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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

その女、〇藤につき~〇藤と背後霊の話~

至るところで夏日となった今日、暑さにぐだるねね(姉)です。

そろそろジュンジイナガワが恋しくなる頃でしょうか。

ねねはオカルト的な体験はないので、今日は友人〇藤の話をひとつ。


〇藤は10年以上の付き合いになる、フワフワ女子で、恋にこがれているが、アラサー独身女子です。


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妖精じゃないよ、〇藤だよ。

会う度に、恋がしたい、出会いが欲しい、彼氏欲しいと切に願っています。

10年以上、ずっと同じことを言っています。
もはや伝統芸。
変わらぬ安定感、ベテラン独身なのです。


そんな〇藤さん、知り合いの知り合いに背後霊が見える人がいるらしく、見てもらったのだとか。

だいたいは、亡くなった親族(おばあちゃんたったり)らしく、みんな思い当たる節があって感極まる流れになるらしい。

背後霊が見える人が見えるのは、
背後霊そのもの

背が高い、何歳くらい、性別、表情、ざっくりしたことが見えるとのこと。

憑いている人との関係性や血縁などは分からないらしいです。

人ごみの中に、人がいる。

あの人は女性で何歳くらい。
外見は分かるけど、

どんな仕事をしてて、名前は〇〇、内面までは分からない、

という感覚なのだろうか。


みんなでわいわい話していて、〇藤さんの番になったら口を閉ざしたらしい。

そういう時は、
  • 本当に見えない、わからない
  • 見えるけど言いづらい
のどちらかだそうで、
〇藤さんは、必死に食いついたとのこと。

ちなみに後者の言いづらい、では、赤ちゃんの背後霊(水子さんだったのかな)などの事例があったそう。

〇藤
「大丈夫だから教えて!」

見える人
「言いづらいんだけど…」

〇藤
「大丈夫!大丈夫だから聞きたい!」

見える人
「えと、じゃあね、言うね」
と教えてもらった背後霊とは…

見える人

若い男の人

〇藤
「…え!?」

見える人
「戦時中みたいな格好してる」
「〇藤さんとどんな関係かは分からない、痩せ型の人」

〇藤
「(心当たりなんて全然ないし気になる、誰だよ、背後霊さんよ…)」

「えと、どんな感じですか?」


見える人
無表情

〇藤
「いや、全然わかんないっす」


そのようなやり取りをして、
結局謎の背後霊がついていることが判明し、
今まで恋愛がうまく行かなかったのは、若い男の人が背後霊だったからかも。
と、行き場のない答えがでてきました。


だいたいは御先祖様がついていると思われる背後霊。

 背後霊がいるなら見てもらいたいものだけれども、見てもらって、謎の人物が見えてしまったらそれはそれで怖いものです。



ちょっとゾッとしたけど、さすが〇藤さんだね、忠実なナイトがいて良かったです。

独身生活に潤いを、背後の、見えないイケメン(イケメンかどうかはわからないけど)がいる生活。

なんて見出しが似合う〇藤さん。

自慢の肩幅で、底なし沼も泳ぎきり、その肩に護り人をのせ、アラサー女子に世知辛い婚活市場も負けへんで!

ヒールの靴を履けば足をぐねらせ、
テラス席でお茶を飲めばゴキブリが寄ってきて、
エレベーターに乗ればフランス人にすし詰めにされ、
満員電車に乗れば知らぬおっさんの脇の下に顔を埋めるはめになる、

道ゆけば何かが起きる〇藤さん、

極めつけは見知らぬ若い男の背後霊。


もはやねねの想像の域をこえた話をぶっ込んできすぎています。

住んでる次元が違うのかもしれません。

今日のまとめ
  • 予想外の背後霊がついていたとしても、受け入れよう
  • 〇藤さんがイレギュラーなのはいつものこと
若い男の背後霊が判明したあと、夢の中で架空の恋人とデートする夢を見て幸せそうな〇藤さんがにこにこしていたので、それで良かったんだと思うねねでした。


いや、でも本当に怖いのは、ねねにも、〇藤さんにも彼氏がおらず、行き場のない結婚願望を持て余しながら日々老いていくことです。

オカルトはいつも、〇藤とねねのそばに。