとちょっとほっとしてしまうところもあるのでしょう。寡黙であっていいのは自身に芯があるタイプの牛山さんとか谷垣とかです。百之助様の人間関係の土台のない寡黙さはそっとしておいてあげた方がいい場合もあるのです。

寡黙につけこむなよ、コミュ力低そうって安心すんなよ、そういうとこだぞ、己自身も成長せよって話ですが…なんか話がずれてますよね。百之助推し女子で合宿して一晩中百之助様の魅力を語り合いたいな…。

 

百之助様と地獄に落ちてもいい、その覚悟で愛してますのでみんなも一緒に地獄に落ちよ。ある意味おすすめ度1000%の男です。

 

皆様はどのキャラクターが好きですか?全登場人物を取りあげられなかったのでこの人もぜひ!というのがあればコメント等ください。

 

何はともあれ作者の野田先生、素晴らしい長編漫画を描いてくださりありがとうございました。1番推すべきは野田先生なのかもしれません。次回作も楽しみにしてます。では。

 

 

 

 

ホテル Q&P 308号室に潜入

ラブホテルにメリーゴーランドがあって、しかもそれが馬ではなくイルカとシャチとなれば一目拝んでみたいというのがオタク心。新幹線に飛び乗り大阪十三のホテルQ&Pへ。

f:id:sakamotwin:20220710223945j:image

 


ホテル Q&P (キューアンドピー)|大阪府 大阪市淀川区|ハッピーホテル

公式ラインがあるので友だち追加すると部屋のフォトギャラリーが見られたり予約ができるので、興味があればぜひQ&Pと友だちになってほしい。  

平日は休憩の予約もできるとのことで、電話予約した。人気のホテルのようで訪問時はほぼ満室だったため行きたい部屋があれば予約するのが吉だろう。

 

左下にホテル7ジョーカーという看板が見えるがここがQ&Pである。リニューアルしたのかな。
f:id:sakamotwin:20220710224231j:image

フロントで予約名を告げるとお部屋へどうぞと言われ308号室へ。部屋の自動精算機で会計なので、鍵を渡されることはない。
f:id:sakamotwin:20220710224422j:image

よく見たことのあるアヒルのキャラクター。ピンクの扉がかわいらしい。

f:id:sakamotwin:20220710224556j:image

この瞬間はいつもワクワクするけど、シャチが見えた瞬間並外れのワクワクの波に飲まれた。


f:id:sakamotwin:20220710224708j:image

シャチよ!イルカよ!


f:id:sakamotwin:20220710224733j:image

以前は動いていたのだろうボタンは何度押しても何もなかった。形が残っていてくれるだけでありがたい。テーマパークのようなラブホは関東にはあまり見受けられないのでさすが関西だなと思う。

 

ベッドはシャンデリアに照らされていいゴージャスさがある。
f:id:sakamotwin:20220710224915j:image

 

照明が赤だけになると部屋が真っ赤になる。率直な感想は「赤すぎて何も見えん!」でした。
f:id:sakamotwin:20220710230819j:image

 

シャチ越しのベッド。
f:id:sakamotwin:20220710230946j:image

 

横に小人が見えるだろうか?

f:id:sakamotwin:20220710231043j:image

突然のガラス越しの小人の登場に驚かれた方もいるだろう。

f:id:sakamotwin:20220710233506j:image

監禁?


f:id:sakamotwin:20220710233550j:image

ではなくて浴室のオブジェ?のようである。


f:id:sakamotwin:20220710233622j:image

多分、7人いる。


f:id:sakamotwin:20220710233656j:image

広い浴室で小人に見守られる気分をぜひ皆さんにも味わってほしい。

 

浴室の向かいが洗面所、写真右がトイレである。
f:id:sakamotwin:20220710234130j:image

 

洗面所はアメニティが揃っていて清潔で使いやすい。
f:id:sakamotwin:20220710233858j:image

f:id:sakamotwin:20220710233822j:image

 

洗面所とトイレのしきりドアはない。洗面所への扉をしっかり閉めればプライバシーは守られるタイプの作りだ。
f:id:sakamotwin:20220710234256j:image

ちなみに洗面所への扉はよく見たことのあるねずみのキャラクター…。
f:id:sakamotwin:20220710234037j:image

お茶セットも冷蔵庫も、扇風機もある。
f:id:sakamotwin:20220710234423j:image
レトロさもありつつ過ごしやすい配慮がされているホテルだ。
f:id:sakamotwin:20220710234540j:image

これはなんだかよくわからないボタン。

 

賑やかな大人の街だなと思った。
f:id:sakamotwin:20220710234648j:image


f:id:sakamotwin:20220710234729j:image

このユーモアをどうかこのまま、暗い時代を明るく照らしていて。

 

2022年 5月訪問