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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

2019年バレンタインの儀

今年も2月14日がやってきた。誰にでも平等に訪れる。けど誰もが平等にチョコレートをあげたりもらったりする日ではない。皆様はどうお過ごしですか?いろいろある。そりゃいろいろあるだろうよ…。

 

34歳独身女性にもバレンタインがやってきた。チョコをあげる恋人はいない。

あげる人がいなければ自分で食べればいいじゃない。

ねねの心の中のマリーアントワネットがそう言った。そうだ、チョコを買いに行こう。バレンタインの儀を執り行おう。

これはバレンタインを儀式化したねねの2019年2月14日の記録である。

 

 

例年バレンタインのチョコは各デパートの催事場を巡る。チョコを食べると吹き出物が出る傾向にあるのでチョコレートは年に数回しか買わないし月に数個摂取するのみ。本当はとても好きで毎日食べたいぐらいだ。惑わされた代償が肌荒れという魔性の食べ物である。

なのでバレンタインのチョコは好きなだけ買い、1年かけてジワジワと食べることにしている。

バレンタインシーズンでしかお目にかからない珍しいチョコや丁寧な箱にこじんまりと入れられたチョコは見ているだけで楽しい。催事場では試食のチョコをくれたりもするのでバレンタインっていいよな~と思ってしまう。

 

殿方にあげるチョコを選ぶときはパッケージからして「この人俺のこと好きなんだろうな」と思わせるようなあざといやつが好きだ。ピンクや赤のリボン、品のいい包装紙、ハートのチョコ、この3点が揃っているのがいい。ダークカラーの大人っぽいやつは美味しくても殿方にあげる用にはしない。まぁそういうあざといチョコをあげてきた結果今年も独身女性という肩書きであるのはなぜだかわからない(ここで両目から打たせ湯ばりの涙が溢れる)

 

気を取り直してチョコの話を続ける。今年は池袋西武のチョコレート・パラダイスにやってきた。
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会場は劇混みだった。だいたいいつも混んでいるので仕方ない。会場をざっくり2周してから目星のチョコをつけ様子を伺う。

 

まずはガトーフェスタハラダから。


GATEAU FESTA HARADA(ガトーフェスタ ハラダ)

あのラスクがおいしいお店である。最近チョコがけラスクがめちゃくちゃおいしいと知ったので何を選んでもおいしいだろうと判断し、シャンパンのチョコを買った。

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惹かれたら即買う、これがバレンタイン催事場のルール。あっという間に完売するものもあるのだ。

 

 

お次はプレスタのチョコ。


プレスタ(PRESTAT) チョコレート通販サイト | ダイアナ妃も愛した英国王室御用達のチョコレート


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今年はルビーチョコという新しいピンクのチョコが出回っている。あまりお見かけしないので食べてみたいという気持ちが強かった。チョコレートドリンク用のルビーチョコの粉々のやつを買った。早く味見したい。めめにもわけてあげよう。

ピンクのチョコというだけで乙女心がウキウキする。チョコの誘惑は偉大なものである。

 

 

フルコレ


FruColle(フルコレ)オンラインストア

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これはスプーンですくって食べるチョコらしい。試食したのだが、ミルクチョコとドライフルーツの酸味がとても合いおいしい。こりゃ~うまいですね、と買ってしまった。乙女心が全力の友人にあげることにする。見た目だけでなくきちんとおいしいものだとプレゼントするとき鼻高々になる。

 

 

フレデリック・ブロンディール


フレデリック・ブロンディール|株式会社 ちぼり| 洋菓子 クッキー


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これはあざとい用のチョコだ。あげるつもりはないのだけど試食したらザ・チョコ、というおいしさがあり買った。冷蔵庫に忍ばせておき、風邪とかで具合悪いときに食べる。よれよれになった心と身体に効く。このシステムは自分で自分を労ろうというシステム。ありがとうあのときの自分、と、具合悪い自分の弱り具合ではチョコを食べながら「生きるぅぅ~」と泣いてしまうのだ(ハーゲンダッツのアイスでも同様)

 

バレンタインの儀はこの弱ったときのチョコまでを含めて儀式なのだ。

あとバレンタイン当日は下着を新調する。勝負することなどないのだが、なんとなく気合いを入れるために。20代で築き上げた謎の土台がもはや立っていられないほど揺らいでいるのか強すぎる地盤なのか分からないが、チョコを買う、新しい下着をつける、の行程をふまないと気がすまない人間になった。恋人がいようがいまいがバレンタインは全力で楽しむ。それがねねのバレンタインの儀。完。

今週のお題「わたしとバレンタインデー」