点滴治療をみっちりやりきり、点滴していた腕はあざが滲みます。
血圧が高いため内服薬を追加しもう少し様子を見たかったそうですが、おやっさんの注意欠陥多動的な性格により、もう入院無理っすを通してもらい帰ってきたのです。
家族はやれやれ、といったところです。
帰る前に主治医の先生から、
「仕事と命、どっちが大事ですか?」
「血圧が高いと再発のリスクが高くなります。脳だけ出なく、心臓や腎臓の血管が詰まることもあります」
「日常生活は無理のないように加減してください」
等々厳しく言われ怯えあがっているおやっさん。
ねねはそれくらい言ってもらわないとわからんちんのおやっさんの心には響かないからありがたい先生のお言葉です。
結局退院日の薬剤指導や、処方も加わり、11日間の入院、
48万円なり。
帰ってきたおやっさん、さっそく生命保険の手続きを済ませておりました。
金かけていい飯喰って、金かけて脳血管つまらせて、金かけて脳梗塞の治療をする。
にんげんだもの、いい飯喰らいたい
いやいやいや、喰らいすぎると、何十年もかけて、全身の血管を硬くし(動脈硬化)、詰まりまっせ。
目の当たりにして、日頃の食生活改めようと思うところです。
血液サラサラ薬を飲み始めたのでグレープフルーツは食べられないのに親戚がしこたま送ってくる。
グレープフルーツのビタミンKで、薬の効果が強く出すぎるのです。
血液サラサラしすぎて、出血しやすくなっちゃうと、それも命取りなので、お願いおばさん。
グレープフルーツ送ってこないで(›´ω`‹ )
死ぬで、弟。
まぁおやっさんも自覚があるので一切食べませんでした。
青魚の善玉コレステロールがいい、ということで、夕食は焼き魚です。
イワシとサバ。
塩をちょーーっとだけまぶしたやつを焼いて。
おいしいおいしいと食べていたいおやっさん。
病院で何があった!?
何も食ってないんか?
と言わんくらいの粗食に驚きます。
野菜もドレッシングもなにもかけず、モサモサ食べて減塩を心がけています。
食べることは自分の意思なので、自分が気をつけなきゃ何も変わらないですから、これで良かったのでしょう。
イワシが旬で美味しいからよかったね。
問題の血圧。
高血圧管理手帳でました。
あんた高血圧だから書きなさいよ、と威圧的な手帳です。
高が黄色くアピールされているのも高血圧に対する悪意が伺えます。
朝起きがけ(この時間帯が一番血圧が上がりやすく脳梗塞を発症しやすいらしい。現におやっさんの発症も朝起きてからだった)
と
寝る前のリラックスタイムに測り、記録する様になっています。
しかし血圧が高いと気になるようで、何回も何回も測ったり、血圧計の電池を変えてみたり、新しい血圧計を買ってきたり。
血圧計変えれば血圧が下がるなんてもはや逃避、責任転嫁、両方の現実逃避であります。
「普段はもっと低いから」
とか言われても、今の血圧が今ですから。
頑張って記録が伸びるスポーツじゃないですから、今ある事実を受け入れましょう。
Applewatchのように手首にずっと巻かれた血圧計。
もはやオシャレとか近未来的、じゃなくて、老人でした。
Appleさん、血圧も測れる機能つけたら、動脈硬化ってる人たちにバカ売れすると思います。
それくらい血圧に意識高く持つ必要あるから。
の薬を飲み、味噌汁は飲まず、血圧を測りまくる。
高い授業料払い健康への意識が生まれたようです。
発症時の右手、右顔面の痺れはだいぶ和らいだ様で喜んでいました。
麻痺が残ったら日常生活動作(ADL)に影響が出る所だったので、リバビリ通院等なく、次回5月の再診で済むので、医療依存が少なくて本当に良かったです。
今日のまとめ
- 脳梗塞治療11日間を終えて退院をしたら、ここから先は自己管理の領域である。管理が悪くて何かあったら自分のせいだからな。
- 脳梗塞発症6ヵ月で症状(後遺症が)が完成する。この時期の血圧管理は大事!リハビリが必要な場合、この時期頑張るとめきめき良くなるそうな。(もちろん個人差はあるし、どこまでどう良くなるかはやってみないとわからない)
ちなみにおやっさんの入院中の財布、さかもツインの姉に見つかり、初老のおやっさんがこれを持っているなんて。と笑われていました。
大事そうに使ってたよーと答えておきました。
では。