ゴールデンウィーク、そろそろ終了。上質な旅のプランナーねね企画による一族大移動。
雪山を越えて亡命してきた。
亡命先は温泉。
標高が高いところに居たため雪は沢山残っていて冬に雪が積もらなかった埼玉県民はおおいにはしゃだ。
夕食はバイキング形式。
きれいにとれない。和食中華洋食。統一感は上手く出せないのがめめのスタイル。
甥っ子姪っ子がいるので少し心配だからついていくと自分の分なんてとれないよね。誰かにぶつからないか、食べ物をこぼさないか、トレーを落とさないか、上手く取れるか等々とにかく見張る作業で神経を使う。たまに手伝う。
いつもこれをこなす親御さんは本当にすごいなと思う。子育てはハードコアだ。自主性が大事、どんどん自分で色んな事をやらせよう!なんて無理ゲー。他人に厳しく他人を監視して人の事はフォローしないこどもに寛大ではない冷たい世界なのでまず先に「迷惑にならないように」と考えてしまう。なのでお手伝いは必然。
話は反れるが今回の一族大移動で電車の中で姪っ子とお喋りをしていたらずっと舌打ちをしてくるおじさんに遭遇した。態度に出してくる、攻撃してくる人もいることを体験してしまった。
こどもが嫌いな人もいるからそれは仕方がない。その人に対してもある配慮は必要だが誰かに迷惑をかけないようと恐縮し続けないといけないとなる思考は恐怖だな。
そんな中でバイキングにいたので甥っ子姪っ子が料理を取り終わった後に自分の分を取りに行くと小学生位の子が多く、ひとりで取れるかな?などと老婆心から見守ってしまった。頑張れ!カレー溢すなよ、汁物熱いから気をつけてねとなんだかオバチャンの目線で見守ってしまった。ねねは甥っ子と同じくらいの年齢の子に話しかけてしまったらしい。
バイキングだからか好きなものを“自分で”取れる楽しさがあるのかとっても楽しそうで目がキラキラしながら食べ物を取って運ぶ様は楽園かな?と言う位幸せに溢れていてめめは「平和だなぁ」と実感したのだった。
こどもが楽しそうにしている様は面白くて可愛くいなと頬が緩む。
もちろんそれまでの道中、移動で不機嫌になって親御さんを困らせたりと大変な思いをしていたはず。
でもバイキングで嬉しそうにしているこどもは平和そのもの。幸福な世界が広がっていた。
不審者と言う視点からあまり干渉は出来ないが危険じゃないか、困っていないかと言う所は見つけて何か手助けしていくのがこどもがいない生産性のない女性めめのせめてでも出来る貢献活動なのかな?
甥っ子が凍った池の氷をガシガシつついているのを見ていつか落ちてくれないかな面白いからとよぎってしまった意地悪さは申し訳ないなと反省してる。甥っ子によると氷をつついて池の水を復活させたかったそうだ。そう言う意味不明な所はやっぱり面白くて可愛い、こどもはエンターテイメントだ。