ということで、ねね(姉)のひとり旅福岡県まとめ編をお送りいたします。
連休はどこも混むのがつらいところ。
ならば思い切って関東、いや本州を脱出しようと博多へいっちょるけん。
初日は屋台で飲み、2日目へのダメージが大きかったです。
もう30すぎるとだめやき。酒に飲まれるけん。嗜むくらいにしとーと。
朝食の明太子定食もそこそこに、プリンだと思って食べたら茶碗蒸しでガフッと胃と心にダメージ喰らい、フラフラしつつも、観光しましょう。
太宰府天満宮
鳥居をくぐると、参道沿いはおみやげ屋さんで賑わっています。
新緑と太鼓橋・平橋の赤が映えるのですが、あいにくの大雨でどんよりしています。
きりんの像があったり
手水舎がすごい広かったり
本殿が美しかったり
社殿をぶちぬいて神木が生えていたり
こいのぼりのおみくじ結びが、骨組みがまるみえすぎたり。
見どころはたくさんです。
帰りは
焼きたての梅ノ枝餅を食べます。もちのカリっと焼けた感じとあんこの程よい甘さで和みます。
向かいのスタバが、モダンおしゃれでした。
午前半日はここで終了
福岡市赤煉瓦文化館
天神にもどり、午後からは福岡市内を散策しましょう。
ビル街にある一際目を引く建物。
設計は東京駅なども手がけた辰野金吾博士、片岡安工学士だそうです。
赤煉瓦の外観や、ドーム型の屋根がなんとなく東京駅に似ています。
ねねは辰野式と呼ばれるこのレトロ建築が大好きなので、中に入ってまじまじと建物が見るのがたまらないのです。
※当時の写真
入口のカウンターの格子の細さも美しいです。
現在は1階は図書館文化館、2階は会議室として使われているようです。
天井から階段の手すりまで、細やかな設計。
明治時代から変わらずここにあることもロマン溢れます。
水鏡天満宮
赤煉瓦文化館の裏にあります。
天神の名前の由来になっているのだとか。
旧福岡市公会堂貴賓館
さぁ、どんどん参りましょう。
水鏡天満宮より徒歩5分。
こちらも重要文化財です。
もとは、九州沖縄八県連合共進会の開催中の来賓接待所、公会堂として建築されたようです。
フレンチルネッサンスを基調とする木造公共建物として貴重なんだそう。
写真撮影は事前に申込む必要があると書いてありましたが、いいですか?と聞いたらOKもらえたのでバシバシ撮らせてもらいました。
ありがとう、気さくな博多の人!
扉をくぐると、この階段。赤絨毯。
お姫さま気分です。
照明の発達していない時代の窓は採光のため大きく作られているそう。
それに合わせてカーテンも高さがある!美しく束ねられていて、貴賓館の貫禄。
当時のバスタブや洗面所も残されており、明治から大正の生活を伺い知ります。
貴賓館の一部はカフェとして利用できます。
店内はもちろんレトロ建築そのまんま。
ここで寛げるの貴重な時間です。
お茶だけでもする価値ありです。
スピーカーからはクラシックが流れ、たまたま1人しかいない店内で優雅すぎるひとときでした。
櫛田神社
貴賓館から徒歩分ほど。
櫛田神社。
大しめ縄がかけられております。
いのちの水がこんこんと湧いています 。
この水、三口で飲むとご利益があるそうなのだけど、しょっぱいぬるぬるしてて一口しか飲めませんでした。
お腹は壊さなかったので安全な水であることにはまちがいありません。
樹齢約1000年以上の大銀杏の前でどんたく踊りをしていて、境内は賑わっていました。
東長寺
こちらは福岡大仏のあるお寺です。
五重塔もあります。
大仏の下を地獄極楽巡りができるので、奇妙な時間を楽しめます。
キャナルシティ博多
こちらは商業施設。ドーム型の面白い作りなので見るだけでしたがラーメンスタジアムがあり、ラーメン食べに行くのもよかろーばい。
近くに屋台の安置所(?)があり、車に引っ張られ各々でかけて行く姿が見られました。
さすが屋台の街!
2日目は、午前も午後もみっちり観光し終了。
博多市内は観光名所がぎゅっと詰まっているので歩きやすいです。
3日目は、
能古島アイランドパークへ!
花と青空と海に癒されます。
河内藤園
福岡観光の1番の目的はこちら。
藤のあでやかさ。藤にしか出せない艶っぽさ。ほかの花と違って魅力的なのは垂れてるからなのかな?
3日目の天気の良さと花のキレイさにすっかり心奪われ、帰りたくなくなりました。
福岡県って、博多、明太子、博多華丸大吉、屋台、とんこつラーメンのイメージが強いけど、[女子の中の乙女心を楽しませる]県でした。
今回は行けなかったですが、門司港のレトロな雰囲気も女子ウケ間違いなしでしょう。
観光客は男子のほうが多い印象でしたが、カップルや女子2人度っぽそうな人も見受けられました。
ひとり旅の人は‥少ないけども!
私は大満足です。
帰りは小倉から新幹線に乗ります。
小倉の駅トイレのこの0系のイラスト。TOTOさんやるじゃない。好いとーと!
新幹線の車両から。
本州のどこかの工業地帯。
夜景と夕日を眺めながら、ねねの2泊3日ひとり旅は終了です。
ねねのひとり旅まとめ
- ひとり旅はマイペースで自由で楽しい
- 何が起きても自己責任だからおおらかに構えられる
- 感動はSNSにのせるので、寂しさはそんなにない
- けども周りから見るとさみしそうに見えるらしい
- フィリピン人から「アナタドーシテヒトリ?」といぶかしがられる
- 沖縄人から「寂しくないの?」といぶかしがられる
- 見た景色を独り占めできるのと、達成感に包まれるのであんまり気にならない
ひとり旅したい人の参考になれれば何よりうれしかばい!
では。