ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

昭和ラブホ

ホテル千扇ペアフォト撮影会してきました

先日大阪京橋にあるホテル千扇にて開催されたサロン・ド・千扇のあと、ウェディングドレスを着て館内で撮影していたときのことだった。 「もしかしてホテル千扇ってロケーションフォト、フォトウェディングにも向くのではないか?」と思った。 赤い絨毯、白…

ホテル富貴102号室に潜入

この舟に乗ってどこかに導かれてみたい気もする。いや、このままラブホという沼に舟ごと沈んでもいい。少し馬鹿な空想もこの舟なら許してくれるだろう。 ここはホテル富貴102号室「舟」の部屋である。 http://www.hotelfuki.jp/index.html テレビ出演もした…

ホテルカレン512号室に潜入

スタイリッシュな車のベッドで素敵なドライブ気分、というコンセプトがあったかなかったか。 大阪には不思議なベッドのラブホテルが多いと思う。 ホテルカレンもそのひとつ。 今どきにリニューアルされつつも、おもしろい部分は引き継いでいるホテルだと思う…

ホテル富貴405号室に潜入

大阪京橋駅から少し歩くときらびやかなネオンの中にきらびやかな昭和旅行ができるホテルがある。 ホテル富貴は何度か訪問しているが来るたびに「はぁ」と歓喜のため息が出る場所だ。 ホテル富貴 今回の訪問は405号室。 前回訪問した406号室の隣である。 ホテ…

スカイラーク15号室に潜入

空が大きく広がるだけの世界にぽつんと小さなお城があった。 城の名はスカイラーク、北海道にあるラブホテルである。 全6室の小さなホテル。道中は街灯もない緩やかな道がひたすら続き他に走る車もなかったので本当にここにホテルがあるのかと不安になった。…

ホテル富貴306号室に潜入

気持ちが重ための女なので好きなものや場所には重たいと言われそうなほど好きになってしまうことがある。 ホテル富貴もその1つで何度訪れても毎度好きが溢れて目が輝いてしまう。暗い話題が多いこのご時世にあいも変わらず輝き、かじかんだ心をそっとほぐし…

北の大地が仕掛けてくる 4日目最終日

稚内の朝は完全に冬だった。曇り空に小雨が混じり石油ストーブのかおりが漂う。 食堂に下り朝食をとる。今日の午後には飛行機に乗って東京に帰るので荷造りをしっかりする。こちらは10℃くらいしかないのに東京は25℃近くになるという。ダウンコートの下は半袖…

北の大地が仕掛けてくる 3日目

北海道の旅も折り返し地点。 3日目は稚内までの長距離ドライブ。普段そんなに車を運転しない身としては朝から緊張感に包まれていた。 昨日と同じようにラブホに泊まった那部さんを迎えに行き、いよいよ出発である。 〚ちょっと稚内まで〛 ざっと170㌔はある…

北の大地が仕掛けてくる 2日目

朝起きると薄ら曇の空だった。どんよりとはまた違う、水曜どうでしょうでノルウェーあたりを走っていた時期にやっていたフィヨルドの恋人のときのような色で北国に来たという実感が湧いてきた。 朝食会場に塩辛があったのでそれでもりもりご飯を食べ支度する…

北の大地が仕掛けてくる 1日目

言葉にすると叶うこともあるというのならこの旅はまるでそれだった。 私は最北端の土地に興味があった。暖かい気候の地域の陽気さより、寒い地域の気を張って生きないと自然に負けてしまうあのシンとした空気に寂しさとたくましさが入り混じった雰囲気が好き…

ホテルふじ201号室に潜入

北へ北へと車を走らせ日本海が見えてくる頃に突然現れる最果て地のホテルふじ。 ホテル ふじ (フジ)|北海道 稚内市|ハッピーホテル カーナビで目的地と設定しないと気づかないような静かな場所にある。日本海を目の前に佇み、船がホテル前にあるのになんの…

赤い風船103号室に潜入

クリスマスに天の川が流れるとしたらきっとこんな色だと思う。そんなイルミネーションのお部屋、ホテル赤い風船103号室。 https://happyhotel.jp/hotels/600362 HPでは赤い風船怪盗ルビーと出てくるのが、道を挟んで赤い風船と怪盗ルビーにわかれている戸建…

翁美家旅館に潜入

2022年夏も駒込の江戸駒や錦糸町の明日香村が閉業という知らせを聞き、古き良き空間のひとつの時代の終わりに立ち会っているのだと寂しさと焦燥感で頭がごちゃごちゃになった。できれば形そのまま残ってほしいものだが時代の流れを考えれば難しいことくらい…

ホテル湖城閉業に寄せて

三重県の桑名に湖城というラブホテルがあった。2022年1月に閉業の知らせがありTwitterでは昭和ラブホが好きな人たちが困惑していた。 私も閉業前に一目見たいと思っていたのだが都合がつかず途方にくれていた。詳細は省くが縁あって閉業後解体前の湖城を見せ…

ホテル Q&P 208号室に潜入

大きな声では言えないが、独り占めしたい遊び場というのがある。誰の目にも触れずに気の済むまで遊びたい。大人なのでその願望を忘れたふりして生きていけるけど大人だからこそたまには羽目を外したほうがいい。メリーゴーランドに乗ってしばらくはしゃいで…

