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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

桃色の肉を作る~自由を研究するシリーズ~

こんばんは、ねね(姉)です。

ねねはずっと桃色の肉を食べたいと求め続けているのです。
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これな。

これは小林銅蟲先生が作った肉でトークイベントで食べたやつです。

※こちらのブログを書いている人
パル

 

この肉の概念を覆した柔らかくておいしい肉を食べた瞬間から、この肉をねねのモノにしたいという欲望がふつふつ沸いて何度か超長時間低温調理をしているのですが、なかなかグッとくる肉ができません。


超長時間低温調理~牛ブロック肉でローストビーフを作る~ - ここから先は私のペースで失礼いたします

 

保温の仕方に問題があるのかもしれないと思ったとき、Twitterで炊飯器や発泡スチロールを使ってみてはというアドバイスを頂きました。

炊飯器は置く場所がないので買う予定がないのですが、発泡スチロールなら買ってもいいかと探し続け昨日やっと見つけたので発泡スチロールでれっつ肉塊ぱーりぃ!してみました。

 単身アパートの激狭キッチンのわずかなスペースにミラクルフィット。

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 いやほんと単身脱して広いキッチンに住まわせてくれぃ。誰か!お願い!

 

あ、いつものアレです。発作発作。独身やめたい発作。大丈夫です。

 

平静をとりもどしたら60℃の湯を張ります。

開始です。(夜7時)

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ジップロックに肉を入れて塩を振り
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湯の中に入れます。
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だいたい1時間で5℃程下がり、それ以降は緩やかに50℃~55℃をキープしていたのでたまに湯を足しました。
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途中灰汁が出てくるのでジップロックを変えたりしました。
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結構出るの。

 

0時に就寝、あとは夜中目が覚めたら湯加減を見るというのをやります。

 

3時、目が覚めて湯温は53℃程、湯を沸かして入れます。こんなに湯を沸かし続けるの昔の産婆かよと思いながらやります。

 

8時、目が覚めて湯温は50℃をきりそう。湯を足します。
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代わりばえのしない肉塊です。

 

午後2時、いよいよ超長時間低温調理終了。

19時間におよぶ保温をされた肉塊は果たしてどうなったのか!?


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これな。
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これな。
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こーしてな。
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 ほら、桃色!
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照り焼き風にしたい。
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じょばじょば。
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さっとからめて
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茶色くしちゃった。。

 

完成です。
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桃色の肉、いただきましょう。

 

これ豚ロースなんですが、まだなんとなくかたさが残ります。んー。脂身が噛んだときに残る感じが気になるのかな。おいしいのだけど、まだ100点ではない。65点くらいかな。微妙。良くもなく悪くもなく。

 

ヒレ肉は全体的にまだ柔らかさがあるのでヒレ肉の方が超長時間低温調理に向いているのかもしれません。むしろ圧力鍋で時間をかけてやった方がうまいかも。

 

次回は圧力鍋が登場するかもしれません。しないかもしれませんが。

 

超長時間低温調理。

なんという難儀なことよ。

難儀だからおもしろいし、大人の自由研究感があるから好きでやっているんですけども。

そうしてねねはまだ完成に届かず湯を沸かし自由を研究し続けるのです。では。また。