さかもツインは走った。目的は健康の為だ。夜の冷える空気のなかフアハァとしながら走る。15分位の短時間だが身体がポクポクしてリフレッシュした。
帰り道に近くのねこねこスポットを探索したのだが誰もいない。ねこちゃんだれもいないねと他のねこねこスポットに行く途中うにゃちゃんと勝手に命名して可愛がっている大きなおすねこに遭遇したのだ。街路樹のふもとで座っているのでねねとなんども「うにゃちゃーんこっちおいでー」などと読んでみる。
動かないうにゃちゃん。うにゃちゃんと呼ぶさかもツインは異変に気づく。
うにゃちゃん、お尻が浮いている。「うんちしてない?」うにゃちゃんは排泄中だった。
ごめんね排泄中に失礼しました。程なくうにゃちゃんは土をざっざっとかけてこちらにやってきた。大きい立派なねこうにゃちゃん、スッキリしたのかいつもより人懐こくいつもより沢山甘えてきた。ねこの毛だらけになるほどうにゃちゃんはズンリズンリしてきたので沢山撫でた。だっこしようとしたらそれはダメで逃げられたけども。大きいねこは可愛い。うにゃちゃんは可愛い。うんちの邪魔してごめんよ。また遊ぼうね。