こんばんは。めめです。
ねねがまだキャピキャピの20代のごろ、実家暮らしをしていたときのお話。
ねねはタルトタタンと言う食べ物を京都で食べ、えらく感動したそうな。
したらばねねも作ってみよかなんてな、
紅玉と言う種類のリンゴをたくさん買ってきたんじゃ。
当時は紅玉と言うもんは西友には売っておらず、何処かのスーパー(マルエツかも)でフジよりも割高な紅玉を12個買ってきたそうじゃ。
そしてタルトタタンを作り始めたのじゃ。
グレーテルのかまどのレシピでも貼っておこうか。めめは作り方をしらなんだ。
https://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/54.tml
タタン姉妹のタルトタタン| レシピ | NHK「グレーテルのかまど」
出来上がりを見るとわかる通り、リンゴの形がくっきりしているのが特徴のタルトタタンなんで、リンゴを煮るときにゃー鍋をゆすったりかき混ぜたりせんように作るそうじゃ。
長く煮なくてはいけないので火にかけた鍋を放置していたらここでポンコツZIP(実父)があろうことか手を出してしまったのじゃ。
そして鍋をゆすったりかき混ぜたりしてしまったんじゃ。
ねねがぐちゃぐちゃになったリンゴを見つけたとき、猛烈に怒りまくりギャンギャンひとしきり騒いだ。近所に聞こえる位ギャンギャン騒いだ。
そしてぐちゃぐちゃになったリンゴ(個紅玉12個)をあろうことかZIPの仕事鞄に流し込んだのじゃ!
めめは騒ぎに巻き込まれたくなかったので部屋で昼寝をした。
ねねは怒り狂いなんだかわからなくなっていた。
ZIPはぐしゃぐしゃの煮リンゴを詰めしこまれた鞄を風呂場で洗いながら『焦げてると思ってやったんだ』と寂しそうに怒りをぐっとこらえていた。
母は風呂場にリンゴが詰まると怒っていた。
皆が幸せになれなかったこの日は風呂場から煮たリンゴのかほりがしたそうじゃ。
めでたしめでたし。