旅行の際どこに泊まるか。
泊まる場所で旅行が左右されると言っても過言ではないくらい宿は大切。
温泉目当てで行くなら露天風呂がいいとか貸し切り風呂がいいとかを基準に宿を選ぶ。京都や大阪、福岡などの市街地に泊まるとなるとビジネスホテルかシティホテルとなることが多い。
普段の生活ではシャワーで済ませることが多いのでホテルに泊まるときは足をゆっくり伸ばして風呂に入りたいという気持ちが強い。なので最近は大浴場があるホテルを探すようになった。
京都に行こうと決め次にホテルはどうしようかと悩みなるべく大浴場があるところ、と検索したらホテルモントレ京都にはスパがある、と出てきた。
https://www.hotelmonterey.co.jp/kyoto/stay/
https://www.hotelmonterey.co.jp/kyoto/stay/
京都駅から烏丸線で3駅、烏丸御池駅から徒歩3分ほどである。先斗町から徒歩20分くらいなので京都の夜を楽しんで酔いを冷ましがてらに歩いてくるのもいい。
ホテルモントレの近くを通る三条通という場所は京都文化博物館や1928ビル、イノダコーヒー、マリベル京都店、更に行くと六曜社に繋がるという、名店が揃うカフェ通りだ。
1928ビルのカフェ↓
1928ビルの地下へ潜入～カフェアンデパンダン～ - ここから先は私のペースで失礼いたします
マリベル京都店↓
マリベル京都本店でときめかない女子などいない - ここから先は私のペースで失礼いたします
ねねの好きが詰まったこの三条通りは熱く語ってしまうのでホテルの話からだいぶそれだが、カフェ巡りをするにもアクセスがいい、というホテルなのである。夜三条通りの建物がぼんやり照らされる様はフォトジェニックなので古い建物や西洋建築が好きな方はぜひ歩いてみてほしい。
モントレ京都の話に戻します。
ホテルの13階にスパ・トリニテがある。宿泊者やモントレの会員限定の施設だ。
1,770円で入れるのだがじゃらんなどの宿泊プランに組み込まれているのもあるのでねねはそれで予約した。ホテルにチェックイン後すぐにスパ・トリニテへ向かう。
ここ最近すっかりサウナにはまっているのでサウナがある、と知って「ここにする」と即決したのだ。シティホテルなどの大浴場でサウナがあるのは珍しいと思う。
下駄箱で靴を脱ぎ鍵をスタッフに渡すとロッカーの鍵をくれる。ロッカーは普通のスーパー銭湯よりも広々していてきれいだ。ラグジュアリーな空間て、こういうこと？と言いたくなるようなラグジュアリーさだ。フェイスタオル、バスタオル、バスローブ、館内着がたくさん用意されていて必要な分お使い下さいとある。これはうれしい。体を洗ったタオルを洗って湯上がりにそのタオルで体を拭くのが苦手なねねにはタオルが何枚かあると助かる。タオルが使えることがもうラグジュアリーだった。
スパ内の写真は撮れないのでHPより。
こんな広々としたお風呂だ。ナトリウム泉だそう。じんわりと身体が温まる。
露天風呂、ジェットバスもある。宿泊者用なのでそんなに混んでおらずゆっくり足を伸ばせる。
肝心のサウナはスチームサウナでそんなに熱くはないが十分汗をかく。もちろん水風呂もついていて「むむむ、天才！」と唸ってしまった。冷たすぎずぬるすぎず。19度くらいだろうか。サウナと水風呂を行き来し、たまに湯に浸かり身体を暖めて整う感覚を味わった。ふぁ～気持ちいぃ～～と身体がのびのびした。2時間後ほどスパで過ごし部屋に戻った。ホテルのふかふかの枕やしっかりとしたマットで気持ちよく横になった。自分の家とは違う、休むために用意された空間の贅沢さを味わい眠りについた。
新幹線で2時間ちょいの移動は30代になり堪えるようになった。疲れるし足腰にくる。変な姿勢で寝てしまい首も痛くなることがあるので翌日偏頭痛に見舞われたりする。サウナ水風呂で整えて疲れをとったら次の日がかなり楽だった。偏頭痛もなく帰りの新幹線も楽々帰れた。
旅先で整えるという感覚、移動の疲れを考えたら必要だなと思う。同一体位でいることによる疲れや長時間の揺れ、旅先という緊張。一旦リセットして次の日も元気にいられるように。
温泉旅行のときは温泉だけでいいけども、市街地に泊まるときはあえて近くの銭湯やサウナ付きのホテルに泊まろうと思った。
疲れはその日のうちにとっておこう。万全の体調で遊ぶために旅先で整えることをおすすめする。
ちなみに朝ごはん付きのプランにしたのだが、朝食会場が乙女心をくすぐりすぎていた。
もう、こんなの好きって言っちゃうじゃない。
なぜか抹茶とパン。
朝はそんなに食べられないのでこんなもんだが、パンやフルーツ、デザート、タルト、ジュース等盛りだくさんでウキウキした。
そこら辺も含めて京都でどこに泊まるかお悩みの方にホテルモントレ京都はいかが、と提案する。京都もここ数年で宿泊施設がたくさんできているのでホテル探しもひとつの楽しみだろう。
