長い長い夏が終わった…(と信じたい)。
今年も暑かった。なんど暑さで死ぬかと思ったことか。夏の暑さと日差しでバテてしまう体質なので地獄のような7月〜9月だった。
もう外に出るのは諦めてほとんど家の中で過ごしているため楽しみが少ない。楽しみといえばベランダで育てている植物の成長を見守ることだ。
現在さかもベランダでは柚子の木、みかんの木、バジル、ペパーミント、沈丁花の育成に力を入れている。
実家ではモロヘイヤ、ミニトマトとひまわり(種から)を植えた。ミニトマトは管理不足のため2粒しか収穫できなかったが、モロヘイヤは勝手にメキメキ育ち背高が1メートルほどになっている。
モロヘイヤ好きの姪が喜んで食べている。
ひまわりは5輪ほど花を咲かせたので「かわい〜」と思いながら見ている。種から育てると愛着が増す。
めめちゃんがすいかを買ってきた。「JAのだからうまいはず」と意気込んでいる。JAに対する絶対的な信頼がある。食べてみたら美味しかったので種をさかもベランダのみかんの木の鉢に放ってみた。
数日後一斉に芽を出したため間引きし1本だけ育ててみることにした。
この真夏の日差しを浴びニョキニョキと伸びるスイカのつる。3週間ほどすると黄色い花を咲かせた。
「受粉すれば実をつけるかも」
と思ったが、めんどくさいのでほっといたら蝶々が来て受粉してくれたらしい。
ある日実がついていた。
さかもツイン爆笑。
そんなうまい話あるんかいなって。
ピンポン玉大のすいかが4つなり、みるみるうちに手のひら大になった。収穫のタイミングをめめちゃんが調べたところすいかの縞々が濃くなったら収穫していいとのこと。
ていねいにひっくり返したりすいかの実の下にクッション材をひいたりしてすいかの成長を待った。
日に日にすいかになっていくのがかわいい。ホームセンターで肥料を買ってきて足したり毎日の水やりをして面倒をみた。
↑みかんの木のわきから生えるすいか
↑ゴロンとなっているすいか
昨日涼しくなってきたしすいか食べる季節も終わるから思い切って収穫しようかということになった。
まぁどうせ鉢植えだし、中は真っ白のウリみたいなのができてるんじゃない?と思って、何も期待してなかった。
きゃっ…
ちゃんと赤い!
ウケる!
じゃあ食べてみようか、と口にしたところ「甘い」のである。
え、奇跡?
決してフルーツパーラーで箱入りになって売られているようなすいかのような味ではないけどスーパーに売ってるすいかくらいには美味しい。ちゃんと食べられることがまずすごいのに甘みがしっかりあるのがウケる。収穫したてなのでみずみずしいし。
手のひら大のすいかはさかもツインがあっという間に完食した。
「え〜こんなことなら来年はベランダ一面すいか育てたほうがいいな」と思った。
ちなみに実家ではかぼちゃの種を適当に植えたところ夏みかんの木を伝いデカかぼちゃが成っていた。
これは甥が収穫し持っていってしまったためどんな味になったのかは知らない。なかなかいい見てくれをしたかぼちゃだった。
来年は瓜系の育成に注力したい。
長い時間をかけて味わう楽しみをくれた夏よ
ありがとう。でも2度と来なくていいと思ってるよ。