ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

カルピス中毒

カルピスにハマってしまった。今さらとも言えるがカルピスとの付き合いは長い。物心ついたときから飲んでいる。30年以上はカルピスドリンカーだ。

昭和のカルピスは瓶で売っていた。重たくて茶色い瓶に入ったカルピスの原液。夏場はかき氷のシロップとして出してもらっていた。冬場はホットカルピスをふうふうしながら飲んだものだ。カルピスを飲むとそんな懐かしさも込み上げてノスタルジックな飲料だなと思わされる。

 

カルピスの原液が紙パックからペットボトルに変遷し、ゴミ捨ても楽になった。時代だな、と思う。期間限定の味もありカルピスはいつだっておいしい飲み物だ。ねねのイチオシは夏に出るメロン味。去年の夏は2,3本飲み干した。昔オレンジ味のカルピスがあった気もするがはっきりと覚えているわけではないのであの味をもう一度飲みたいとぼんやり思う。

 

カルピスの原液は意外と使える。

プレーンヨーグルトに入れると爽やかな甘さになりとてもおいしい。

f:id:sakamotwin:20190207221458j:image

 

この流れでいくとフレンチトーストもいけるだろう。

f:id:sakamotwin:20190207221552j:image

これはオレンジの入った食パンを、卵、牛乳、カルピスの原液に一晩つけたものだ。f:id:sakamotwin:20190207221648j:image

焼いた。

f:id:sakamotwin:20190207221700j:image

うーん、爽やかなおいしさ!なぜ今までフレンチトーストにカルピスの原液を入れなかったのか。フレンチトーストの砂糖の甘さだとこってりして量を食べられないのだが、カルピス原液ならさっぱりしていていつまででも食べられる。すごい、カルピスの原液。圧倒的うまさ。

 

こうなるとカルピスにドンはまりしてしまうのである。

ホットミルクにカルピスの原液を注いでもうまい。カルピスとたんぱく質が化合するともろもろした物体(カルピス化合物と呼ぶ)ができあがる。これがまたうまい。コップからスプーンにすくって食べるとこっくりとして爽やかなカルピスの半固形物を食べられる。カルピスプリンみたい…。夢みたい…。カルピスゼリーを作ればいいのだけど寒いから冷たいものが進まない、そんなときにホットミルクでできるカルピス化合物がなんだかほっと体に染み入るのである。

 

乳製品×カルピスはどこまで可能性を広げられるのか、R-1にカルピス原液を入れてみたが乳酸菌飽和状態なのかR-1ともカルピスとも言える味のものが出来上がりうまく混じり合わなかった。ミルミルも買ってきたのだが、乳酸菌取りすぎ問題が発生し、ねねの消化管は乳酸菌を通過させるだけの器官となったのでしばらく乳酸菌ドクターストップとする。

 

あぁ、カルピス、夏に出るカルピス蒸しパンが食べたい。カルピスはおいしい。なんであんなにおいしいのだろうか。カルピスにありがとうと言いたい。日本にはカルピスがあるじゃないか。そう思うとこの国で生きてて良かったかもと思える。