昭和のおうちでしばしば見かけた籐の家具。タンスや椅子、ついたて。しなやかな曲線と優しい色味、木材とは違う不思議な家具に惹かれるものがあった。
なのでこの部屋にはどうしてもいつか行ってみたかった。籐のベッドのあるホテル港へ。
訪問すると在室でもしかしたら入れないかもと思って他の部屋へ行ったら出てきたときに空室になっており運良く入ることができた。
ガレージに車を停めて、赤い扉を開ける。
さりげなく籐が使われているお部屋。
籐のソファ。
籐のランプシェード。
浴室のすりガラス壁にそっと添えられた籐のついたて。(上からついたてるバージョン)
そして憧れの籐のベッドとついたて!
エマニエルと言うにふさわしい籐で揃えられたお部屋です!憧れを具現化したみたいなベッドルーム、丸々ほしいよ…😭(籐のベッドはわりとお高くてデザインが細かく洒落たものだと何十万するものもある)
天井はちかちかと色を変えるので見あげると楽しくなる仕掛け。
キラキラしてるのずっと見てたい pic.twitter.com/pP7NYYpGck
— さかもツインねね (@sakamotwin) 2022年4月2日
旅先の異国のようなランプシェードもこの部屋の雰囲気によく合う。
浴室のタイルの縦のラインがレトロでありつつちょっと未来っぽくもある。
エマニエル夫人はタイのバンコクが舞台とのこと。オリエンタルな雰囲気が名に相応しい。
帰りの自動精算機の聞きなれた音声に旅気分から現実に引っ張られて帰路へ。
憧れのお部屋に行けたときのほくほくとしたうれしい気持ちをトランクに詰め込んで薄暗くなり始めた静岡の街へ車を走らせた。
2022年 3月訪問