気取って生きていたいんですよ。おしゃれで明るくてチャーミングで。他人にはいいところしか見せたくないんです。ハリボテって言われても構わない。ひとたび家の中に、心の内に入ればとても見せられないものを自覚しているからそう思うのかもしれない。
ただ、ふとした瞬間にダメなところが溢れてしまい目も当てられなくなることがある。気取ってきたツケだから仕方ない。諦めて笑う。ダメカードが4枚揃ったので手の内をご覧いただこう。
トイレから慌てて出てきたとき
無人駅のトイレは怖い。だけどこれからノートイレの車両に1時間乗り込むなら…ここでトイレをすませておきたい。トイレは怖い。耐え難い尿意と失禁も怖い。それらの妥協点を探りあって出した答えは『着衣をほどほどに整え飛び出してくる』であった。モンゴルウールのレッグウォーマーは暖かい。だけどダサい。婦人は冷えに弱いので見えないところの防寒具を色々使う。見せる用じゃない、これはもはや防具だ。
旅行のときのクソダサファッション
なんでこうなっちゃったかな…
ロボトミー手術研究所からきのみきのまま飛び出してきた人だ。
手提げ袋が多いしスカーフとワンピースの季節感がおかしい。ファッションが過剰でお互いを潰そうといがみ合っている。仲良くして!お願い!
穴のあいたタイツ
靴下とか穴あくとわかりません?感覚がおかしくなるので「あ、これダメだわ」と靴を脱いで見た足です。この靴、20代のときに失恋してクソヤケで買った3万位する高い靴なんですよ。高い靴に見合わない穴あきタイツ。まあこのしゃれた靴をはくたび、いいもん買ったわと気取れるので良気取りアイテムですね。
あるもん全部着ろ!遭難してるのかお前はの装い
最悪を可視化することに成功しました。
これは真夏のワンピースでいたらめちゃくちゃ寒かったのでとりあえず手持ちの服を着込むぞって着たやつです。最悪、統一感がない、どうしたらここまで気分を害するコーディネートができるのか、なんで全部柄物?
各方面から叱責のお声を頂きそうなコーディネート。たくさん着込んでも寒かったし。全身柄物を着る時は本当によく考えたほうがいいです。ファッションは引き算が要です。このブログで学んで頂ければ幸いです。
結論
気取って生きるのって難しい。
ネオ結論
気取らない自分のことはそこそこ受け入れて折り合いをつけて生きるしかない