ホテル Q&P 308号室に潜入

ラブホテルにメリーゴーランドがあって、しかもそれが馬ではなくイルカとシャチとなれば一目拝んでみたいというのがオタク心。新幹線に飛び乗り大阪十三のホテルQ&Pへ。 ホテル Q&P (キューアンドピー)|大阪府 大阪市淀川区|ハッピーホテル 公式ラインがあ…

ホテルリープハーバー枚方413号室に潜入

昭和ラブホテルを巡る前までラブホテルと言えば大きめのベッドと2人がけのソファー、ちょっとしたテーブルがあって、それにスロットマシンやマッサージチェアを置いたらぎゅうぎゅうなシンプルなお部屋というイメージだった。 なのでこの数年広いお部屋や凝…

ルームイン舞202号室に潜入

しとしとと雨が降るラブホ街はいつもより静かで雨宿りをしたい気持ちが2人の背中をそっと押している気がする。 ここは大阪京橋、ルームイン舞。 ホテル舞なのかルームイン舞なのか本名がどちらでも道行くカップルにはきっと「舞」で通じるだろう。 ルームイ…

ホテルプリンセス(焼津) 18号室に潜入

海沿いの静かな国道を車で走り抜けると白いお城のようなホテルがある。 プリンセスという名のホテルは何件かあるが、今回の訪問は静岡県焼津市のホテルプリンセスです。 プリンセス 個性的なお部屋が揃うこのホテルでどの部屋に入るか決めるのはけっこう悩ん…

ホテル千扇105号室に潜入

ホテル富貴の近くにこれまた昭和の雰囲気を色濃く残したホテル千扇という場所がある。 ホテル千扇 営業日は土曜日の13時~18時。時間が合わずなかなか訪問できずにいたが今回の大阪アタックで時間がとれたので訪問した。 招き猫に招かれて赤い絨毯の階段に惚…

ホテル富貴406 英国に潜入

人世のうちでどうしても1度は見ておきたいという特別な想いを寄せている場所はいくつかあり、大阪にあるホテル富貴の406号室 英国 はその1つであった。 ホテル富貴 今回訪問するとたまたま406がもう少しで清掃が終わるとのことで運よく入室することができ感…

ホテルプリンセス(焼津) 23号室に潜入

もしもドラムが叩けたら 思いのすべてを歌にして 君に伝えることだろう とは言わないな。ドラムだもん。激しく大胆に。ピアノが弾けたら歌にするかもしれないけどドラムを叩く力強さで強引に唇を奪ってほしい。 急に何をいいだしたのかなと不振がられるのも…

ホテルシルクロード 102号室に潜入

メルヘンという部屋とファンタジーという部屋が目につきどちらにしようか悩んだとき迷わずメルヘンを選んだのは乙女心からかもしれない。 吸い寄せられて訪問したホテルシルクロード102号室。 駐車場と場内の道がやや狭めなので駐車するときはご注意を。 白…

ホテル港 エマニエルに潜入

昭和のおうちでしばしば見かけた籐の家具。タンスや椅子、ついたて。しなやかな曲線と優しい色味、木材とは違う不思議な家具に惹かれるものがあった。 なのでこの部屋にはどうしてもいつか行ってみたかった。籐のベッドのあるホテル港へ。 訪問すると在室で…

ホテルプレジデント207号室に潜入

ロールス・ロイス見たことある?と聞かれたら「ある」と答えられるようになると思う。そんな摩訶不思議なお部屋がある。 信じてもらえなくてもいい、見た人にだけわかればいいことなので。 そこそこの数のラブホ訪問をするうちに色んなベッドに出会い、車の…

ホテルプレジデント206号室に潜入

そこは燃えるような赤い部屋だった。 この令和の時代にこんなにも純度の高いギラギラとした昭和ラブホがあるのは奇跡みたいなものである。 のぼりがはためくホテルの外観。 こういうふうに営業していることをアピールされるとほっとする。 ラブホお得意のビ…

ホテル ザ・ウェーブ 408号室に潜入

生きていれば憧れのひとつやふたつあって、乙女心が大きく育った私としては『猫足のバスタブ』に非常に強い憧れがあったのです。 だから本物を目の当たりにしたとき喜びやらうれしさやら、言葉で表すのには難しいものが心の奥底から込み上げてきました。 見…

ホテル豊107号室に潜入

扉をあけて予想だにしなかった水色の世界がそこにはあった。 茨城県那珂市にあるホテル豊である。 のんびりとした時間が流れる景色にあるガレージ式の昭和ラブホで、ハッピーホテルというラブホテル検索サイトに部屋写真が載っているという昭和ラブホとして…

ホテルロマンス3号室に潜入

その階段を上りきったとき思わず「あっ」と声が漏れた。 浴室と寝室の境の明るい窓にロマンスと彩られた装飾に「ここ、好き」と一目惚れのような気持ちにさせれれたのだ。 部屋自体は比較的シンプルながらも至るところにホテルの人の優しさを感じる。 かわい…

シルクロード15号室に潜入

令和と昭和の文化交易路のような、シルクロードという名にふさわしいホテルだった。 らくだ模様のサンシェードをくぐって扉を開ける。扉の装飾の色合いは後々効いてくる。 ちょっとだけ急な階段を登る。 扉を何個も開ける楽しさがある。 廊下を少し進むとベ…