今週のお題「わたしの部屋」
ねね(姉)の部屋にはテレビがないのです。
テレビがあるとダラダラ見てしまい、何もしなくなってしまうので。
慣れれば無くても割と平気です。
しかし一人暮らしの人気のなさの何もしない時間。
持て余してしまうので何かしようと常常考えております。
今日はケーキ作りに挑戦です(*´▽`)ノ
BGMは星野源のばかのうた
お家でのんびりする時に丁度いいアルバムです。
材料はこちら。
三段ケーキにしようと思ってスポンジ土台を探しにスーパーを4件ハシゴしてどこにも売ってなかったので諦めて、白いパンで作りますよー!
レジ袋の中でイチゴがこぼれて爆発しました。
そっと拾い上げて食べましょう、
衛生面には細心の注意を払い、身だしなみを整えます。
小花柄のファンシーなエプロンは30歳を過ぎて似合わなくなりました。
ピンクの帽子も相まって老人感がしたたります。
それでは始めましょう。
まずはクリーム作り。
ヨーグルトクリームにします。
水切りヨーグルトを作ります。
ザルにキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを注いで1時間ほど待ちます。
そうすると、濃厚なもったりヨーグルトになります
そしたら生クリームを泡立てましょう。
ツノが立つくらいになるまで10分ひたすら泡立てます。
途中一定のリズムにぐっと来るものがあり、平家物語の冒頭を音読したらしっくり来たので、一定のリズムの単純作業は、
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり……
と、淡々と声を出しましょう。
何だかとても、すっきりしました。
濃厚水切りヨーグルトと砂糖と混ぜて、クリームは完成です。
忍び寄る加齢現象、胃も昔に比べてこってりを受け付けなくなりつつあるので、生クリームが重いと感じたらヨーグルトクリームはサッパリしていてかつ、コクがあるのでお勧めします。
さてここで、器がないというトラブル。
大きなお皿は持ってません。
致し方ないですね。
電子レンジのターンテーブル。
拝借しました。
色気づくように
アルミホイルまいときました。
私はこれで納得したのでいいのです。
パンを切っていきましょう。
巻き込む時に耳が固さを持つので、ざっくりいっちゃいます。
はちみつを塗って
イチゴをはさんで
まいていきましょう。
どうしてもうまく丸まらない時は爪楊枝で留めます。
爪楊枝様様です
わお♡
いびつだけど、何となく土台になった!
この土台に食パン1斤使っております。
どんどんいきましょー!
二段目はブランデーを使って、食パンの耳をふやっともやっとさせて、成形します。
ふやっとしたところで、イチゴとメロンを混ぜて、二段目にどーーんと乗せます。
三段目はパンを丸めるだけにしときましょう。
ここまでで爪楊枝は10本ほど使っているので、食べる時は気をつけてとしか言えません。
ではヨーグルトクリームを塗っていきましょう。
…
何この白いネットリしたヤツ。
異形のものです。
さすが、ズブのど素人の仕業♡
まぁでも、なんとなーく成形して、
イチゴ、ブルーベリーをトッピングしたら
まあまあそれっぽくなりました。
イチゴってごまかす力がすごいですね。
しかし、ねねはしでかしてしまいました。。
いいにおーい、ブランデーいいにおーいってやっていたブランデーは、
度数40%近くの、香料だったという。
なので、香料漬けの食パンの耳の凄まじいアルコール感にくらくらっとしました。
早くも二日酔いのような気だるさ。
めめ(妹)が、「きっつうー」「にっがぁー」と言いながら口を四角にして食べています。
私もそう思います。
結局食べきれず、明日に持ち越します。
ブランデー以外のところは、イチゴとヨーグルトクリームの爽やかな味が美味しくて、パンの甘くない軽さも、若年寄には乙でした。
ブルーベリーを盛り付けた時に色が写り、ゾンビみたいなねねの手。
ねねは何と向き合い、何をしたかったのか。
正直、片付けが終わったいまも分からず、
このケーキすら幻ではないかと思うほど。
ねねの虚ろで無意義な2時間クッキング。
皆様のクッキングタイムは、有意義でありますように。
ではねねはここら辺で休ましてもらいます。