こんばんは、ねね(姉)です。
この週末は大阪へ行っていました。
モモモグラというサブカル画廊(?)に樹海のひみつ展を見に行き、村田らむさんの樹海ナイトというイベントに行くためでした。
朝から偏頭痛でバファリンを飲み、のらりくらりと大阪へ向かいます。
樹海のひみつ、という言葉のとおり、樹海のひみつにしなくてはならない事案の展示も行われているとのことで、「げぼを吐かないか」という不安と緊張がありました。
最寄りは恵美須町駅。
地図通り駅からすぐに着きました。
看板を目印にモモモグラへ向かいます。
樹海ということだけあり、樹の海、手付かずの自然は来るものを拒み自然であり続けることを頑なに守る世界のような、不思議な力のある写真たちばかりでした。
自己責任で見るエリアもあり、ここには意を決して行きましたが、「うわああ℃★○※■Ω~!」となってしまい、3分程の滞在で終了としました。
よほど強い緊張とショックを受けたのでしょう。心臓がバクバクし、「どうして…もっと…楽に…」という言葉しか思い付かず、樹海ナイトへ行くのをためらいました。
ホテルにチェックインし、空腹で行くとげぼを吐いてしまうのではと不安になり、納豆巻きを1本食べて迷いながら大阪の街を歩きます。
ロフトプラスワンウエストに着き、樹海ナイトを見ますがスライドがまぁ、あ~となるやつで、ご一緒した「彼氏を精製する」で有名な黄色い本棚の方とお話しながら気をまぎらわせるもどんどん気分が悪くなり、貧血のような心臓のバクバクと血の気が引く具合の悪さに早退を決意します。緊張が高まってしまったのでしょう。
遅刻して早退。
頼んだたこ焼きは一口も食べられず、食欲どころかホテルに辿り着くことすら命がけとなりそう。
帰り道外の空気を吸いながら何度か見た光景がフラッシュバックして何とも言えない気持ちになりました。
まだ自分の中では腹を括りきれていない弱さがあり、孤独とか生きることの不安に対する恐怖があるんだな、と。
これから先、独りでも本当に生きていけるのだろうか、そんなことをちょっとだけ考えました。が考えても不毛なので考えるのはやめました。
ホテルで塩入の風呂に漬かり早く寝ましたが落ち着かず夜中に目覚めてはフラッシュバックする光景。
朝ごはんはやっとの思いで食べましたが、食欲に支障を来たすほどのショックだったようです。
京都に寄るつもりが、心臓がバクバクするので辞めて帰ることにしました。
手足の静脈がペコペコになって顔を見るとすっかり血の気が引いていてこりゃよくないなと思います。
地下鉄に乗り込むもすっかり具合が悪くベンチに座り込んでぼんやりします。
外を少し歩いてジュースを飲みながら休み休み新大阪へ。
大阪の駅の古さが不気味で、ここで火曜サスペンスごっこしたらおもしろいだろうなとか考えながら大阪を後にします。
埼玉に戻り、具合はすっかりよくなりました。樹海の怨念?がとりついていたのでしょう、きっと。
恐怖とか不安とか色んな感情が渦巻いてダウンしてしまいましたが、我々が生きる世界を、知らないで済まされない世界を、見ることができたのは良かったです。
これから行こうかなと考えている方がいたらこの機会を逃したら次見られるかわからないので行った方がいいと思います。ただ、行くなら体調を万全にしないとねねみたいになると思うので気をつけて下さい。
自己責任エリアはかなり気分が落ち込みやすくなるのでそこらへんはもちろん自己責任で。
思い出すとまた力が尽きてしまいそうなので、掟ポルシェさんのプロマイドを見て元気出しますね。では。