ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

新越谷整体センターとねね

冬はどうしても寒いので体が縮こまります。

寒がりで動きたくながりのねねは基本ストーブの前でじーっとしています。


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動かないでいいように身の回りに物を置きまくるスタイル。


仕事の時は動きますが、基本覗き込むスタイルなので、どうしても猫背になりがち。

なので、首肩、更には腰が凝るのです。

2週間に1度はマッサージに行くよう心がけています。

ねねのマッサージ店選びの基本は

上手(これは基本ですね)
予約不要(行きたいと思った時が行きたいから)
混んでない(30分くらいなら待ちます)

この3点がそろうことです。

予約してその時間に行けなくてキャンセル、など都度電話をかけるのは面倒くさいのです。

以前は東京八重洲口の某カイロに通っていましたが、こちらの先生、どんどん闇が大きくなり怖くなって通うのをやめました。

アシスタントがすぐ辞め、ついには1人でまわし始め、観葉植物をやたらと置き、電磁波が悪いからと携帯電話禁止、電気まで薄暗くする始末。


そこからまた新しい行きつけのマッサージ屋さん探しです。

乗り換えの駅に
新越谷整体センターという所があり、試しに入ってみると、ねねの3要件を満たしており、行きつけになりました。


雑居ビルの4階。看板が光りすぎて見えにくい
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ランプがついてる時は営業中とのことです。

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自宅兼施術室のようで、インターホンをおして勝手に入ると、ふくよか中国人マッサージ師さん(以後 師 と呼ぶ)がたいてい何か食べています。

にんじんをボールいっぱいに切り刻んでる日もあれば、さっとに何かを隠される日もあります。

今日は何か麺類のようなものと、骨?みたいなのが山盛りにテーブルにありました。


たいてい誰もいないのですぐマッサージをしてくれます。


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まずはうつ伏せから入りますが、師は背中をバキバキバキィと鳴らしにかかってきます。

これやってもらうとすっきりするので、たいていこの時点で満足です。

「今日はどこツライ?」
と聞かれ、「腰」と言ったのがいけなかったのか、、

強もみのスイッチが入ってしまったよう。

「ここ、女の子の腰痛に効くヤツね!」

やだ(´∀`*)女の子?まだ女の子OK?

なんて浮かれた瞬間、
ゴリュゥゥゥと仙骨をおされました。


ちょちょ、師!!
師ィィーー、あんたの腕の骨とねねの仙骨がぁ、
骨と骨がぶつかりあってるゥゥーーー
骨膜にひびくっ
骨膜にひびくっっ

悶絶の痛み

はすぅーはすぅーと息も絶え絶え。

人間骨の痛みには弱いのです。

師がこの強さでやると決めた以上、ねねはそれに従うのみ。

痛い、などとは決して言わないよう心がけているのです。

はすぅーはすぅー

もうねねは降参しました。
骨比べではねねは勝てません。

師よ、勝ちは紛れもなく師のものです。
だから、だから、だから、
そんなに骨膜を押さないで。。

ふと、師が力を弛めると、

スっっと腰が楽に。

あらまー、腰痛すっきりしちゃいました。

師すごい!

黙って師について行けってことですね。

OK了解。

ねね頑張る!


などと思っていた矢先、首根っこを遠慮なく押される。

ヤバイ


これは

......

ヤバイ

......


師、ねねの首根っこひねり潰す気や!

師が秘孔みたいなの突いて、ねねんこと、ひねり潰す気や!

全身キューゥっとなり、手足が震えます。
悪寒にも似たような血圧が一気に下がるような強い痛みからの生存危機。

何年か前に夜中にお腹が痛くなって、我慢しても我慢出来なくて、めめを起こし救急車をよんでもらった時のよう。

結局この腹痛については原因が分からず、勤め先の病院に搬送されている途中で腹痛は和らぎ、でも救急車乗ってきちゃったからお腹痛いふりして注射打ってもらって帰宅したあの時みたいな痛み。

あの時めめには迷惑をかけたのです。
すごい嫌そうだけど心配しためめの顔と、「あんた口臭いよ」って言われたことは忘れないです。
歯磨きしてから救急車に乗るべきだったかもしれない。

万が一またこのような事態に遭遇するようであれば、冷や汗をかきながら歯をみがきます。

あのときのめめと腹痛のねねを運んでくれた救急隊員達には一生感謝です。



話は戻りまして
悶絶の、首おし。

口からヨダレがたれそう!
だけど、すする余裕もないって。

枕元のタオルがそっと吸水してくれたので、そこはよかった、危ないところでした。


師が力いっぱい、フスゥーーと押してくるとどこからともなく八角・五香粉のかほりがする。

師いぃーー
てめぇさっきぼりぼり食ってた骨、八角とかで美味しく味付けしたんやろ。
香らすなっ!

ちょっと中華なスパイシーな匂いに包まれ

ちゅうごくー
よん
せん
ちゅうごくー
よんせん
ちゅうごくー
よーんせーーん
ちゅーごーく
よん...せん...ねんの...
れ...き...し...

ねねは痛みに負けそうです。

痛いって言おうか...
いえば...らくに...なる...


言おうか...




そこに

運良く 

電話がかかってきました。

救いの手ーー。。

「はいもしもしー、うんうん、大丈夫大丈夫ーうん、多分いるよ、はーい」


助かった...

救急車呼ばなくてすんだ。


おぃー師よ!
電話雑ね。

でもこの電話のお陰で命拾いしました。

師は次の押しタイムに行ったので本当に助かりました。

ただ、この悶絶首おし、効果すごく、首が一気にすっきりしたのです。

のびたぁー、首伸びました!

師すごいです。

秘孔仙人。

さすが中国四千年の歴史(キリリ)

中国人のマッサージ師さんのいいところは、ピンポイントでほぐしてくれるところ。

ここが辛くてー、こういう姿勢が多くてー、等の説明が要らないのです。

「今日来て正解ネ!明日だったら猫背にナッチャウヨ」と労いの言葉をかけてくれて本日終了です。

50分、3,280円。(消費税込)
安いのです。

効く上安いから通うのです。

ねねは帰り際、師の机の上の怪しげな麺類(もう伸びきっているだろう)をふと横目で見、ありがとうございましたーと元気よく師の家をさりました。

師のほぐし効果抜群すぎて、翌日嘔吐からの発熱があったこともあるので今日は早めに休みたいと思います。

ではまた。