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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

日本1のもぐら駅群馬県土合駅はフォトジェニック地下空間

こんばんは、ねね(姉)です。

皆様は地下空間お好きですか?

ねねは大好きです。今日はおすすめしたい地下空間のお話です。

 

以前栃木の大谷石採石場に行きましたが、プロポーズされたかと勘違いするほどの感動を味わいました。(プロポーズはされたことない)


OHYA UNDERGROUND えにしトラベル地底湖クルージングに行って見たことのない世界を見てこよう~後編~ - ここから先は私のペースで失礼いたします

 

地下のひっそりとした異様な空間がおもしろいんです。閉じ込められたら怖い、という気持ちはありますが、人間はこんな空間を造り出せるのか、と感動するんですね。

 

めめ(妹)と行きたいねと話し合い、群馬の土合駅に行くことにしました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%90%88%E9%A7%85
土合駅 - Wikipedia


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さかもツインは中学生時代に林間学校で土合駅を訪れています。

 486段の階段を昇る競争なんていうのがありまして、ひーこらひーこら運動音痴体力皆無のさかもツインはビリに近い順位でゴールした記憶があります。

林間学校の思い出はあまりありませんが、土合駅と言えば蛾がたくさんいて女子がキャーキャー騒いでいて、トイレの個室にまで蛾がびっしりいて気持ち悪くて怖かった思い出があります。鮮明です。でっかい蛾からちっさい蛾までありとあらゆる蛾が壁に張り付いている中でケツを出して用を足すのは本当に辛かったです。思い出しても目頭がアツくなります。うぅ~。


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 土合駅は下りホームが地下にあり、噂の階段は駅に入って左手方向になります。

無人駅なので改札口には駅員さんはいません。ちらほらと観光客がホームへ向かう姿があります。
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この日は雨でしたので薄暗さが尋常じゃないです。11時でこんなに薄暗い。
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矢印の方に進みます。
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廃墟のような通路です。
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曇りガラスがフォトジェニック。
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窓枠もフォトジェニック。
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窓の薄汚れもフォトジェニック。
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この引き戸から先は異世界となります。地下70㍍まで徒歩で向かうのです。ご注意下さい。帰りたければ行かないことです。行くと決めたらその足で帰るしかないのです。
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このドームの先は
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そういうことです。視線の先は延々と階段が続きます。


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ひたすら下りました。
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階段の途中のこういうの、妙な古くささが怖かったです。

階段を下りきるとホームに着きます。
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暗いです。
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線路はもっと暗くて都会の地下鉄とは違います。おどろおどろしいです。
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 ただフォトジェニックだなぁと思う建築物です。がらんとした地下空間はとてもいい。
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ホームの端には、待合室とトイレがあります。
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廃墟っぽいけど現役稼働している駅なので清掃されて人が立ち入れる空間に保たれている気がします。薄暗さのせいで不気味な感じが取り払えないですが。

ちょうど尿意もやってきたので意を決してトイレに入りました。
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女子なのでこっちの個室。
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隣に男子用便器があります。

いやね、ほんと、今年度1番入るのに勇気がいったトイレですよ。

古いから、というのもあるけど、とにかく嫌悪感が湧いてくる。あまりの地下過ぎて蛾は1匹もいませんでした。

なぜかわからないけどここは入ってはいけない感があるのです。

まぁ入るけど。

ちゃんと水洗ですし、手洗いの水道もあるので安心です。が、トイレットペーパーがないのでティッシュをお忘れなく!

 

尿意がリセットされたところで地上へ帰りましょう。

 

こういう古くさい文字にゾクゾクします。
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配管萌え~。

 

途中でお色直ししました。フォトジェニックだから。
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土合駅は赤より白い服のほうが映えるようですね。
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ふーん。

 

486段の階段を往復。

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疲れましたが写真を撮りながら休み休み来たので辛くはなかったです。
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アンダーグラウンドめちゃくちゃおもしろかったです。

いいフォトリップができました。

 

台風直撃前日の日曜日でしたので、観光客は数名すれ違う程度なので階段に人が写りこまずゆっくり写真を撮れたのはよかったです。

 

とはいえ普段も乗車客は1日平均20人程度、3時間に1本という列車本数、アクセスの悪さからそんなに人は来ない所かと思われます。

(さかもツインは上毛高原駅からレンタカーで行った)

好きな人は好き、という秘境チックさもいいですね。

地上の駅の待合室には自動販売機があるので飲料を手に入れることができます。

地下ホームにはないのでご注意を。
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さかもツインは本当に無事に帰れたのかって?

さぁね。知らない。もしかしたら土合駅にまだいるかもね。では。