今日は初の山の日、いかがお過ごしでしょうか?
ねね(姉)は絶賛福岡観光中です。
旅に来たならば、埼玉にはない海を見たい!
山のことはいったん忘れて、
海に行きましょう!
芥屋の大門という不思議な岩が福岡にあります。
HOME | 芥屋の大門遊覧船ホームページ
旅立つ前にめめ(妹)に「海水浴は無理だろ、リア充ばっかだよ、ナンパしいのされえのの若もんばっかだよ。ねねはおばさんだからういちゃうよ。ねねだけの海じゃないんだよ」
グッ…
ねねはダメージをウケた。
確かにそのとおり(だがしかし、特技独身のおばさんだって海水浴したいよ…)
海水浴は諦めて、遊覧船乗りに海へ。芥屋の大門(けやのおおと)に行きましょう。
バス停から徒歩10分で遊覧船乗り場に着くはずなのに、間違えて海水浴場まで行ってしまい、水着の若者や、バーベキューを楽しむ若者を目の当たりにし、アウェーすぎて死ぬかと思いました。
女子トイレに迷い込んだ酔っ払いのオッサンみたいなウワー感。
おばさん迷子。
踵をあたふた返し、駐車場誘導員に遊覧船乗り場を聞いて、おばさん迷子、正しい道に進みます。
遊覧船乗り場はこじんまりとしたもの。
人懐っこい猫もいます。
こんな遊覧船乗るんですね~。
定員20名で1時間おきに出航、30分程の航海(700円)に出ます。
なので、祝休日なんかの混みそうな日は予約がベターです。
ねねも電話で当日予約、臨時便に乗れることになりました。
早めに着いたので、遊覧船乗り場の隣の飲食店に入ると、
このポスター。。
怖いよ、血肉って書いてあるの。
コレ見て食べるハンバーガーは何を食べているか分からなくて怖かったです。
出航の時間となり、遊覧船に乗り込みます。
船の窓から見える海のキレイさ!
エメラルドグリーン!透明度高ーい。癒されるー!海癒されるー!心洗われるー!
そろそろ出航、
船長がエンジンをかけます。
ドゥルンッ
ドゥルルルルル
ビィーッビィーッビィーッ(警報音)
カチ(一度エンジンを切る音)
スタスタスタ(船長が客を置いて船を離れる音)
スタスタスタ(船長が水を持ってきて帰ってきた音)
チャポチャポ(エンジンを冷やしてる音)
ドゥルン
ドゥルルルルル
ドゥオンッ
ビィーッビィーッビィーッ(警報音)
カチ(エンジンを切る音)
船長
「エンジンが効かなくて、ラジエーターに何か引っかかってるかもしれないので、潜ってみてきます」
客ざわつきます。
バッ
ヌギヌギ(船長がシャツを脱ぐ音)
(小麦色に焼けた60歳位のおっさんが半裸になった、そしてそれを見てしまった…梅宮辰夫みたいだよ、船長。遊覧船乗りに来たのにおっさんの半裸見せつけられちゃったよ…)
トコトコ
バシャーン(海に入ったぁーーー)
…
ザブザブ(海から出てきたーーー)
船長
「何にも引っかかってなかった」と、遊覧船の係の人と打ち合わせます。
遊覧船の係の人
「えーと…こんなことはほとんど無いんです、いや、ほんと、無いんです!初めてです。」
と突然のエンジン不調に客も戸惑います。
じゃあキャンセルか、行けないのかぁ、ここまで来たのになぁ、とちょっと落ち込みます。
遊覧船の係の人
「なので今日は漁船に乗って頂いて、芥屋の大門を見に行きます。」
客
「えー笑」
笑いがでます。
遊覧船の係の人
「落ちないようにちゃんと掴まっててください、救命胴衣を席の下から取って着てください」
と指示を受けます。
救命胴衣、落ちる可能性もあるのか。
命綱やなぁ、と危機感感じながら、席から取り出したのは、古臭い三方向の筒浮き輪を紐で結ぶタイプの古臭いやつ。
…え!
今どきこれ?
プラスチックバックルとか付いてないの?
紐で結の?
どうやって着るの?
みんなこんなんなの?
ふと隣の小学生を見ると、よく見かけるタイプの普通の救命胴衣。もちろんプラスチックバックル…
えー…
ねねだけ、こういうやつ?
変えて、とか言えないから着ますけど
この古臭いの怖い。
みんな救命胴衣を着て漁船に乗り始めてしまったので、ねねも紐をぶらーんとさせ、一応首からかけて着たふうにして漁船に乗り込みます。
バッシャーーンバッシャーーンバッシャーーン
荒波をモロにくらい、ちょっとしたスプラッシュマウンテン。
塩っぱいねぇ、海水だから。
一番先頭で、荒々しく立っていたのですが、あまりのアップダウン揺れに転落の二文字が頭をよぎり、膝立で海原を眺めます。
眺めは良かっです。遊覧船みたいに天井ないからはばかるもんなんてない、一面の青い世界です。
沖に出て5分ほどで前方に芥屋の大門見えてきました。
おお!凄い!圧巻!
波が穏やかであれば中の方まで行けるそうですが、今日は荒れ気味だし漁船だしでここまで。
吸い込まれそうー。
この岩の形
どうしたらこうなるわけ。
埼玉にはこんな岩ないよー。
一生のうちで見られて良かったなぁ(しかも漁船に乗って、そして変な救命胴衣来て)
30分弱、漁船で青々とした海原で風を感じて楽しかったー。
帰ってきて救命胴衣返却。
ほら。
紐なんだよ、ねねの。結び方分かるわけなかろうばい。おばさんだからって、何でもわかるわけじゃないと~!
まぁいいんですけどね。
今日のまとめ