こんばんは、ねね(姉)です。
今日は日劇ラストショウ、ルパン三世カリオストロの城を観てきました。
https://www.tohotheater.jp/event/nichigeki-lastshow.html
“日劇”のフィナーレイベント『さよなら日劇ラストショウ』ゲスト登壇イベント&追加作品決定!! || TOHOシネマズ
日劇は閉館してしまうそうで、過去の名作を放映しているんですね。
映画館で映画を観なくてもおうちてレンタルなり配信で観られる時代ですが、名作たるもの、ましてルパン三世カリオストロの城をスクリーンで観られる機会などめったにないと思うのでそわそわしながら観て参りました。
ねね、ルパン三世とても好きでして、小学校の夕方日本テレビでシリーズ放送されていたのを見たり、金曜ロードショーでカリオストロの城を見たりルパン三世は身近なアニメとして慣れ親しんだものです。
中学の担任の先生もルパン三世が好きで、たまに授業時間を使って見せてくれたものです。
緑ルパン、赤ルパン、で好みが分かれますが、ダンディーで渋いのは断然緑、コミカルでキャッチーなのは赤だと思います。ねねはどちらも好きですが、緑ルパンの渋さや男気には魅力を感じます。
カリオストロの城はストーリーは知っていますが、大画面でまじまじと、しっかりとした音響で聞くのは初めてなのでじっくり見いることができました。
宮崎駿監督の穏やかで雄大な自然の描写とか、とにかく緑の草原と空のエメラルドグリーンの使い方が良くて画でもう虜になります。
音楽もやっぱりいいですね。聞きなれたルパン三世のテーマ、炎のたからもの、サンバ・テンペラード、場面場面で画に疾走感を足してくれるのだもの。
はぁ、良すぎてため息でちゃう。
何より声優陣の声。
昭和のマイクの音質なのか、若干のくぐもりがあるのがたまらなくいい。
高音質とか音楽に頼らない、声優さんの声の力。いい声。いつまでも聞いていたい声でした。声の良さってうまく表現できないけども、透き通るクラリスの声、ルパンのひょうきんで軽いけどシリアスなシーンの男気溢れる声、次元の低いタバコが似合う渋い男声、五エ門の口数が少ない分の場に存在感をアピールする独自の波長の声、銭形のとっつぁんのドカドカ入り込んでくる声、そして不二子の艶やかで色っぽくも優しさのある声。
皆皆方の声がアニメーションに命をドラマを注ぎ込むのです。
もうねねは観ているだけでドキドキが止まらない。
クラリスにルパンが手品のお花をあげるところで号泣、二人が笑うところで号泣。たまらなくいい。
ルパンの良さって女ったらしのようで、女の人を自分の都合で振り回さないところ。
不二子ちゃんには猛アタックしてるけど、不二子ちゃんがルパンを軽くあしらえることを理解してあしらわれるのすら楽しんでいるところ、あー、たまらなくいい。
ルパンと不二子の関係性はつかす離れずでまたそれがいいのですが、赤ルパンのテレビシリーズ20話、「追い詰められたルパン」が二人の愛の強さを垣間見せてくれるのでめちゃくちゃ好きです。「愛してる」とか「好きだ」とか言わなくても、どんなに不二子に裏切られても二人の関係性が崩れることないの、それも愛じゃないですか?
カリオストロの城は日劇ラストショウでもう一度、31日(水)の夜に上映されるので興味があるかたはぜひ。
ねねはもう一度観ようか悩んでいるとこです。では。