神保町駅からすぐのところにぱっと目を引くクラシカルな建物がある。学士会館という。
旧館は昭和3年、新館は昭和12年建造。2003年に国の有形文化財に登録されている。
現在は宿泊、レストランなど一般の人でも利用できる施設となっている。あの「倍返しだ」で有名なドラマで撮影地として利用されているので「この豪華な建物はどこだろう」をテレビを見て思われた方もいるだろう。
レトロ建築好きなので宿泊してみることにした。ホームページからオンライン予約ができるので便利である。
入る前からこの佇まい。
来るだけでワクワクしてしまう建物っていいよね。
これから泊まっちゃうよ~!
フロントで検温を済ませ、チェックイン。2020年夏現在感染症対策としてレストランでの朝食サービスは行っていないのでフロントで朝食用のクロワッサンとコーヒー、牛乳、ヨーグルトをもらう。
「わぁ朝ごはんだぁ!」なんてニコニコする。
フロント脇の階段を抜けて
長い赤絨毯の廊下を歩く。背筋がキッと伸びる。
ラウンジなのかな。
こういう窓の細工、いいよね。
レトロな洋館必須アイテムマントルピース美しいです。
レストランは遅かったので閉まっていた。
階段の奥にはオルガンが。
う~ん、惚れ惚れする階段だ。
さて今晩の宿は406号室。エレベーターで4階へ。
エレベーターを降りるとちょっとしたラウンジがある。
1階とはかわり青絨毯でそれもまた美しい。
さぁ着きましたよ。
広くて素敵な部屋です。
デスクもあるよ。
ユニットバスも清潔感あってのびのび。
クローゼットの中、見ちゃうよね。
おっ、この懐中電灯ずっとこのままでいてほしいタイプのやつだ。
アメニティもしっかりあります。
さてと、お部屋探検も終わったので夜の冒険に行きましょうか。
12時が門限なので遅くなりすぎには気をつけて。
消灯後の学士会館は真っ暗。
その暗さがなんかいい。
誰の声も足音も物音もない深夜の洋館。
また来たくなるほど魅力なんだよな。
朝の光は眩しくて
終わりの時間を帰りたくないよと駄々をこねながら過ごす。
そんなのもいいな。
さよなら、またまた来る日まで。
2020年8月訪問