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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

つべこべ言わずに早く殺れ

こんばんは、ねね(姉)です。

タイトルが物騒ですね、突然ごめんなさいね。

昨日右のおケツを強打して夜ショックであんまり眠れなかったんですよ。おケツどうにかなっちゃうんじゃないかって、心配で。

起きるたびにおケツがアザで真っ黒になってたらどうしよう、いよいよおケツが壊死したらどうしようって。

 

でもなんともなっていませんでした。左のおケツと何ら変わりありません。いかにおケツのお肉がボリュゥミィか思い知らされたから今日のブログのタイトルが荒々しいってわけではありません。

 

今日は実家で夕飯当番をやっていたんですね。

余った生肉をお得意の叩き切りでメンチカツを作っていたんですけど下味が足りなくてですね、えづくくらい不味かった。

 

あれー、油で揚げたものをここまでまずくできるかーっつって落ち込んだんですね~。

ソースをどっしゃりかけてなんとか食べられるレベルでしたね。

メンチカツはもう二度と作らない。えづくから。

 

 

で、夕食も終わり片付けをしてリンゴでも食べるか‥とシンクに向かってしゃりしゃり食べていたんです。

あー、りんごはおいしい、りんごはいいなぁって。

ちなみにねねが好きなリンゴの品種はシナノゴールド。かたいやつがかみごたえがよくて好きなんです。

 

 

ふとシンクに目を向けると‥

 

何かいる。

 

知っている、そのフォルム。

 

知っている、そこにいるべきではないその存在。

 

知っている、その茶色い羽、茶色いボディ。

 

知っている、そいつはねねの嫌いなやつ。

 

そう、

 

ゴキ◯リだ(一部伏せ字にして読んでくれている読者様への配慮をさせていただきます)

 

 

32歳とはいえ、独身女子。ゴキ◯リとかそういうやつは受け付けない。単純にキモいと思う。

 

とりあえず誰かに殺ってほしい。ねねの手で殺るのは嫌だ。

 

そうとなれば応援を呼ぶしかない。

 

「うわぁ~!ゴキブ◯~~!」

 

よし、叫んだ。これで誰か一族の者が応援に来るだろう。

それにしても、今日もキャーって言えなかったな。

 

‥‥。

 

 

待てども来ない。誰も応援に来ない。

 

おかしいな。どうかしたんだろうか。家庭内緊急コールが無視されている。

 

エマージェンシー非常事態。

 

無視されている。

 

少し待った。

 

そこにいるゴキブ◯は寒いからか動きが鈍い。

 

手に持つシナノゴールドを一口かじり、ねねは決断した。

 

誰も来んきゃねねが殺るしかなかろうが

 

ねねの中の老婆が目覚めた。

 

ズタ布を引っ張りだし、無言でゴ◯ブリをくしゃりと殺り、ごみ袋を二重にして捨てた。

 

そこには終始無言で実に殺り慣れた老婆がいた。

 

暗殺者は音を立てない。

 

もしかしてかの老婆もかつては暗殺者だったのだろうか。

 

それくらいスムーズにかつスマートに殺ったのだ。

 

現場が片付き平穏を取り戻した頃、一族の長はやってきてヘラヘラしていた。

長が殺れよ、といらっとした。

 

長はゴキブリほいほいを新しく仕掛けるだけだった。

 

今年初のゴ◯ブリ殺しはこうして静かに幕を閉じたのであります。

 

 

そう、つべこべ言わずに殺れ、それが老婆の御心。

 

今年はあと何匹と遭遇するかわからないので、老婆はGジェットを買いにサンドラッグへ行くことを誓ったのであります。

 

武器は多い方がいいさ

 

そう言い残し闇夜に不気味に溶け込む老婆のほくそ笑んだ顔。それは紛れもなく勝者の顔で経験だけがモノを言う世界で数々の実績を挙げてきた顔だった。

 

今年もあいつらの季節がやってくる。

逃げるか殺るか。

恐怖で身動きがとれなくなったらあの老婆の「つべこべ言わずに殺れ」という言葉を思い出してほしい。

 

殺るは一瞬、逃がすは永遠。

 

きっと殺れるはず、そう、人類とゴキ◯リの闘いはまだまだ続くのだ。