訪室して第一声が「スリッパ遠っ」だった。
こういうところが昭和ラブホのおもしろいところだと思っている。
ここは長野県にあるホテルプレジデント202号室。
ちょっとレトロなアーケードを抜けてラブホテルがあるとは思えない街並を歩き進めると現れるプレジデントの看板。
お目当てのお部屋は埋まっていたけどガッチャマンカラーのスポーツカーベッドのお部屋が空いてたのでならばここにとチェックイン。
遠めのスリッパに履き替えて廊下を進むと目が合う気がする。
このつぶらなお目々がとてもかわいい。
新幹線0系にも似てる。
はりぼてじゃない、本物志向かはタイヤを見ればわかる。
ベッドヘッドには懐かしの黒電話と多分昔のホテル名のパネル。
お布団をとってみればスタイリッシュさが増す。
スポーツカーベッドに負けず劣らず存在感をアピールしているものがある。
謎の椅子だ。
座面がブルブルするだけの謎椅子 pic.twitter.com/yWy2jrLELL
— さかもツインねね@4/1サローネ富貴 (@sakamotwin) 2023年3月25日
人智を超えてるな〜。
なんて思いながら窓を開けると
大きめの猫がいた。
旅先で猫に出会うといい旅したなという気分になる。
ちなみにこの椅子、コンセントを入れて
スイッチを入れると座面がブルブルと震える。
ラブチェアー的なものなのだろうか、正解の使い方はわからないので知っている人がいたら教えてほしい。
壁掛けのテレビの奥は浴室。
多分なのだが、この窓が透けて寝室から浴室がうっすら見えていたのではないかと思われる。女性の横顔(?)の模様が謎である。
洗面所の鏡がおしゃれで乙女心をくすぐる。
何よりこのブルーの絨毯が素敵。
近くの中華料理屋さんのメニュー表がある。出前とれるのかな。
窓を開けて日が暮れていく様をぼんやりと眺めていたい部屋だった。
西陽に照らされたスポーツカーが1日の終わりを告げる。
帰り際にフロントへ電話。久しぶりにダイヤル回したが、これもいい昭和体験。
ここへ来るのは2回目となる。
https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2022/04/03/194138
お目当てのスペースシャトルのお部屋、次回は入れるといいな。もし入られたらどんなだったか教えてくださいね🙇
2023年2月訪問